“スキンケア迷子”必見! 更年期のワガママ肌へのご自愛ブランド3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-05-21 06:00
投稿日:2024-05-21 06:00
 40代、50代と年齢を重ねるに従って、避けて通りにくいのが更年期のあれこれ。悲しいことにお肌の状態も、体調次第で左右されがちです。

 時短美容家である私、並木まき自身も40代を迎え、これまで合っていた化粧品が急に合わなくなったり、口コミ評価が高いコスメを使ったのに刺激が強すぎたり…も以前と比べて起こりやすい気がします。

 そこで仕事柄さまざまなコスメを使っている私が、更年期世代の日常に寄り添うデイリースキンケアブランドとスペシャルな使用感のアイテムをピックアップしました!

1. 『BOTANIZM(ボタニズム)』

 まずは2023年3月にデビューし、1周年を過ぎたばかりのブランド『ボタニズム』。性別や年齢にこだわらず、どんな肌にも使えることを掲げています。

 クレンジング、洗顔、化粧水、美容乳液のラインナップだけで完了するお手入れの手順がとてもシンプルで魅力的。スキンケアを面倒に感じがちな更年期世代でも、デイリー使いしやすく、朝晩ともに時短でお手入れが終わります。

 広島県産のレモンバームエキスのほか国産のウメ果実エキス、チャ葉エキス等をシリーズ共通成分として配合していて、使い勝手はなめらかな心地よさ。

 実際に使っている私としても、シンプルなスキンケアの良さを再確認できています。私は特に、クレンジングや洗顔料が特にお気に入り。

 セットで使うと、まるで心までふわりとほぐれるような使用感と納得の洗い上がりを実感しています。

2. 『ノブプラス』

 敏感な肌へのスキンケアブランドとして人気がある『ノブ』から、4月15日にお目見えしたばかりの新シリーズ。

 機能性スキンケアを掲げ、“「ととのえる」「おぎなう」「まもる」の3つのプロセスをもとに、古い角質を取りのぞいてととのったお肌に、たっぷりとうるおいを与え、まもる”発想を取り入れています。

 更年期世代のスキンケアは、シンプルな原点に立ち戻ったほうが、使い勝手や満足度が上がることも。必要なお手入れではシンプルなステップを、肌状態や気分次第で応用のきく使い勝手ができると満足度も上がります。

 たとえば、『ノブプラス ピーリングソープ』は顔だけでなくボディにも使えるので、ザラつきが気になるときの、マイルドピーリングケアがおうちで叶います。

 また『ノブプラス クリアローション GA』は、普通の化粧水としてだけでなく導入化粧水としても使えるので、まさに応用のきくシリーズ。

 私も使っていて、化粧水2種のさっぱり&しっとり感や、美容液のしっかりとしたとろみ感で、イマイチな肌のときにもスキンケアが楽しくなっています。

 更年期世代の肌は、湿度や気温が高くてもカサつく日が出てきがち。なので、刺激を感じにくく、きちんと保湿感のある化粧品は「塗るだけで安心」の手軽さがあります。

【番外編】『キュレル』

 最後に、番外編として『キュレル』のアイテムをひとつご紹介。メイク落としが面倒なときほど、ぜひ手にとってみていただきたいのがこちら!『キュレル 潤浸保湿 乳液ケアメイク落とし』です。

『キュレル』と聞けば敏感肌ブランドとして有名で、更年期世代の肌悩みにもしっかり寄り添うイメージですよね。その中でも特に最近、私が「素敵!」と思ったのが、こちらのクレンジングなのです。

 見た目は普通のミルクタイプに見えますが、実は乳液です。コットンにとった瞬間に、予想外のみずみずしさには、きっと驚くはず! ふき取りタイプのクレンジングの中でも、ただものではない実力を備えていて、感動レベルです。

 メイクがしっかりめの私でも、クレンジング力に納得。落としたあとの肌感も、驚くほどに“いい感じ”に整っています。

 メイク落としをすると乾燥する悩みに寄り添い、毛穴の約1/1,000サイズのセラミドケア*1オイル*2を配合しているので、しっとり感のある“すっぴん”へ。消炎剤も配合なので、肌荒れも防げます。

*1 「セラミド」の働きを補い潤いを与える
*2 セラミド機能成分(ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド)(保湿)を含む流動イソパラフィン(基剤)

更年期世代の肌はワガママ

 更年期世代を迎えると、自分の肌がワガママになったように感じることもあるのでは? 昨日まで「いいな」と思っていたスキンケアが、急に合わなくなったり使用感に不満を抱いたり…という日も、若い頃より増えがちです。

 一方で、体調がすぐれないときには肌にも影響が出やすいので、できるだけマイルドな使用感にこだわりつつも、肌の見た目はしっかり整えておきたい!

