更新日:2024-06-01 06:00
投稿日:2024-06-01 06:00
お金目当てではないと信じたいけど
「たとえば外食に行ったとき、彼は自分だけ高いものをポンポン頼んで会計は、完全に私任せ。日用品や洋服も、私のアカウントで勝手にネットショッピングをして、支払いは知らん顔です。
他にも小さなことを挙げれば、ちょっとしたコンビニへのおつかいを頼んでも、きっちり現金を要求してきて、お金を渡すとお釣りは絶対に返ってきません」
お金目当てでの交際ではないと信じたいものの最近の恋人を見ていると、自分は利用されているのでは…と疑念が拭えなくなり、彼に対して疑心暗鬼に陥っていると佳代子さんはため息をつきます。
自分のお金がよその家庭に
「こんな状況での同棲が楽しいわけありません。でも今の私には、彼をがっつり責めて話し合いをして、そのうえで別れるだけのエネルギーもないんですよね。
だから1番いいのは、彼が心を改めてくれて、私への金銭的依存を改善してくれることです。
子どもたちへの養育費を減らせとは言いませんが、私からすれば彼の子どもとはいえ、よその家庭。自分のお金がどんどん減りながら、よそにお金が流れていくのは、やっぱり面白くありません。
ユウタが私に対して、どういうつもりで依存しているのか…。そこがわかれば、多少の対策はとれそうですが、話し合いをして問い詰めるだけの気力が湧かないんですよ…」
◇ ◇ ◇
消え入りそうな声で、途方に暮れている様子の佳代子さんは、このまま恋人がヒモ生活をエスカレートさせることを黙認するしか選択肢はないのか…と悩んでいます。
では、恋人であるユウタさんは現状をどう捉えているのでしょうか。
次回に続きます。
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tumugi・ひでまる
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