絶世の美女より「ほどほどの顔」の女性がモテる5つの理由

七海 ライター
更新日:2019-08-09 06:00
投稿日:2019-08-09 06:00
 ちょうどいいブスが一番モテる――? お笑いコンビ「相席スタート」の山崎ケイさんの著書やドラマ化により、巷でささやかれるようになったこの説。
 独身時代に数々の浮き名を流した女優・蒼井優さんも、自らを「ほどほどの顔」と分析していたし、某国民的アイドルグループの当初のコンセプトは「クラスで6番目に可愛い子を集めた」ともいわれています。日本人男性は、あまりにもモテそうな女の子は本命にしないのかもしれません。
 そんな一見地味にも見える“ほどほどの顔”の女性がモテる5つの理由を解説します。

1. 一緒にいて落ち着く

 アナウンサーのような、あるいはミスコンに出ているようなthe美人は、一緒にいると自尊心は満たされても「俺といて楽しいのかな?」「イケメンに目移りしないかな?」「前の彼氏よりダメだと思われてたらどうしよう」などと、男性は常にプレッシャーを感じてしまう場合があります。

 デートの店選び、服選び、会話、会計のスマートさ……。美人が相手だと「これでいいのかな」「他の男と比べられてるかも」と、いちいち男性の心は休まりません。女性の中でも、イケメンすぎる男性はプレッシャーを感じて苦手、という人は少なくないはず。

 その点、よくいる普通のルックスの女の子は男性にプレッシャーを与えません。ちょっとヘマをしても「そういうことあるよね」「次に生かせばいいじゃん」と許してくれそうな、おおらかさがあるんです。

 そして、美人は「誰かに取られそう」「目移りされそう」という心配がありますが、“ほどほどの顔”の女性にはそんな懸念はありません。この子だったら他の男に取られる心配も少ないし、自分に尽くしてくれそう! という理由で、男性は本命彼女には美人よりも普通のルックスの女の子を選ぶケースがあります。

2. 男性の付け入る隙を見せる

 美人で実家もお金持ちで、自分もバリバリ稼いで、おまけにスタイル抜群……。そんな女性がいたら、職場でみんなの憧れの的になることは間違いありません。

 しかし、「完璧すぎて怖い」「俺なんか視界にも入ってないんだろうな」と遠巻きに眺められるだけで、射程圏外と思われてしまい案外モテなかったりします。

 モテるということは、「俺でもいけるかも」「付き合ってもらえそう」と感じる男性の範囲が広いということでもあります。

 隙のない美女が全くモテないわけではありませんが、多くの男性から指名されるのは、実は“ほどほどの顔”。なぜなら隙があるから。

 ルックスが完璧ではない、という意味でもそうですし、ファッションやメイクもいつも全力ではなく、あくまでもナチュラルで隙を残す。飲み会では酔いすぎてふにゃふにゃになって誰かに介抱されたり……。どこか「俺がいてあげないと」と男性の庇護欲をそそる隙がポイントです。

 逆に、すごく容姿に恵まれて仕事もできるのになぜかモテない……という女性は、周りから「隙がなさすぎて取り付く島もない」と思われてしまっている可能性があります。

 まずはその凶器じみたピンヒールを脱いで、スニーカーやバレエシューズに履き替えて視線を少し下げて見ては?

3. ノリやリアクションがいい

 たとえば飲み会。

 ちょっとした、いじりにも「やだ〜」と言いながら軽く乗ったり、ツッコミで対応をして和ませたり。モテる“ほどほどの女性”は、打てば響くようなリアクションがとても上手です。

