簡単!秋におすすめのアロマと桃尻・股関節・ふくらはぎ・内ももの鍛え方【調香師がチャート別に解説】

太田奈月 調香師・IFA国際アロマセラピスト
更新日:2024-09-03 06:00
投稿日:2024-09-03 06:00

【9月前半】貴女のフェロモン度を判定!

     ↓   ↓   ↓   ↓

フェロモン度90%の貴女は…

官能と純粋さを合わせ持つ最強モテ「処女」

 フェロモン度数90%の貴女は意識のあるなしに関わらず、オスが思わずムラムラしてしまう、桃のような甘いにおいを全身から発しています。

 積極的にヨガやストレッチをするなど美意識が高い処女は、股関節や骨盤のしなやかさが女性性を高めるポイント。股関節を内側に閉じる動きの内もも(内転筋)をバランスボールなどで鍛えるとよいでしょう。

 内ももは意識しないとセルライトができたり、たるみやすくなる場所。女性ホルモンに関わるツボも多い部分なので、ストレッチの前にマッサージをして女子力をあげましょう。

【美ボディをつくる簡単アロマストレッチ】
 内もも(内転筋)×スイートマジョラム

 無香料のジェルにスイートマジョラムの精油1滴をブレンドし、内もも(内転筋)をやさしくマッサージします。

 スイートマジョラムは美と愛の女神・アフロディーテがそっと触ったことで香りが生まれたといわれる美と健康を象徴するハーブ。葉っぱの手触りもベルベット状で癒しパワーが強い香りです。血流がよくなり、呼吸も楽になるでしょう。

 さらに、ストレッチポールを内ももに当てて転がし(痛すぎる場合は無理しない)、内転筋をほぐすと股関節の柔軟性につながります。

フェロモン度80%の貴女は…

大人の色気を持つ妖艶な「熟女」

 処女に次いでフェロモン度数の高い貴女は処女よりも大人の色香、ミステリアスな一面を持っています。

 後ろ姿にも人一倍気を遣う熟女。ボディラインの出る服が好きな貴女は、特にヒップラインを重視しています。意外と見落としがちなお尻の横のライン(ピーチライン)は、年齢とともに乏しくなると色気もなくなったように見えてしまうかも…。

 美しいピーチラインをつくっているのは中殿筋というお尻の筋肉。まっすぐに立って、腰骨と大転子(太ももの付け根あたり)の間に手を当て、股関節を外側に開くと収縮する部分が中殿筋です。

 ここを意識しながら、脚を横に上げる運動を行うと中殿筋が鍛えられ、横から見ても美しいヒップラインになります。

【美ボディをつくる簡単アロマストレッチ】
 お尻(中殿筋)×ロイヤルジャスミン

 無香料のジェルにロイヤルジャスミンの精油1滴をブレンドし、お尻の横側(中殿筋)をやさしくほぐしましょう。

 ロイヤルジャスミンはジャスミンの中でも大きく花開き、圧倒的で華やかなオーラを放ちます。闇夜でも美しく咲くことから、自分では見えない後ろ姿も美しくなる魔法をかけてくれるはず。

 中殿筋をほぐすと脚や腰も軽くなってすっきりするので、毎日ケアして桃尻ラインをキープしましょう!

フェロモン度50%の貴女は…

同性が惚れるかっこいい「イケメン女子」

 周囲から「かっこいい」といわれることが多く、ずばり「できる女」。ストレスがたまり、お疲れモードになると、かっこよさが薄れ、「疲れている」感が外見にも出てしまうので要注意!

 頭脳労働が多いイケメン女子は頭に熱がたまりやすく、下半身は冷えやすかったり高いヒールで歩き回って足が疲れていたりします。

 足の人さし指・中指・薬指は自由に動かせますか? ヒールを履く人は特に足の指が詰まりやすく、むくみや冷え、腰痛を抱えがち。湯舟に浸かっているときやお風呂上がりに足指のストレッチで体のエネルギーバランスがよくなるように意識すると、血と気の巡りもよくなり、頭が冴えて体も美しく整うでしょう。

【美ボディをつくる簡単アロマストレッチ】
 足×イランイランサード

 無香料のジェルにイランイランサードの精油1滴をブレンドし、足先が凝り固まらないようにアキレス腱と足首まわり、足指の間をマッサージします。

 毎日1分間でもいいので、真ん中3本の指と親指、小指を交互に動かせるようにほぐしましょう。足がぽかぽかして質のよい睡眠につながり、明日へのエネルギーチャージになります。

 イランイランサードはマニアックな種類ですが、20時間以上かけて精油を抽出することで免疫力を高めるスパイシーな香りが採れます。ストレスと戦いながらも女性らしさを忘れないというメッセージを持ち、イケメン女子にぴったりの香りです。

フェロモン度30%の貴女は…

独自の世界観を放つ個性的な「無臭の女神」

 確固たる信念をもち、我が道をいく貴女。周囲からは「変わっているね」と言われることが多いのでは? 個性的で好きなオスにも染まらず、自分の都合を優先する生き方を好むようです。

 基本的に運動が苦手な無臭の女神は、デスクワークが続いたり休日にゴロゴロしていると股関節まわりの血流が悪くなっているかも…。股関節は骨盤の動きに関わり、性生活や出産など女性のライフイベントにも関係の深い場所です。

