運気ダウンの恐れあり! 40代以降は「買わないほうがいいコスメ」3カ条

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-03-05 06:00
投稿日:2024-03-05 06:00
 40代、50代と年齢を重ね「アラフォー」から「アラフィフ」と呼ばれる過渡期に差しかかってくると、肌状態や顔の印象が若かりし頃とはガラリと変わった自分に驚くこともありませんか?
 加齢は仕方のないことだけれど、メイクをするにあたっては、少しでも自分のテンションが上がる仕上がりを求めていきたいところ。
 そこで、自身もアラフィフに差しかかっている時短美容家の並木まきが、40代、50代が「買わないほうがいい」コスメについて、お話します。

コスメは自意識向上のために使うべし!

 せっかくコスメを買うならば、自分の意識を高めるため、つまり自己肯定感を高めるツールとして使っていきたいもの。

 だからこそ、せっかくメイクをしてもテンションが上がりにくいコスメは買うべきではない! とも言えます。

 そんな視点から、私が40代や50代にはおすすめしないコスメを3つ、ピックアップしました。

【買わないほうがいいコスメ1】肌色補正をしない化粧下地

 化粧下地は肌をなめらかに見せ、ファンデーションの仕上がりもUPするとあって、アラフォーを超えたらマストアイテムとして毎日活用したいところ。

 そして肌色にムラが出たり、くすみによって沈んで見えたりしやすい年代になったら、下地による顔色補正もマストです。

 だからこそ、肌色の補正効果がない化粧下地は大人女性のテンションを上げにくく、UV対策などの機能性はあったとしても自己肯定感が上がりにくい存在なため、あえて今回は「買わないほうがいい」と言い切ります。

 クリアカラー、つまり透明の化粧下地だけでなく、白っぽいだけの化粧下地も要注意です。
 
 40代、50代の自己肯定感が上がりやすい化粧下地は、薄めのロゼカラーといった「補正しすぎずに、透明感を上げる色み」がおすすめ。

 ファンデーションの前に塗るだけで丁寧なスキンケアをしたのと同等以上の美肌仕上げによって肯定感も爆上がりです!

【買わないほうがいいコスメ2】色を混ぜにくいアイシャドウ

 プチプラでも高価格帯でも、アイシャドウパレットにセットされている色同士を混ぜにくいパレットは、40代・50代の自己肯定感を上げにくいコスメです。

 その理由として、まぶたにくすみやたるみが出やすいだけでなく、小ジワも増えてくる年代のアイメイクでは、美しいグラデーションの仕上がりはマスト。

 だからこそ「混ぜたときに美しい」は、メイクで自己肯定感を上げるには不可欠な要素というわけですね。

 それにくわえて、その日の顔色に合わせて絶妙にアイシャドウの色を調整できるほど、自己肯定感の高いアイメイクにつながります。

 だからこそセットされている色を混ぜたときに、美しい色合いにならないアイシャドウパレットは、大人世代ほど使い勝手が悪い存在。こちらも「買わないほうがいいコスメ」に認定します。

 混ぜやすさや混ぜたときの発色具合は、価格帯にはあまり関係ないので、購入前の丁寧なお試しが、失敗しないコツです!

【買わないほうがいいコスメ3】落ち方が汚い口紅

 口紅の実力は、塗った直後もさることながら、時間が経過したときにも現れます。

 特に40代や50代といった大人世代では、口もとに不潔感があると周囲への印象も即座にダダ下がりになるだけに「落ち方」も侮れません。

 塗った直後はキレイでも、落ちたときに縦ジワが目立ったり、唇からはみ出してヨレやすかったりといった口紅は絶対にNG! 

 マスクを外した途端に、口もとに不潔感が集中してしまう事態にもなりかねません。

 口もとの印象が悪いと鏡を見たときの自己肯定感も下がりやすいので、色落ちは仕方ないにせよ、時間が経ったときに見苦しくない落ち方をするリップを選んでいきましょう。

おわりに

 自己肯定感を高める意識は、年齢を重ねるほどに重要視しておくに越したことはありません。

 40代や50代は、ただでさえ自分の姿が老いていくことを否が応でも受け入れなくてはいけない年代。そのため、メイクによって自分を上げていく心がけは、思っている以上に大切です。

 自己肯定感が下がると、行動や態度にも現れがちなだけに、ひいては自ら運気を下げてしまう行動にもつながりかねません。

 せっかくなら、テンションが上がるメイクを叶えられるコスメを選んでいきましょう!

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


夫が求めても無理!倦怠感をなくす更年期の心得~専門家監修
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「写真が苦手」を克服!デジタル時代を生き抜くちょい盛りメイク術
 デジタルが進化した今の時代、写真撮影はとても身近になっています。でも中には、「いつも写真写りが悪い」「顔に自信がないか...
“垂れ乳”は断固拒否! 簡単バストケアで40代でもふっくら美胸をキープ
 40代頃からだんだん、バストのハリが弱くなってきたと感じる人が増えてくるとか……。このまま50代になり、しょぼしょぼに...
加齢たるたるのあるある<2>お尻の下のそれはマイナーな悩み
 書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんのこじらせ...
輪郭すっきりで5歳若見え! 超簡単セルフ小顔マッサージ4選
 40代になると、だんだん顔がふっくらしてきたり、たるみが目立ってきたりと、フェイスラインの変化を実感しはじめますよね。...
美容オイルで保湿!アラフォーで凄さを実感、ガチ使い3品♡
 30代半ばまで肌のハリを気にしたことがなかったのですが、最近気になりだしました……。そこで乳液をオイルに変えたところ、...
疲れやすい、眠りにくい!“幸せホルモン”不足を解消するには
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
巨乳女子の攻防戦「今絶対見てたよね?」胸が大きいあるある
「胸が大きくて羨ましい」と言われるたびに、「いやいや結構ツラいんだよ」とため息をつく巨乳女子も多いはず。「大きな胸は男を...
プチプラ服ですが何か? 40代女性向け“高見え”のコツ6カ条
 40代を過ぎると「もう40代なんだから、プチプラ服は卒業しようかな」と思ってしまう人もいますよね。でも、できれば節約し...
40代女性は髪まで悩みだらけ ツヤサラ髪を取り戻すケア3選!
 女性にとって、髪は命とも言われるほど大切な部分です。でも、40代を超えてくると、さまざまな髪の悩みに直面するのが現実…...
プレ更年期?ホルモンバランスの乱れに働くエクオールって??
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「テレワークのブス化」注意報! “上半身だけ”で本当にOK?
 コロナ禍でテレワークを導入する会社が多くなりました。出勤せずに自宅で仕事ができるテレワークは便利な反面、女性が「ブス化...
タレ目メイクは2工程で理想形!失敗しないコツは目尻にアリ
 みなさん、今日もアイラインは引いていますか? アイラインは、角度が少し変わるだけで顔の印象を大きく左右しますよね。 ...
残暑と湿気でムシムシ「メイク崩れ&顔汗を止める」方法9つ
 残暑とはいえ、まだまだ湿度が高く、女性のメイクをドロドロに崩してしまう「顔汗」に悩まされますよね。止めようにも勝手に出...
「ミニスカ大開脚でハミ毛が…」彼の前でアンダーヘア失敗談
 アンダーヘアの処理は「大人のマナー」のひとつ。でも、他人のアンダーヘア事情を耳にする機会はそう多くないですよね。 「...