 その点、美人には周りが気を遣ってふざけた話題を振らなかったり、「化粧失敗してない?」などと軽くいじられることもほとんどありません。ある意味、損かも知れませんね。

 結果、どんどん話が振られる“ほどほどの女性”は、男性から「この子はノリがいい」「リアクションがいい」と思われるチャンスが多いんです。

 また、顔が特別に可愛いわけではなくても、男性に尽くされている女性には特徴があります。

 それは「何かをしてあげた時のリアクションが可愛い」。

「これ欲しかったの! 覚えててくれたんだ、嬉しい」「お皿洗っててくれたの? ありがとう、疲れてたから助かったよ」と、いちいち可愛く喜んでくれたら、男性としても「もっとこの子に何かしてあげたい」という気持ちになりますよね。

4. 下ネタに対する受け身がうまい

 女性芸人の中でも、“いい女”風キャラの芸人さんには特徴があります。それは下ネタOKであること。

「なんでそんなこと聞くの! セクハラだよ!」「すいません、私そういうの苦手で……」

 軽い下ネタに対しても、こんな風に本気で怒ったり引いたりしていると、男性から「ノリが悪い」と思われて無難な話題しか振ってもらえなくなります。

 あくまで男性の下ネタは小学生の悪ふざけと同じ。本気で受け取らず、うまくかわしたり面白く返答できるように慣れましょう。

 もちろん、自分から下ネタに全振りしているとただの痴女だと思われ、引かれて終わりです。あくまでも、ほんのりとしたエロ感がモテの鍵。

 ちょうどいい下ネタへの対処法は受け身であること。「昨日ワンナイトした男が……」なんて生々しい体験談を話すのではなく、男性から「最近いつしたの?」などと下ネタを振られた時にだけ話すようにしましょう。

 もちろん、本当のことを答えるのではなく、「1週間以内……かな」「え〜、内緒!」などとぼかして答えたほうが男性は想像力をかき立てられます。

 男性は見えすぎるものより、ちらっと垣間見えるものにこそ燃えるのです。

5. 強いこだわりや主義主張があまりない

 婚活をしている女性であれば、聞いたことがあるかもしれません。

「こだわりや主義主張がありすぎると、男性に引かれてしまう」

 例えば、ブランド物で固めた隙のないファッションや、流行をがっつり取り入れたメイク。女子会では人気者になれますが、男性からしたら「近寄りがたい」「男にあまり興味がなさそう」と思われて、受けがあまりよくありません。

 そう、結局のところファッションでもメイクでも、ふんわりとした素材でフェミニンな色合いのシンプルなものが男性に「いいじゃん」と思われるんです。ファッション雑誌を見て買った勝負服よりも、ファストファッションのプチプラの方がデート時に好感度が高かった、なんて経験はないですか? 

 ナチュラルなメイクやネイルが好まれるのはもはや鉄板。そしてそれはファッションだけではありません。

 映画やワインにあまりにも造詣が深かったり、お金をつぎ込んでのめり込む趣味があったり……。もちろんそれ自体は素晴らしいことですが、前面に出しすぎると男性からは引かれてしまうことも。

 会話の中で固有名詞があまりに飛び交う女性よりも、「これわからない」「○○さん、詳しいでしょう? 教えて欲しいな」と、バカなふりができる女性こそが、男性の人気をかっさらっていくのです。