 そんなワガママな願望を叶えるコスメをいくつか把握しておいて、その時々で使い分けることができれば、更年期世代のスキンケアは、もっと充実したものになりますよ〜!

 “スキンケア迷子”になっている更年期世代のみなさんの、お買い物の参考になれば幸いです。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


万年腰痛、諦めるな!苦痛から解き放たれるセルフケア3選【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
汗かく入浴剤3選 体を芯から温めてカラダもココロもスッキリ
 バスタイムは、日々の疲れを癒す大切な時間です。入浴剤を使えば香りによって、よりリラックスした入浴ができます。  そし...
鏡よ鏡、40代の「パール&ラメ」メイクで“痛い女回避”のコツを教えて
 40代を超えると、だんだんと顔のハリや華やかさ、瑞々しさがなくなってきますよね。でも、安易にラメやパールで輝きを取り入...
元アムラーは眉毛に注意!「老け見えメイク」で+10歳に見えるキケン
 しみや毛穴、くまなど、年を重ねると隠したい部分が多くなり、とにかくアラをカバーすることを意識してメイクをするようになり...
“ながら”美容ローラーちょっと待って! やってはいけない8つの美容習慣
 年齢とともに、肌や身体の変化を感じながらも「いつまでも若々しくいたい!」と抗ってしまうのが女ゴコロ。自分なりの美容習慣...
「首&デコルテ」に年齢が出ます! 毎日習慣化させたい4つのセルフケア
 40代を超えると、シワやシミなどの肌ケアに力を入れる人は多いですよね。でも、意外と忘れがちなのが「首とデコルテ」のケア...
マッサージいらずの肩こり解消法!根本原因の改善におすすめの漢方薬3種
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
やすりで削ると逆効果?ゾウ級「ガサガサかかと」正しい角質の落とし方
 足にまつわる悩みで多いのが「ガサガサのかかと」ですよね。ひどくなると、ストッキングが伝線してしまったり、パキッと割れて...
「フェイスパウダー」の使い方をマスター! プレストとルースの違いは?
 フェイスパウダーの正しい使い方をご存知ですか? メイク用品のなかではなんとなくスタメン落ちしがちなフェイスパウダーです...
ぷりっと美尻を作る4つの簡単“ながら”体操!アラフォーは始め時です
 アラフォーになると、だんだん代謝が落ちてきて体型が崩れてきますよね。何とかしようと、ダイエットに挑戦する人は多くいます...
関節が鳴る!ポキポキの正体は気泡!? 注目の骨活を解説【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
振袖腕どうにかしたい!薄着になる前にはじめたい二の腕ケア
 アラフォーに突入し、運動不足が原因で体がたるんできたなんて人も多いのではないでしょうか? 特に薄着の季節に気になるのが...
美髪で“後ろ姿年齢”-5歳に…「夜のヘアケア」正しい順番でやってますか
 若い頃は、艶がありボリューミーな髪の毛の人でも、加齢とともに髪はパサつき、ボリュームがなくなってしまうものです。つまり...
忙しい朝の救世主!5分で「血色メイク」ができる神コスメ4選
 慌ただしい朝はゆっくりメイクする時間もなく、丁寧にメイクするのが難しいですよね。しかしテキトーなメイクでは、いかにも手...
驚愕! 雑誌の付録なのに「EMS電気ブラシ」が付いてきた
 最新号「&ROSY」には、なんとEMS電気ブラシが付録でついてきます! 超軽量で使いやすく、頭皮・顔・ボディなど毎日の...
40代女性必見! 老けて見えないアイライン5つのテクニック
「なんか、今までのメイクがしっくりこない!」と感じている人はいませんか。特に、年齢が出やすい目元のメイクは悩みのタネ。「...