新人ネトナン師が慄く 巨乳欲情妻「即ホ」前に車内フェラの洗礼 #2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-03-16 10:39
投稿日:2024-03-15 06:00

即ホはタイミングが大事

――続けてください。

「ネトナン師のマサトさんのマニュアルでは、『チャットの段階でエロ話にノッてくる人妻は、即ホ(即ホテルでセックス)も簡単』と書いてありましたが、初心者の僕には難しくて…(笑)。

 でも、4人目くらいに初顔合わせした女性は、不倫相手と別れたばかりらしく、酔うほどに『彼のことを、早く忘れたい』『家族の前では泣けないのがつらいの…』とカフェのカウンター席で、僕の肩にもたれかかってきたんです。

(これはイケるかも)

 そう思った瞬間、僕は彼女の腰を抱きしめていました。カフェで軽く飲んだので『即ホ』とは言えないかもしれませんが、僕の中では即ホ認定(笑)。

 即ホって、タイミングも大事だと思ったのがその時です。

 その女性は、理子さん(仮名・44歳主婦/子供アリ)という和風美女。スレンダーなんだけど、メリハリのあるボディがセクシーで、僕には高嶺の花だと思ったのですが、失恋の痛手もあっていい雰囲気になったんです。

 素早く会計を済ませ、店を出てタクシーを停めました。

タクシーで渋谷に移動

――どこに連れてってくれるの…?

 タクシーの中で、理子さんは僕にしなだれかかったまま聞いてきたんです。

――渋谷だよ。さっき運転手さんに言ったの、聞こえなかった?

 僕は彼女と手をつなぎながら、視線を落としました。Vネックのニットから白く盛り上がった谷間が見えて…。

(うわ、予想以上に巨乳だ)

 すでに股間は痛いほど勃起しています。でも、ここで下心を悟られたらマズいと思い、必死にこらえましたね。歴代の総理大臣や米国の州の名前を心の中で呟きながら(笑)。

すると、

――やだ、もうこんなになってる…。

 理子さんがもう一方の手で股間を触ってきたんです。

――あっ!

 とっさに僕は腰を引きました。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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