BAの接客が苦手ですが何か?エトヴォス新作アイシャドーで意外なアプデ

コクハク編集部
更新日:2024-05-23 06:00
投稿日:2024-05-23 06:00

エトヴォス初のリキッドアイシャドーを購入

たしかにどれも使えそうなカラーなのですよ(エトヴォス公式HPより)
たしかにどれも使えそうなカラーなのですよ (エトヴォス公式HPより)

 久しぶりにアイシャドーを新調しました。気になっていたETVOS(エトヴォス)のミネラルウォータリーシャドーです。

 全4色、価格は3,300円(税込み)。5月1日に発売されたばかりのエトヴォス初のリキッドアイシャドーで、40代のくすみ気味&お疲れ顔をパッと明るくしてくれそうな上品なパール感が気になっていました。

 肌にやさしい美容保湿成分配合、石けんでも落とせるといったスペックにも心惹かれたものの、「全色買い」とか「はずれナシ」とか「オール集める勢い」とか。決め手に欠ける商品レビューが乱立し、気軽にポチっとできませんでした。

“大人買い”できるほど手軽な価格でもないし、わたしは何本も何色もいらないし。うーん…迷ったときは実物を見て買うに限る!

 というわけで、仕事の打ち合わせ後、都内のあるコスメカウンターに寄った際のお話しです。

BAさんの接客が苦手なワケ

しっくりこない時、断れる勇気も必要だし(写真:iStock)
しっくりこない時、断れる勇気も必要だし (写真:iStock)

 デパコスコーナーに寄るゼ。と、意気込んでみたものの、BA(美容部員)さんの接客がどうにも苦手。ひとりでこそっと手の甲に試し塗りしては悶々していると、20代の若いBAさんから声をかけられました。「お時間あれば、実際に試してみませんか?」と。

 来た来た来た。「大丈夫です」と断るか迷ったものの、物腰の柔らかいBAさんだったのでお願いすることに。

“女優ライト”の前に借りてきた猫のように座る私。恐るおそる鏡に映る自分の顔を見れば、打ち合わせでコーヒーを飲んだ口元はリップが完全に落ち、ファンデーションも汗で流れ、いや~な皮脂が浮き上がっている。目の下にはうっすらとクマまで…。

お疲れ顔の自分を直視する苦行

 試した商品は買わなきゃいけないと思わせる雰囲気だけでなく、鏡にまざまざと映し出される自分のお疲れ顔と否が応でも直視しなければならない苦行。ああ、これもデパコスのコスメカウンターが苦手な理由だったと耽っていると、BAさんが目の前のお疲れ顔を鏡越しにのぞき込みます。

「よろしければ、手鏡をお持ちになってメーク方法をご覧になりませんか?」

「このシャドーはたっぷりと乗せていただくことをおすすめしています」

「指のはらでやさしく伸ばしていただくと、さらにヨレにくくなります」

 決して押し付けがましくなく、紋切り型でもなく。丁寧に無駄なくアイメークを施していきます。40代女のお疲れ顔はものの5分もしないうちにみるみると血色を取り戻し――。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


臭った足で部屋に入る彼…【専門家監修】臭いの原因は2つ!日頃のケアは
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
キャプスタイルの前髪のしまい方は? “張り付いた海苔”を回避するテク6選
 キャップをかぶるときに悩むのが、前髪のしまい方。「なんだかモサっとしてしまう…」「前髪がぺちゃんこにつぶれて張り付いた...
その定番アイメイク、やらかしてます…今すぐアプデしたいダサ見え5選
 定番アイメイクテクニックには、今の時代にそぐわず、古くさくてダサい印象になるアイメイクも…。目元を華やかに見せ...
一度でもいいから足首が細くなりたい…太くなる原因&簡単対策方法3つ
 細く引き締まった足首は、女性の憧れですよね。でも、時には足がむくんで象のような足首になる人も…。  今回は足首を細く...
「綺麗なおばさんになりたい」って変ですか? 今すぐ真似したい6つの習慣
 二十歳を過ぎたらあらゆることは自己責任ですが、それは「見た目の美しさ」に関しても同じ。実際に、自分の外見や内面を磨いて...
永久脱毛って本当にずーっと生えてこない? 気になる“その後”の体験談
 最近では、一般的になってきた永久脱毛ですが、中には「まだ自己処理をしている」「痛みや信頼性が不安で永久脱毛した経験がな...
座りっぱで気づけば、おしりの汗!女性向け3つの対策と便利グッズ
 暑い夏場や座りっぱなしで過ごしている時、おしりに汗をかいてしまい「臭いやムレが気になる」と悩んでいませんか?  洋服...
彼氏やペットとの生活が幸せすぎて怖い…要因はホルモン?【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
10回分191円の激安!SHEINの「眉毛ステッカー」張るだけで美眉なるか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
眉毛の形、古いです! 20代女が思うアラフォー女の老け見え残念眉メイク
 眉毛メイクは時代によって流行が変わりやすいですよね。当時は流行していて老け見えを感じさせないメイクでも、今だと...
バレッタで留めてたのに鏡見たら、落ち武者!落ちない方法とアレンジテク
 最近、ヘアアクセサリーでバレッタを使うアレンジが流行していますね。でも、実際にバレッタを使ってみると、すぐに落ちてきた...
目尻のシワは隠しすな!隠れたモテポイント♡男性が「可愛い」と思うワケ
 女性の肌悩みの一つ、目尻のシワ。でも、実は目尻のシワは意外と男性ウケがいいのをご存知でしたか?  今回は目尻のシワが...
美的3月号“完売ポーチ”実力は?コスメデコルテの美容液はありがたすぎる
 3月号の美容雑誌は豪華付録だらけ。  MAQUIA3月号通常版は現品サイズの「リリミュウ 春色リップパピーレッド...
「髪の毛の分け目」どっちにする問題 意外と知らない似合うほうの決め方
 毎朝、髪の毛をスタイリングする時に「左右、どっちの分け目にしたらいいんだろう?」と困ることがありますよね。実際には、な...
美肌の40女性に聞いた!加齢の鼻の周りの赤み対策に“ちょい足し”3品
 年齢サインが出るのは鼻の周りの赤みだよねーー。20歳の頃にアルバイト先のお姉様にそう言われてから、早10年。鼻の周りの...
おなかが鳴るの恥ずかしい!【専門家監修】ギュルギュル音を止める対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...