人生初の女風を予約。肝心のデートで“ドタキャン”食らったアラフォー女性のモヤッ

内藤みか 作家
更新日:2024-08-08 06:00
投稿日:2024-08-08 06:00

新人セラピストはすぐ辞めてしまうことも

 程なくして、女性用風俗の在籍一覧から彼の名前も写真も消えてしまいました。確認すると、辞めてしまったというのです。

「私が年代を明かしたのがいけなかった? 年上すぎたからイヤだったの?」と、K奈さんは今でもモヤッとしたままです。

 この彼がK奈さんの年齢がきっかけで辞めたかどうかはわかりませんが、新人のなかにはすぐに辞めてしまう人も多いのです。

 苦手なタイプの女性にご奉仕しなくてはならなくなり、それがキツくて辞めた人もいるので、覚悟が足りないのかもしれません。

 どういう仕事かもよく分かっておらず、どうすれば女性が悦ぶかも知らないまま働き始める人もいます。つまりはプロ意識が育っていないのです。しっかり研修を行うところを選んだほうが安全なのかもしれません。

満足するためには多少の出費も

 K奈さんが安心して遊ぶためには、ランキング上位の人気セラピストを呼ぶほうが良さそうです。売れっ子ならプロ意識も高く、満足できるデートができたことでしょう。

 K奈さんは自分の年齢がいけなかったのではと悩んでいましたが、彼女の年代の女性客も大勢いるので、その心配は必要ないでしょう。

 売れっ子セラピストだと新人に比べて料金も高くなりますが、それだけのサービスをしてくれる裏返しです。癒やされデートをしたいという自分の願いを叶えるためには、多少の出費が必要なのだと考えたほうが良さそうです。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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