人生初のペニバン。疑似ペニスでこじ開けられた女肉はエクスタシーを感じ始めて… #3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-08-23 06:00
投稿日:2024-08-23 06:00

これまでのあらすじ

 資産家に嫁いだ奈緒子さん(仮名・39歳主婦/子供なし)は、「サレ妻歴2年」の美貌のセレブ妻だ。

 表向きは良好な夫婦を装っているが、夫の郁夫さん(仮名・46歳/子供なし)が、銀座のホステスと浮気している事実が発覚。相手は23歳のホステスだ。

 普段は最低限の生活費しかくれないケチな夫だが、スマホを盗み見た際に、ホステスのバースデーでは、合計150万円ものシャンパンを入れると約束していることに憤慨した。

 しかし、資産家に嫁いだだけに、もめ事は起こしたくない。

 これをきっかけに奈緒子さんのリベンジ不倫計画が始まった。慰謝料をとられるようなヘマをせず、『夫婦円満』を装うやり方だ。

 結果、プロである出張ホスト・シズル君(仮名・28歳)をラブホテルに呼んで、甘いひと時へ。しかし、「本番行為」は許されない。濃厚な愛撫を受けながら、どうしても彼のペニスで貫かれたかった奈緒子さんは、

――ねえ、お願い…誰にも言わない…入れて。

 手を伸ばし、トランクスごしの勃起を握り、挿入をねだってしまった。

 前回までの話はコチラ→第1話第2話

本番行為は断られたけれど

――ルールに反して「本番行為」をねだり、シズルさんの勃起に手を伸ばした。その後をお聞かせください。

「今思い出しても恥ずかしいのですが、あの時はただただ貫かれたくて、必死に彼の勃起を掴んでしまいました。でも、さすがプロのホストです。彼は差し出した3万円も『要りません』と受け取らなかった。

 私がトランクスごしにペニスをしごいても、

――奈緒子さん、ダメです…。

 巧みに体位を変えて挿入を拒み、私の下半身に顔を寄せてきました。ヴァギナに熱い息を吹きかけられると、私の体がビクビクと躍り上がりました。

――本番はできませんが、指と舌で奈緒子さんを気持ちよくさせますから…。

 言いながらワレメの浅瀬を指で弄り、ネロリと舐め上げてきたんです。

――ああっ。

 私は目をカッとむいて天井を見つめました。ミラールームは壁だけではなく、天井も鏡になっており、自分自身の恥ずかしい姿を目の当たりにできます。

 ピチャ、ピチャ…クチュッ…。

――あう、シズル君…そこ。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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