再婚しても元夫・家族に子どもを会わせる?本音は「面白くない」だけど…

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2023-12-25 06:00
投稿日:2023-12-25 06:00

子どもが会いたきゃ会えばいいのスタンス

 一方で、離婚後絶対に元夫・家族と絶対に会わせない方もいるのではないでしょうか?

 たしかに、会わせたくない気持ちもよく分かります。相手と何かしら一緒に居られないほどの理由で離婚したわけですし、そう考えるのは当たり前のことでしょう。

 ただ、持論としては「子どもが会いたきゃ会えばいい」。離婚はしたけれど、子どもたちにとってのパパは元夫であり、祖母や叔母であることも覆せない事実です。

 子ども自身が「会いたい」と思うなら私にそれを止める権利はありません。逆に「会いたくない」と思うのなら絶対に会わせません。

 もちろん会わせることで子どもに悪影響を及ぼすなら話は別ですが、子どもの意志を尊重してあげるのも親としての責任なのかなと感じています。

離婚した負い目も…

 あとは離婚した負い目からくる罪悪感がほんの少し。「幸せな家庭を築けなくてごめんね」という後悔があるのかもしれません。

 元夫・家族と「会わせる」「会わせない」に正解はありませんが、私の基準は「子どもたちの気持ち」を優先すること。私の個人的な感情で子どもたちと元夫・家族との縁を切ってはいけないなと思うのです。

でもやっぱり複雑なのが本音

 そうは言っても、子どもたちが元夫・家族と会うのは「面白くない!」と思ってしまうのが本音。

 特に、現夫のひでまるも口では「いいんじゃない?」なんて言ってはいますが、面会の日は少し不機嫌になります。

 子どもたちが帰ってきてお土産話に花を咲かせていると自室に引っ込むのは、きっと話を聞きたくないのが理由でしょう(笑)。

 一方で、そんな複雑な気持ちになるのは父親としての自覚がある証拠なのかもしれません。そんな様子に少し微笑ましく思っているのはここだけの秘密です(笑)。

 これから子どもたちが大きくなるにつれて、元夫・家族との関わり方も変わっていくでしょう。そのときに、私のつまらない感情であらゆる可能性を潰してしまいたくない。

 なにより子どもたちの喜ぶ姿を見ると、複雑な気持ちより優先すべきは2人の笑顔だなと感じるのでした。

 この選択が間違っていたのかどうか、いつか子どもたちの口から答えを聞いてみるのが楽しみです。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


任期中に【18万円】の最低保証!シンママ生活応援プロジェクト
 ただいま、『コクハクリーダーズ』2期生を、絶賛募集中!  今回は「シングルマザー応援企画」。シングルマザーであれ...
2024-05-15 11:40 ライフスタイル
花の値段も上がる一方だが、買いに来る女は必ずしもお金持ちとは限らない
 連日連夜「これも値上がりかぁ」と悶々としております。大好きなお菓子や菓子パンのサイズや個数が減っているのを確認するたび...
在宅ワークの暇つぶしも恋バナに限る。独女、久しぶりの胸アツ実況中継
 コロナ禍で、一気に在宅ワークをする人が増えましたよね。でも会社にいる時とは違い、雑談や電話などの雑務も減るため、在宅ワ...
【常勝無敗】ビールしか勝たん!飲み会好きな40女の太らないルール3本柱
 嬉しいことに最近飲みのお誘いが増えております。コロナ禍のあの日々はいったい何だったんだ…というくらい。とはいえ、気にな...
これヒットだわ…薄い・軽い・便利!40女を身軽にするU-1000円“神”3品
「薄型」で「便利」の2つが揃ったアイテムは、自宅だけでなく、出張や旅行でも活躍間違いなし…!  40代になると、出かけ...
職場の「かまってちゃんおばさん」対処法 波風立てずに断るひと言がある
 どの職場にもほぼいる「かまってちゃんおばさん」。忙しい仕事中に「かまって」アピールされたり雑談で引き止められたりすると...
自分が負け組だと実感する6つの瞬間 凹む5秒前に唱えて欲しい魔法の言葉
「私って、もしかして負け組…?」ふとしたときに、こう感じたことがある女性は多いのではないでしょうか。今回は、負け組を実感...
夫と大喧嘩!発熱の娘に家事させるか、フツー。モヤる私はおかしいのか
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
モデルになる運命にゃ♡ 「黒一点」のヒロイン系“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
春が覆いかぶる道
 春が覆いかぶさってくるような道を、ゆっくりと歩きながら空気を胸いーっぱいに吸い込んでみる。  どう? 少しはラク...
女偏のムズイ漢字3語「好々爺 不如意 嫋やか」確実に読んで書けるように
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
交際1年の彼氏が「俺たち付き合ってた?ヤバ笑笑」って…もう人間不信!
 あなたには、信じていた人に裏切られたり傷つけられたりした経験があるでしょうか? 今回は、女性が人間不信に陥ったLINE...
ほっこり癒し漫画/第73回「ヘルプみーこ」(前編)
【連載第73回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
本当に100歳まで生きたいの?自分の“賞味期間”を延ばすキャラ設定の極意
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
29歳女が結婚相談所で悟る“普通”の定義 最後の最後に選ぶべき男は誰?
 結婚を望み、婚活に励む萌香。週末はいつも東京駅周辺のホテルラウンジでお見合いに臨んでいる。だが、なかなかピンとくる男性...
東京駅に現れた“普通の男”に絶句。ハイスぺ男にはお預け喰らい…Wの不発
 結婚を望み、婚活に励む萌香。週末はいつも東京駅周辺のホテルラウンジでお見合いに臨んでいる。だが、なかなかピンとくる男性...