図解!好きな男性とデートで会う&彼の好き度を確かめる方法

伊藤早紀 恋愛メディア編集長
更新日:2019-08-12 06:00
投稿日:2019-08-12 06:00

「好きな人はすごく忙しくて、なかなか会ってもらえない…」「初デートは楽しかったのに、2回目につなげない!」――。そんなお悩み、抱えていませんか?

 実は、デートに行くという行為って、「会うコスト」と「会いたい気持ち」の相対評価だったのです。

 今回は会うコストと会いたい気持ちを図解し、どうしたら好きな男性とデートに行けるのか、という悩みから彼の好き度を確かめる方法までお伝えしちゃいます。

「会う」行為には理由があった? 図解してみました

 早速ですが、こちらがデートに行く・行かない心理の図解です。

「会うコスト」は時間や費用、手間など

 左側が会うコスト、つまり会うためにかかる時間や費用、手間になります。ご飯を食べたとき、彼がおごりの場合と割り勘の場合、そして女性の方が出す場合でかかる費用が違いますね。

 また、デートの場所に行くまでの時間や手間も考えられます。タクシーで移動できる距離なのか、電車を乗り継がなければいけないのか、それとも徒歩圏内なのかで時間も労力も変わります。

 そしてデートをする時間。飲食店を2軒はしごしたら、2時間半はかかるでしょう。この時間を他の趣味や仕事の予定と比較して魅力に感じるかどうか、他にもっと魅力的な選択肢がある場合はその予定とも比較されますね。

「会いたい気持ち」は相手の魅力やデートの魅力

 一方、右側は会いたい気持ちを図解したものです。会いたい度合いは大きくデート相手そのものの魅力とデート自体の魅力にわけられます。

 デート相手に対する魅力は外見、中身、話が合うか、はたまた「今夜はチャンスありそう」と思うかなど、さまざまです。

 デート自体の魅力は、例えば予約の取れないレストランや大好きな映画を観に行くなど、デートのスポットや内容そのものに対する魅力です。

 会うコスト > 会いたい気持ちになれば会わないし、会うコスト < 会いたい気持ちになれば会います。

 もしも会うコスト=会いたい気持ち、または少しだけ会いたい気持ちが上回っている場合は、当日に雨が降って移動の手間が増え、少しでも会うコストが上がればドタキャンの可能性もあります。

 毎回デートのたびにこの図を思い浮かべて天秤にかけているわけではありませんが、無意識にこの会うコストと会いたい気持ちを比較した結果が会う or 会わないという行動に結びついているのだと思います。

 もちろん、会いたい気持ちが半端なく大きければ会うコストがどれだけ大きくても関係ありません。

 往復2時間かけて10分だけ会いに行く、なんていうドラマみたいなことをやってのけられます。この状態にもっていくには、なんとかして数回デートにこぎつけたいですよね。

会いたい女になる方法1. 会うコストを下げる

 さて、彼とデートで会うためには、会いたい気持ちを上げる、会うコストを下げるかです。

 彼の会いたい気持ちを高めるためには、外見の改善など長期戦になるため結構難しいですよね。

 一方、会うコストを下げるのは意外と簡単にできます。

 たとえばご飯をおごってもらうのではなく割り勘にする、もしくは少し多めに出す。彼の最寄り駅を待ち合わせ場所にする。忙しそうなら1時間で切り上げられるカフェデートを提案する……など、すぐに実践できることが多いですね。

 削減すべきコストの内訳も人によって変わります。

 金欠の人にとってはデート費用の割合が大きいでしょうし、忙しい人にとっては時間の割合が大きくなるはずです。

 なるべくインパクトの大きいところを狙って削減していきたいですね。

会いたい女になる方法2. 会う魅力を上げる

 少し難しい、会いたい気持ちを高める方法です。

 これは外見的な魅力や価値観など、一朝一夕に高めることは難しいです。

 しかし、例えばデートの魅力をアップするのはどうでしょうか。

 いつも彼に予約してもらわずに、たまには自分から彼好みの美味しいお店を探して彼に提案してみるのも一つの手です。

「美味しいご飯が食べられる」だけで格段とデートの魅力はアップしますよね。

 彼の趣味をリサーチしておいて、趣味に合ったデートプランを提案するのもおすすめです。

彼の「好き」を確かめる方法

 この図解は彼の好き度を考察するのにも便利です。ポイントは内訳の割合が人によって違い、均等ではないことです。

 先述したように、忙しい人にとっては時間の割合が大きく、お金がない人にとっては費用部分が大きいです。

 例えば、お金持ちにとってはデート費用なんてほとんど負担になりません。

 年に数回しか会えないけど、会ったら何万円もするご飯をご馳走してくれるお金持ち男性。それって、実は「数万円で関係を継続できるならコスパが良い」って思われているかも。

 忙しいお金持ちが大事なのは時間です。どれだけ彼の大事な時間をあなたに差し出してくれているか、あなたの都合に合わせてくれるかが彼の愛を確かめるポイントとなります。

 反対にお金はないけど時間だけが有り余っているフリーターの彼がいたとして、彼が毎日のように会いたがってくれていても、それはただ「暇だから」なのかもしれません。

 お金のない彼がなけなしの貯金で4℃のアクセサリーを買ってくれたら、それは喜んでいいはずです。

 この、相手の大事なものを見極め、それを差し出してくれたときにきちんと感謝が言えること。モテる女性はこれを天然でやっているのです。

まとめ

 この図解を見て、「彼にとって自分は会うコストを払ってまで会いたいと思える女性なのだろうか」と一度考えてみてください。

 どれだけ会うコストを払っても「会いたい」と思えるいい女を目指すために、最初は会うコストを下げる努力もしながら、魅力をアップさせる努力をしてみてください。

 あなたの恋愛、応援しています!

