恋愛序盤の花火デートはキケン! 準備ゼロでは行かないが吉

若林杏樹 漫画家
更新日:2019-11-13 17:46
投稿日:2019-07-29 06:00
「花火デートってドキドキする」――。この季節、誰もが期待し盛り上がる「花火大会」ですが、調べもせず安易にデートとして行くのはキケン! むしろ私は大反対です。行くな、行くんじゃない。花火をみてロマンチックな雰囲気にはそうそうならない……。少女漫画やドラマが作り出した幻想です。
 しかし、「花火大会」を口実に意中の彼と会えるのはいいのかもしれません。異様な混雑の中、2人の愛を深めるのは……アレしかありませんよね?

(漫画:若林杏樹)
(漫画:若林杏樹)

花火デートには有料席や穴場スポットの確認を

 私はどうも「花火デート」というものがニガテです。こう言うと、男性はガッカリ、友人女子からは共感を得られないのですが、とにかく歩き続け、アップした髪が混雑と湿気でふにゃふにゃになり、がんばって取った席にビニールシートを敷いて座れば、浴衣がシワになる……。

 しかも男性からは「浴衣を着て欲しい」などと期待されて、youtubeを見ながら一生懸命着るのですが、もう大人になってくると人のためではなく、自分のために着たくなるものです。

「花火デート」には、ぜひとも有料席を用意して欲しいもの。もしくは、花火が見えるレストランなどの場所の確保。最低でも穴場スポットのチェック。開始時間と場所取りの位置確認。

 これらの条件を満たして、やっとロマンチックな花火デートになるんです!

 とまぁ、ここまでワガママを言っているのは、あまり誘って欲しくないからかもしれません……。有名な花火大会だと1席1万円を超える会場もあります。高いですね……。

 個人的には普通のお祭りや盆踊りのデートをおすすめします。コスパもよく、安全に楽しい時間が過ごせますよ。

登場人物紹介

だら先輩とギャルちゃん(漫画:若林杏樹)
だら先輩とギャルちゃん (漫画:若林杏樹)

だら先輩
大学時代、東京の花火大会に一度行って以降はお誘いを断っている。屋台は好きだが、たこ焼きに30分間並ぶ恐ろしさを知る。じゃがバターは大きいジャガイモのものでないと許せない。

ギャルちゃん
毎年花火大会に行っているのに“今年は誰とも行ってない、ヤバーイ!”と思っている。気になっているメンズは美容師でイケメンらしい。好きな屋台は牛串。

若林杏樹
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初の著書『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』がベストセラーに。前職は私立大学職員。ニックネームはあんじゅ先生。
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