 股関節が硬いと肩甲骨やひざも連動して動きにくくなり、全身の血流も悪くなって不調につながります。無理のない範囲で股関節のストレッチを取り入れて、フェロモンアップを目指しましょう。

【美ボディをつくる簡単アロマストレッチ】
 股関節×クラリセージ

 ストレッチの前に、無香料のジェルにクラリセージの精油1滴をブレンドし、股関節に塗りましょう。腰骨まわりから鼠径部に向かって塗ると、体も緩んでストレッチしやすくなるのでおすすめ。

 ヨガマットやタオルの上に座り、足裏を合わせて両ひざを手で軽く押しながら外側へ倒し、30秒キープするのを3回繰り返します。

 強い芳香のクラリセージは「天国の香り」ともいわれ、心と体を緩めて素直な気持ちに戻りたいときに最適。少し頑固な無臭の女神にも柔軟さを与えてくれそうです。

  ◇  ◇  ◇

 ※精油の成分中には、皮膚刺激の強いものや光毒性をもつものもあります。敏感肌の方、妊娠中の方、基礎疾患・アレルギーのある方などは事前に安全性を確認し、使用するときは十分ご注意ください。

太田奈月
記事一覧
調香師・IFA国際アロマセラピスト
 静岡県生まれ、茶農家の父、美容家の母を持ち、幼少期から香りと美に関する知見を深める。英国ケンブリッジにてホリスティックアロマテラピーを学び、アロマセラピストとして活動、様々な人種・国籍のクライアントのトリートメントを体験する。

2011年、「Natsuki Ohta JAPAN」香水ブランドを設立。「肌は嘘つかない」がコンセプトのフェロモンジャッジ🄬、天然アロマ香水 アロマパルファン🄬の創設者で、2000年開校の「アクトインターナショナルスクール」校長を務めるかたわら、調香師として企業とのコラボ企画やメディアに出演。あらゆる可能性を秘めたアロマテラピーの啓蒙活動を行う。

公式HPInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


去勢手術は3日後…にゃんたま記念撮影でモフモフとお別れ
 これぞ! 鈴カステラ! 出来立てホヤホヤの美味しそうなにゃんたま!  食べちゃいたくなる、愛おしいにゃんたまω!...
猛暑の夏…健康な高齢者でも熱中症予防を“家族ですべき”理由
 介護士をしていた経験をもとにライターをしています。筆者はこれまで、認知症の症状や認知症を発症した時の具体的なケアについ...
がんでごめんね…「人生最後の生理」はある日突然やってきた
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
さくらももこさんのエッセイに学んだ 本当の「時は金なり」
「時は金なり」という言葉、年を取れば取るほど心に沁みるのはなぜでしょう。私がこの意味を意識したのは、さくらももこさんのエ...
産毛のような初々しさ…もうすぐ去勢する“にゃんたま”の刹那
 羊毛フェルトで作られた「にゃんたまストラップ」が巷で流行中。フニフニ揉むと、心癒され気持ちが落ち着くのだそう。 ...
結婚したら退職する? 自分が幸せになるための人生の歩み方
 少し前のOLだったら「寿退職」なんて当たり前だったのでしょうが、今はそうはいかないですよね。共働きが普通だし、お金の心...
大人になっても趣味に没頭したい! おすすめできる3つの趣味
 ストレス社会で闘う毎日にふと疲れた時、「何もかも忘れたい」と思うことはありませんか? 多くの人は飲み会や買い物で鬱憤を...
鬼灯って読めますか?夏の風物詩「ホオズキ」の意味と活用法
 地域によりますが、八月はお盆月でございます。  八月の声を聞くとワタクシのお店もお盆のお支度で慌ただしくなり、店...
夕陽で赤く輝いて…黒猫“にゃんたま”は美しい絵のようだった
 にゃんたマニアにみなさんこんにちは! きょうは、初めての黒猫にゃんたまωです。  黒猫のにゃんたまって、真っ黒だ...
遠方に住む親が心配…介護サービスの上手な選び方&使い方
 遠方に住んでいる両親が介護状態になった時、多くの人が「大丈夫かなぁ……」と心配になるはずです。しかし、現代では親の介護...
ホステスの世界にもある「裏引き」という名の“闇営業”の実態
 世間をにぎわせた“闇営業”。「事務所を通さず仕事のオファーを受け、報酬を得る」行為は、夜のクラブでも存在します。店に許...
料理下手を克服する4つの方法 もうメシマズ女と言わせない!
「料理を作ると思った通りの味にならない」「どうしても美味しくない」、そんな悩みを抱えていませんか? せっかく料理をしよう...
住宅ローンは一生無理?がんになった場合の気になるお金の話
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
大きなチャトラ“にゃんたま”君 立派な尻尾が上がった瞬間!
 にゃんたまωに、ひたすらロックオン! きょうはみんな大好きチャトラ君の鈴カステラです。  小さな港を忙しそうにパ...
恋愛序盤の花火デートはキケン! 準備ゼロでは行かないが吉
「花火デートってドキドキする」――。この季節、誰もが期待し盛り上がる「花火大会」ですが、調べもせず安易にデートとして行く...
ピルをもらう方法と病院選びのコツ…“避妊”が理由でも良い?
 第1回「日本はピル後進国!『ピル=避妊』の考え方は遅れています」、第2回「ピルで確実に避妊するなら?心構えや男性任せの...