シャワー中に財布ごとドロン…26歳パパ活女子を襲った悲劇

中山美里 作家
更新日:2024-02-27 06:00
投稿日:2024-02-27 06:00

【詩織さん 26歳・派遣社員のケース】

 今回ご登場いただいたパパ活女子の詩織ちゃん、最近とんでもないアクシデントに見舞われたそう。

「ネットの掲示板でパパ探ししてたんですね。そしたら1回5万円くれるって人とつながってラブホでエッチしたんだけど…」

 詩織ちゃん、イマドキにしては羽振りのいい40代のパパを逃がすまいと大サービス。

 キスでは自ら舌を絡め、パパの乳首が敏感だと分かれば念入りにネロネロし、リクエストにお応えしてアナルなめまで披露したそう。ところが…!

財布と一緒にバックレ

「終わった後、私がシャワーを浴びてる間に、財布と一緒にオッサンが消えたんですよ!」

 さらに、そんなヤリ逃げ窃盗犯がホテル代を払って出てくるはずもなく! 

「ホテルに事情を説明して、身分証代わりにスマホを置いて家に帰って。あ、交通費も借りましたよ、ホテルから。

 で、カード会社に電話して利用停止の手続きしてからホテルに戻って支払いして」

 で、財布に入れてた免許証は…警察でパパ活中に被害に遭ったとは言いづらく紛失届を出したそう。

身分証必須のマチアプへ

「それからは、身分証を提示しなくちゃ登録できないマッチングアプリを使ってます」

 と言う詩織ちゃん。そう、彼女が使っていたのはネットの無料掲示板。これ、身元を明かさずに使えちゃうから、悪だくみに利用するやからが後を絶たないのよね。

 とはいえ昨今は、ネットだから匿名が保たれるとは限らない時代。

 ネット上の誹謗中傷やイジメ問題も含め、被害者が訴え出ればサイト運営側に情報開示請求が出され、身元は特定されてしまうもの。

 よからぬことを考える連中が少しでも減ればいいのだけれど…。

中山美里
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作家
1977年、東京都出身。フリーライター。数多くの援交女子や風俗嬢をインタビュー。著書に「漂流遊女」や「高齢者風俗嬢」。2019年2月に出版した「副業愛人」(徳間書店)はテレビなどでも大きな話題になっている。

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