「恋は盲目」の時に気を付けるべきNG行動!&抜け出すには?

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-08-01 06:06
投稿日:2019-08-01 06:01
 誰かを好きになると、夢中になりすぎて周りが見えなくなってしまう「恋は盲目」状態。きっと、誰もが一度は経験したことがあるでしょう。でも、そんな状態の時こそ気を付けるべきNG行動や抜け出す方法について考えてみましょう。

女性は「恋は盲目」に陥りやすい? その理由

 そもそも、女性はなぜ「恋は盲目」状態に陥りやすいのでしょうか? 実はそこには深い理由があったのです。

女性は理性ではなく本能で恋をする

 人間に限ったことではないですが、メスの脳はオスに対して警戒するように作られています。なぜなら、メスにとっての「繁殖」は命を懸けることでもあるから。そのため、できるだけ相性が良い相手と交わることができるように、女性は遺伝子レベルで男性を選んでいます。

恋は盲目の相手=運命の人だとは限らない

 しかし、本能で惹かれ合う相手が運命の人だとは限りません。むしろ、遺伝子学的に言うと自分にないものを求めた結果、自分と正反対の遠い遺伝子を持った相手を選んでしまうということになるのです。

 たとえば、仕事をきちんとする責任感のある女性は、だらしないヒモ男を選んでしまうなど、理想の相手とは程遠い相手に惹かれるケースも多く見られます。

理性的に恋愛をできない状態が「恋は盲目」

 女性が男性を理性ではなく本能で選ぶ時、それこそがまさに「恋は盲目」。自分にとって不都合な男性であろうと、不誠実な男性であろうと、一度恋に落ちてしまったら理性なんてどこかに飛んで行ってしまうのです。

 でも、どんな相手であろうとその相手と子孫を残すこと、それこそが脳科学的には最高の快感をもたらすという考え方になります。つまりは、本能で恋をしている女性の方が精神的にも豊かな人生を送る、とも捉えることができますね。

「恋は盲目」状態の時にやってはいけないNG行動!

「恋は盲目」に溺れてしまうのも良いですが、没頭するあまりに周りに迷惑をかけたり、自分が傷つくリスクもあることを覚えておくべき。そこで、気を付けるべきNG行動をチェックしていきましょう。

いつでも彼を優先する

 恋は盲目でありがちなのが、いつでも彼を優先してしまうこと。友達同士でいる時に、「彼の時間が空いたから」と颯爽と消えていく女友達がいますが、これはまさに周りが見えていないケースです。“盲目時期”が終わった時に友人との関係が疎遠になってしまうこともあるため、要注意。

友人にノロケ話を話したがる

「恋は盲目」の時には、彼のことを誰かに話したくなってしまうのが女性というもの。でも、話す相手は十分に選ぶことが肝心。お互いがノロケ合える状態なら良いですが、相手の恋愛状況が良くないと自慢話のようにも聞こえてしまう可能性もありますから。

 また、話すほどに気持ちが膨らんでしまって、勝手に暴走を始めてしまうのも女性の特徴。友人に持ちかけられて勢いで連絡をして、後になって「しなければよかった……」と後悔するケースも。行動する前に、まずは一呼吸置くことも大切です。

彼&彼周りのSNSチェックする

 手軽に相手の情報を知ることができるため、恋愛においても役立つツール「SNS」。しかし、便利な反面、SNSは相手のことを知り過ぎてしまえるという欠点があります。

「女友達がたくさんいるみたい」「綺麗な人と仲良く写真に写ってたけど、好きなのかな?」なんて、妄想は膨らむばかり。いちいちチェックしていては身が持ちませんから、ほどほどに利用しましょう。

「恋は盲目」状態から抜け出すには?

「恋は盲目」の状態は楽しいけど苦しいもの。そんな状況から抜け出すにはどうすれば良いのでしょうか?

1人の時間を持って冷静になる

 恋は盲目状態の時、相手に会えば会うほど思いは募るばかり。正しい判断ができなくなってしまうため、まずは1人の時間を持って冷静になりましょう。

「好きな人が気になって、何も手に付かない」なんて悩む人もいるかもしれませんが、そんなのは2〜3日すれば慣れます。仕事やプライベートに忙しくして1人の時間を過ごせた自分には、少しだけ余裕が生まれているはず。これは、恋愛においてもマイナスにはなりません。

他の異性と会ってみる

 恋は盲目から一気に抜け出せるかもしれない方法がこれ、他の異性と会ってみること。

「この人しかいない」という思いは、次第に相手を美化させて、あなたの目を曇らせてしまいます。たとえ、離れた方が良いと分かっている恋愛でも、離れることがなかなかできません。

 そんな時こそ、他の異性、できれば少し興味が湧くかもしれない男性と会ってみましょう。そうすることで好きな人の欠点が見えたり、この人にしかないと思っていたものを他の誰かが持っていると発見できたりして、固執する必要がないかも?と、気づけるのです。

 その上で「やっぱり好き」なのか、「離れた方が良い」のか、客観的な視点で柔軟に考えれば良いでしょう。

「恋は盲目」の期間は一時的!じっと待つ

「恋は盲目」状態になる期間は、時間にすると1年〜1年半ほどらしいです。ただし、これは一緒に住んでいる夫婦や同性カップルの場合。会う頻度が少ないと、その期間はもっと長くなりますね。でも、逆に考えると、この期間さえ乗り切れば本来の自分を取り戻すことができるということ。

