3歳娘にアタマジラミ!? 我が家を救ったアナログな退治法と意外な美容家電

コクハク編集部
更新日:2024-07-23 00:08
投稿日:2024-07-22 06:00
 2人の保育園児を育てる我が家では先日、ちょっとした“事件”がありました。下の子どもの頭にアタマジラミが住み着いてしまったんです。

娘の頭の上に白い物体が…

 最初は「フケかな?」と思いました。というのも、3歳の娘は乾燥肌で頭皮が乾燥していることも珍しくなかったからです。

 ただ、その時は娘の頭の上で何か動いたような気がしました。顔を近づけてよく見てみると、いつものフケとは明らかに違う…。もしかして、これアタマジラミの卵かも!?

 ちょうど新聞で「子どもたちの間でアタマジラミが流行っている」という記事を読んだばかりだったので気づきましたが、知らなかったら見逃していたと思います。最初に見つけたのは頭頂部で、髪をかき分けながら探すと耳の後ろや襟足にもたくさんありました。

 ピンクの丸で囲んだ箇所、髪にくっついている小さな白い点のようなものが卵です。フケはすぐに落ちますが、卵はしっかりと巻きつくような感じで髪についているので爪でつまんでもなかなか取れません。さらにフケとは違って粒状で立体感があります。

 実は数匹の「成虫」も見つけました…。頭の上で動いていたのはおそらく成虫。卵があるということは成虫がいるのも当たり前ですが、自分の娘の頭から虫が出てきた時はゾッとしました。

 この時点では特に頭をかゆがったりはしていませんが、かゆみが出てくることもあるとか。ネットで専門家の解説を読んだところ「放っておいても自然にいなくなることはない」そうです。

【読まれています】夫婦インフルで「詰んだ…」それでも子供2人は感染回避!何が決め手に?

我が家がやった4つの対処法

 昭和生まれの筆者も夫もシラミは未経験。ほかの家族に広げたくないし、娘の頭からも早く駆除してあげたいので、さっそく“シラミ退治”に取り組みます。そのためにやったことを紹介します。

1. 寝室の掃除と洗濯

 まず、子どもたちの寝室に掃除機をかけ、娘の枕やタオルケット、ベッドパッドを丸洗い。娘のお気に入りのぬいぐるみも洗いました。シラミは熱に弱いので乾燥機にかけられるものは放り込み、そうでないものは天日干し。

 寝具のすべてを毎日洗うのは難しかったので、その後は2、3日かけて洗っていました。洗濯物を一緒にしてもシラミがうつることはないそうです。

2. 専用シャンプーで成虫を駆除

 ドラッグストアで「シラミとりシャンプー」を購入。一般的には「スミスリンシャンプー」とも呼ばれるそうです。

 フェノトリンという殺虫成分が入っていて約2800円(100ml)とお値段はしますが…背に腹は代えられぬ! 使用は2日おきなのですぐにはなくなりません。3~4回繰り返し使用します。

 というのも、このシャンプーは卵には効果がありません。成虫は1回で駆除できるようですが、卵は生き残り、孵化するので何度か続けて使用する必要があります。

 使い方は簡単。規定量のシャンプーを泡立て、それを髪にのせたまま5分間待ち、よく洗い流します。髪が少しキシキシしますが、その後いつものシャンプーやトリートメントを使えば気になりません。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


違う違うそうじゃない~!彼も同僚もママ友も…何かがズレてるLINE3選
 あなたが「もういいや」と返信する気を失うのはどんなLINEですか? 話が通じない相手や、価値観が異なる相手とのLINE...
癒しの漫画/第52回「一難去って…」
 ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
何が大変? できるなら避けたい! 子どものPTA活動で苦労する5つのこと
 子供がいると仕事や家事で忙しいうえに、学校でのアレコレに参加しなくちゃいけなくて……。特にPTA役員に選ばれると苦労し...
ロッカン、ロッカン痛ぇ…!
「ロッカン! ロッカン!」という歌に合わせて、シャカリキに踊っている。その「ロッカン」とは「第六感」のことだ。  ...
一息ついて水音に耳を澄まそう 2023.6.30(金)
 あしたから7月に突入。衣替えが終わったと思ったら、今年も酷暑の予感だって。  季節に追いかけられて、頭がぐるぐる...
「図々しい人=自分の損に過敏な人」を撃退する唯一の方法
 もうここでぶっちゃけますが、図々しい人って良識がない人が多くないですか? 良識がないから図々しいのか、図々しいから良識...
新生活の疲れが出る時期です…自分に甘々!とっておきの疲労解消法6選
 新年度が始まり、3カ月が経ちます(1年単位でいえば半分を折り返しました……)。転職や異動などで今までとは違う生活になり...
「日焼けに注意!」夕映えの“たまたま”からのありがたい一言
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
愛用のティファールを2年で買い替えたわけ 2023.6.29(木)
 先日、2年前に購入したティファールを買い替えました。油を敷いてもフライパンがこびりつくようになり、お鍋の底が傷だらけに...
公共便所どうなる?波紋広がるジェンダーレストイレ問題、誰が我慢すべき
 登場から物議を醸す「東急歌舞伎町タワー」(東京・新宿区)のジェンダーレストイレ。多様性に配慮する目的で作られましたが、...
義親はしょせん他人です! 同居時の付き合い方5つとストレス発散のコツ
 義親と同居話が進んでいたり、既に同居していたりする人の中には、不安やストレスを抱えている人もいるでしょう。義親といって...
ユリ好きな花屋もなんじゃこりゃ!香り・デカい・花粉を克服した新種たち
「斑目ネーサン、これどう?」  花市場の競りがある前日、「チョット変な花」の入荷予定があると、市場のワタクシ担当お...
似合わない服を着るのは罪ですか? 2023.6.28(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「梅雨時期の洗濯のコツ」生乾き臭とさようなら、洗剤多めは逆効果です
 梅雨時期になると、ただでさえ面倒な洗濯が余計に億劫に! 外で干せないため部屋干しが増え、生乾き臭に悩んでいる人も多いは...
子育てママの風邪引いたあるある! 市販薬で誤魔化せずゾンビになった私
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
卑しい街を男が独り行く時代は終わったね 2023.6.26(月)
 卑しい街を男が独り行く時代は終わったね。 「夜は短し歩けよ乙女」の主人公のように、どこかで李白老人に会えるかも。...