伊藤早紀
記事一覧
恋愛メディア編集長
マッチングアプリ総合メディア「マッチアップ」の編集長・恋愛婚活ラボの所長。結婚相談所の仲人をしながらマッチングアプリ経験者800人以上に取材。恋活や婚活の実態をTwitterYouTubeで配信中。マッチングアプリのご意見番として多数テレビ出演。著書に「出会い2.0」がある。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


近づいちゃダメ! “他責男”のヤバすぎるLINE3選。浮気もドタキャンもぜ~んぶ人のせい
 人のせいにする他責男は、自身の行動を反省したり謝ったりしません。そんな男性との恋愛や結婚はあなたが苦労するはず。気にな...
恋バナ調査隊 2025-06-08 06:00 ラブ
都心一等地から地方移住はムリ!「ビジネスマンは鋭いセンスとおしゃれが大事」と拒否する44歳夫のため息
「冷酷と激情のあいだvol.249〜女性編〜」では、生活水準を下げられず、家計が火の車になりつつある妻・絢子さん(仮名)...
並木まき 2025-06-07 06:00 ラブ
家計は火の車…それでも「節約なんてしたくないの」見栄っ張りな42歳妻がセレブ生活を維持する最終手段
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-06-07 06:00 ラブ
絶えない芸能人の不倫報道。なぜ人は“禁断の恋”をするのか?「背徳感やスリルではない」専門家が読み解く
 ワイドショーの定番、それは芸能人の不倫騒動。謝罪会見に活動休止──愛に溺れた代償はあまりにも重い。世間が「不倫=絶対悪...
蒼井凜花 2025-06-06 06:00 ラブ
男が「連絡先交換」を断る6つの事情とホンネ。脈なしとは限らない?
「気になる彼と仲良くなりたくて連絡先を聞いたのに断られた」なんて出来事があったら、脈なしに感じるでしょう。その場合、諦め...
恋バナ調査隊 2025-06-06 06:00 ラブ
金持ち男と結婚できる女と「できない女」の決定的な違い。アラフォーでも高収入を射止める方法はある
 お金持ちの男性を10人以上の女性で奪い合うPrime Video(プライムビデオ)の人気恋愛リアリティー番組『バチェラ...
内藤みか 2025-06-05 06:00 ラブ
えぇ…夫の「悪気ない一言」で怒りMAX! 妻の私がイラッとした瞬間
 「妻の地雷がどこにあるのか分からない…」なんて男性も多いかもしれません。そこで今回は“夫のイライラする一言”を集めてみ...
恋バナ調査隊 2025-06-05 06:00 ラブ
妻の“夫下げ”発言に泣く男たち。「臭い」「黙ってて」って酷くない? 無意識で放つ一言にご用心
 思わず言ってしまう夫の愚痴。ですが、夫側にも言い分はあるのかも? そこで妻のどのような一言にイライラするか男性陣に聞い...
恋バナ調査隊 2025-06-04 06:00 ラブ
ヒカルに梅宮アンナ…短い交際→結婚のメリットは? 堀北真希ら「0日婚」で成功する夫婦の共通点
 タレントの梅宮アンナ(52)が5月27日に自身のインスタグラムを更新。アートディレクターの世継恭規(よつぎ・やすのり)...
令和ですよ?「女は従順で」という呪縛。時代錯誤な男性と“自分を責めてしまう”女性に伝えたいこと
 夫婦の在り方などテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。 「主張の強い女は可愛げがないから抱きたいと思...
豆木メイ 2025-06-03 06:00 ラブ
「結婚ていいよ♡」クソバイスにイラッ。ジューンブライドの過剰な“幸せアピ”はやめて~!
 6月の花嫁=ジューンブライド。幸せになれるという言い伝えから、6月に結婚する人は多いですよね。でも浮かれすぎには要注意...
恋バナ調査隊 2025-06-03 06:00 ラブ
実は「シングルマザー」がモテるって本当? 僕たちが惹かれてしまった理由
 3組に1組は離婚しているとも言われる現代。子どもを抱えたまま離婚する「シングルマザー」も身近な存在となりました。実は「...
恋バナ調査隊 2025-06-03 06:00 ラブ
恋人とは「趣味が合わない」方がいい、ってマジすか? 5つの意見に納得…
「恋人とは趣味が合う方がいい」という意見はよく耳にしますが、「恋人とは趣味が合わない方がいい」と考える女性も案外多いのだ...
恋バナ調査隊 2025-06-02 06:00 ラブ
うわぁ…彼女に“激萎え”したLINE3選。そのお世話、裏目にでてるかもよ?
 付き合った当初と違う…と彼女の変化に不満を抱く男性は多い様子。中には「女として見られない」と、気持ちが冷めてしまう人も...
恋バナ調査隊 2025-06-01 06:00 ラブ
「俺は毎日もやしでいいのに」質素な生活を望む47歳夫。家事代行を頼む妻との結婚を後悔する毎日
「冷酷と激情のあいだvol.248〜女性編〜」では、家計に満足なお金を負担せず、家事への労力も渋る夫への妻・美幸さん(仮...
並木まき 2025-05-31 06:00 ラブ
「生活費は10万しかくれない」夫が“セコ過ぎる”と嘆く43歳妻。お金も家事も私ばかり…と不満が募る日々
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-05-31 06:00 ラブ