更新日:2024-09-27 18:03
投稿日:2024-09-13 06:00
未亡人と男女の関係に
そこからの流れは速かった。2人は週に2~3度、逢瀬を重ねる関係が続く。
「家族は、僕の晩酌は当然だと思っているので、その数時間を美香さんとのデートに充てたんです。晩酌デートだけの時もあれば、彼女のマンションに行って手料理をごちそうになる時もある。ただ、どんなに遅くても帰宅は22時を過ぎないよう気をつけましたね。
家族には時おり申し訳なさで胸が痛むこともありましたが、見方を変えれば、美香さんのお陰で家族に優しくできるし、仕事も頑張れる。そういう意味では、以前よりも充実した日々を送れている実感があったんです。
毎日LINEをする仲になりましたが、読んだらすぐに消すことを徹底したので、家族にバレることは一切ありませんでした」
「一緒に沖縄旅行に行きたい」と告げられて
関係が半年ほど続いた時、家族旅行の話になった。今年は以前から娘が行きたいといって予約していた沖縄の高級リゾートホテル3泊4日の旅だ。
「年に一度の旅行は家族の恒例行事なんですが、今年は美香さんがいるから躊躇してしまってね…。最初こそ『楽しんできてね』と笑ってくれるものの、目の端に涙が潤んでいる。
彼女は時々、心が不安定になることがあって、でも『信一先生には迷惑をかけないようにするから』と健気に言われてしまうから、余計に守ってあげたくなるんです」
信一さんが困惑していた時、美香さんから思いがけない提案があった。「旅費は自分で出すから、私も一緒に沖縄旅行に行きたいの」と告げられたのだ。
この一言がきっかけで、信一さんは「家族旅行にこっそり美香さんを連れて行く」計画を練った。
続きは次回。
ラブ 新着一覧
ラブラブ具合が落ち着いてしまい、パートナーとの会話で、少し距離を感じる時はありませんか?
「あれ? 何となく会話...
新型コロナウィルスの流行後から、働き方の主流になってきた在宅勤務。「出社せずに家で働けるなんてラッキー!」と喜ぶ人が多...
あなたは、好きな人がいる中で他の男性から想いを告げられたら付き合いますか? きっと少なからず「他の人に気持ちがあるのに...
セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。
私は新婚当初、姑と二...
「男は顔じゃなくて中身」なんて言葉がありますが、あなたはどう思いますか? 内面ももちろん大切ですが、「顔が好きだから許せ...
大好きな男性に対しては、自然と「セックスしたい」と思う女性が大半なはず。しかし、中には「好きだけどしたくない!」と拒ん...
「一生見るんだから、結婚相手のルックスはどストライクがいい!」と、“顔”で選ぼうとしている女性は少なくないはず。ですが「...
合コンや婚活をした時など、男性にたくさん声をかけられる女性と、周りに男性が寄ってこない女性がいますよね。「もしかして私...
「私、そろそろ振られるかも…」と察した時、あなたは相手にしがみつこうとしますか? それとも別れを覚悟するでしょうか。
...
女性からすると「強い女」って憧れますよね。でも男性の中には「強い女が苦手」という人もいるそう…。とはいえ、強く生きてい...
「冷酷と激情のあいだvol.176〜女性編〜」では、不倫相手とのセックスレスに悩み、それを理由に生活費が受け取れなくなる...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
子供は素直で純粋。それが「不倫がバレるきっかけ」になる場合もあるようです。いったいどのようにしてバレるのか、経験談をご...
まるで自分が物語の主人公であるかのように振る舞う「悲劇のヒロイン症候群」を知っていますか?
周りの人に「かわ...
夫婦の出身地がどこかによって、家庭の雰囲気は変わるかもしれません。特にノリがいい大阪人の夫がいる家庭は、なんとなく明る...
人は見た目や条件ではなく、心だなんていいますが、実際問題はどうなのでしょうか? 貧乏な男と結婚しても、愛があれば大丈夫...