まとめ

「結局、男性は自分よりちょっと下にいる女の子がいいんでしょう?」

 はい。そういう女性の方が大衆からモテるのは間違いないでしょう。なぜなら、“ほどほどの顔”の女性には美人にはない安心感や包容力があるから。

「私って美人じゃないから」「スタイル悪いし、需要ないよね?」なんてことを言わず、自分の見せ方次第では婚活市場で大きな武器になるかもしれませんよ。

七海
記事一覧
ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


【30代女の体験談】ほぼ毎日ささみ!モデル男と交際した顛末
 キレイめモデル系男子と付き合いたい! という女性は大勢います。けれど、実際にイケメン男性モデルとお付き合いしたら、想像...
内藤みか 2022-05-05 06:00 ラブ
男ドン引き!恋愛成就のお邪魔虫“マウント女”になってない?
「アラフォーになっても、なかなか結婚相手が現れない」と焦っていませんか。それ、もしかしたら、恋愛における“マウント女”に...
恋バナ調査隊 2022-05-05 06:00 ラブ
綾瀬はるかなら許せても…“干物女あるある”から脱却方法まで
 数年前、綾瀬はるかさん主演のドラマ「ホタルノヒカリ」でも話題になった「干物女」。何をするにも「面倒臭い!」が前提で、恋...
恋バナ調査隊 2022-05-05 06:00 ラブ
重い女と思われる二大瞬間!男性から嫌われないための解決策
 付き合うきっかけは彼からなのに、いつの間にか「重い女」になってしまう経験はありませんか。そんなつもりはないのに、男性側...
若林杏樹 2022-05-04 06:00 ラブ
ぽっちゃりはモテ!“抱き心地がいい女性”が磨くべき場所は?
 アラサー・アラフォーになると、今までと変わらない生活をしているのに「だんだんぽっちゃり体型になってきた……」と、焦る人...
恋バナ調査隊 2022-06-01 12:32 ラブ
「女友達に恋愛相談」やっぱり誰でもいいわけではありません
 恋愛で悩んだ時に、同性の女友達に相談する人は多いですよね。でも、実はこの選択、場合によっては危険なケースもあるようなの...
恋バナ調査隊 2022-05-04 06:00 ラブ
「愛情不足では?」元旦那と離婚、呪縛から逃れた先の“偏見”
 ステップファミリー5年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
“不幸な恋愛”が続く理由と特徴を考えてみた 経験に糸口あり
 ある程度の年齢になってくると、恋愛経験も増えてくるはず。しかし、それにも関わらず、いくつになっても今までの経験を活かす...
恋バナ調査隊 2022-05-02 06:00 ラブ
“バツが多い”男性との恋愛 離婚の原因以外に確認すべきこと
 3組に1組が離婚しているといわれる現代。年齢を重ねていくごとに、“バツ”ありの男性と出会うことは増えてくるでしょう。で...
恋バナ調査隊 2022-05-02 06:00 ラブ
「モテる女性」こその悩み…大変だと同情するか、嫉妬するか
 モテる女性を見て「私もあんな風にモテてみたい! と、羨ましく感じる人は多いでしょう。中には「あの子ばっかりモテてずるい...
恋バナ調査隊 2022-05-01 06:00 ラブ
「痔の薬よろしく」彼氏に誤送信LINE!終わったと思いきや…
 大好きな人の前では、いつでも可愛くいたいもの。でも、私たちの日常には、それを脅かす危険なツールがあります。  そう、...
恋バナ調査隊 2022-06-01 12:25 ラブ
交際4カ月でキスだけ 恋人と“性交渉ゼロ”34歳女性のモヤモヤ
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-04-30 06:00 ラブ
「肉体関係は神聖なもの」頑なに恋人を抱かない36歳男の事情
「冷酷と激情のあいだvol.88〜女性編〜」では、恋人のヨウヘイさん(仮名・36歳)と、交際開始から一度もカラダの関係が...
並木まき 2022-04-30 06:00 ラブ
「おはよ、本日の足」夫ウケ狙ったのに撃沈!愛の傍迷惑LINE
 世間には「夫のことが大好きで仕方がない妻」も、たくさんいますよね。そんな女性は、LINEでも健気に夫ウケを狙ってあれこ...
「男は収入」お金目当てで結婚した女性のその後から学ぶこと
 あなたは、結婚相手に何を求めますか? アラサー・アラフォーになると、自分自身にも経済力がついてくるため、男性を「収入」...
恋バナ調査隊 2022-05-02 18:52 ラブ
ザワザワする!本気or遊び「告白なし」で付き合う男性の心理
 男性に告白されていないのに親密な関係になると、なんだかモヤモヤしてしまいますよね。本当は告白されてから付き合うのが理想...
恋バナ調査隊 2022-04-28 06:00 ラブ