中島健人まさかの大炎上 熱愛報道時の“友人の1人”発言が矛盾ではない訳

堺屋大地 コラムニスト・ライター・カウンセラー
更新日:2024-02-24 14:24
投稿日:2024-02-17 06:00

松本人志いわく、「矛盾」ではなく「成長」

ケンティ―だもの(C)日刊ゲンダイ
ケンティ―だもの (C)日刊ゲンダイ

 かの松本人志さんも、かつての自分の発言との矛盾をツッコまれた過去がありました。

 1994年の松本さんの著書『遺書』では、結婚したり家族を持ったりすることを真っ向否定していましたし、40歳ぐらいで引退するとも発言していました。が、彼が結婚して授かった子を溺愛し、60歳になっても現役を続けていたのは御存じのとおり。また、かつて映画は撮らないと明言していましたが、映画監督として4作品も発表しています。

 松本さんは、かつての発言との矛盾について、2014年のテレビ出演時に「人間って成長していく生き物ですからね。考え方とかはどんどん変わっていっていい方向にいく」と持論を展開していたのです。

 松本さんいわく、前と言っていることややっていることが変わっているのは、「矛盾」ではなく「成長」だというわけですが、このロジックにケンティー様の言動を当てはめると、圧倒的なスピードで成長したにすぎないことがわかるでしょう。

“価値観アップデート”の天才

 一般人の感覚では、ついこの間、男女の友情は成立しないと断言していたのに、熱愛報道の相手を友人だとコメントしたのは、めちゃくちゃ矛盾しているし、ただの苦しい言い訳に聞こえるのも無理はありません。

 けれどそれは、“価値観アップデート”の天才であるケンティー様の成長スピードに、凡人な我々大衆がついていけていなかっただけ。

『グータンヌーボ2』の収録が昨年12月だったと仮定しても、たった1カ月ほどで真逆の考え方になっているわけですが、これは矛盾していると非難されるべきことではなく、“価値観アップデート”のプロフェッショナルとして称賛されるべきことだったのです。

 今後もケンティー様は「ダブスタ」、「二枚舌」、「軸ブレブレ」、「キャラ崩壊」、「前言撤回男」なんて批判にも負けず、“価値観アップデート”のスピード感をどんどん早めていってくれるのではないでしょうか。

堺屋大地
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は「日刊SPA!」(扶桑社)、「smartFLASH」(光文社)にてコラムを連載中。そのほか「現代ビジネス」(講談社)、「文春オンライン」(文藝春秋)、「集英社オンライン」(集英社)、「女子SPA!」(扶桑社)などにもコラムを寄稿。LINE公式サービスにてチャット相談を受け付けており、恋愛カウンセラーとして年間1000件以上の相談を受けている。
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