 ちなみに、この期間を越えるとお互いの関係は「恋は盲目」→「愛着」へと移行します。お互いを信頼できるようになってくるため、穏やかな幸せを感じられるようになります。恋愛初期に些細な喧嘩で別れてしまうカップルも多いですが、この時期に放棄せずに向き合うことによって、より深い愛情を感じることができるようになるのです。

 その時期が来るまで「じっと待つ」。長期間に思えるかもしれませんが、実はこれが「恋は盲目」から脱出できる1番の技なのかもしれません。

「恋は盲目」は、オトナになった自分が試される時

 The Cardigans(カーディガンズ)の曲に「Lovefool」という曲があります。サビを訳すと、“嘘でも演技でもいいから、私のことを愛して。私には、あなた以外は考えられない”と、まぁそんなような。激しい恋に溺れている時、人は本当に“バカ”になってしまいますよね。

 でも、本当に大切なのは、恋は盲目が終わった後のこと。良い関係を続けていけるのかどうか、時に客観的な視点で見定める必要があるのです。

 恋は盲目に陥ったら「オトナになった自分が試されている!」と思って、じっくり目の前の恋愛に悩みましょう。きっと、今までの経験から、自ずと答えが分かるはずですよ。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ラブ 新着一覧


現在イイ感じの彼に「過去の恋愛」どこまで話す? 許容範囲はどこ
 男女が距離を縮めていく中で、話題になりやすい内容といえば“過去の恋愛”。ですが、「どこまで話していいのか……」と、迷っ...
恋バナ調査隊 2023-11-27 06:00 ラブ
「一生独身でいいかも…」推し活で満足する40代独女の心理とよぎる心配
 好きなキャラクターやアイドルなどを追いかけて応援する「推し活」。40代独女の中には最近では「推し活」だけで満足してしま...
恋バナ調査隊 2023-11-27 06:00 ラブ
スイカから保険金殺人に発展!? 夫が戦慄する妻の「ヒス構文」LINE3選
 皆さんは「ヒス構文」を知っていますか? 「ヒス構文」とは、お笑い芸人のラランドさんのネタから生まれた言葉で、ヒス...
彼の人間性を疑ったあり得えない4つの言動、不信感を抱いた感覚は大事に
 彼氏や夫の言動に「そんな人だったの?」と引いた経験はありませんか? 人間性を疑うほどの出来事があると、大好きだった彼へ...
恋バナ調査隊 2023-11-26 06:00 ラブ
「入籍は餞別みたいなもん」30男が非モテ系彼女とのケジメ婚に悩むウラ
「冷酷と激情のあいだvol.170〜女性編〜」では、交際2年目で同棲をしている恋人が、風俗通いや浮気をすることに悩む理奈...
並木まき 2023-11-25 06:00 ラブ
風俗に職場女性とねんごろ…それでも年下男と別れられない34歳女の悲哀
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-11-25 06:00 ラブ
恋愛ライバルが少ない「出会いの穴場」は? おすすめの趣味&業界
 良い恋愛をするには、素敵な男性と出会う必要があります。でも、現実には素敵な男性は彼女がいたり、既婚者だったりとなかなか...
恋バナ調査隊 2023-11-24 06:00 ラブ
別居中の夫と復縁する方法…3カ月以内ならあり?チェック方法&きっかけ
 夫婦関係がうまくいかなくなった時、すぐに離婚するのではなく一旦別居する夫婦は多いですよね。でも、いざ別居すると相手の存...
恋バナ調査隊 2023-11-24 06:00 ラブ
マッチングアプリの既婚者男性、真の目的と女性が騙されない有効策を聞く
 恋活系マッチングアプリといえば、ほとんどの人は独身男女が恋人を見つけるために使うものだと考えるでしょう。けれど、その中...
内藤みか 2023-11-23 06:00 ラブ
適齢期ではあったけど…私が「元彼と結婚しなかった理由」
 アラサー・アラフォーになると、結婚を視野に入れた恋愛をする人がほとんど。そのときに交際している彼がいたら、彼との結婚も...
恋バナ調査隊 2023-11-23 06:00 ラブ
今どきは普通かも? 自分から彼にプロポーズする3つのメリット&注意点
 同棲中の彼がなかなかプロポーズしてくれないと悩んでいる人は多いですよね。女性は、妊娠出産などもあるので年齢は気になると...
恋バナ調査隊 2023-11-23 06:00 ラブ
知ってた?“オモシレ―女”が恋愛対象にならない理由と脱却法
「いつも友達以上にはなれない」 「なんで私は、いつも“いい人”で終わるの?」  彼氏が欲しいと思っていても、恋愛...
若林杏樹 2023-11-22 06:00 ラブ
私は“女優”さんか?「彼氏に嫌われたくない病」がもたらす3つの問題
 大好きな彼氏には「嫌われたくない」と思いますよね。でもその意識が強くなりすぎると、ある問題が生じます。  あなたは彼...
恋バナ調査隊 2023-11-22 06:00 ラブ
心の中で「ざまあ」と叫ばずにはいられない! 許してね、元夫のプチ災難
 離婚した元夫に対して、多少なりとも恨みが残っている女性は多いはず。離婚理由にもよりますが、元夫に「妻を泣かせた罰」が当...
恋バナ調査隊 2023-11-22 06:00 ラブ
男性はみんな若い女が好き? 芸能人の“年の差婚”で思うこと
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  先日、ハライチの岩井...
豆木メイ 2023-11-21 06:00 ラブ
超優良物件!“家事ができる男性=仕事もできる”の5つの根拠
「家事ができる男性は仕事もできる」なんて聞いたことはありませんか? 家事と仕事のデキは別物かと思いきや、実は通ずるものが...
恋バナ調査隊 2023-11-21 06:00 ラブ