40代以上「お疲れ顔」の原因は? 面倒でも時間がなくても「2つの工程だけ」は省略してはいけない

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-12-10 06:00
投稿日:2024-12-10 06:00
 40代後半くらいから、きちんとメイクもしているし、スキンケアにも気を配っているのに「疲れてる?」と聞かれてしまう頻度が上がってきたような…。
 その“お疲れ顔”、パーツメイクの仕上がりが関係しているのかも。自身も40代後半である時短美容家の並木まきが、お疲れ顔回避のために、絶対に省略すべきではないパーツメイクをお話します。

「お疲れ見え」にはインパクトの弱さが関係している

 疲れた印象が目立ちやすい背景には「メイクのインパクトの弱さ」が大きく関係しています。

 ファンデーションとアイシャドウを塗って、眉毛を整える、いわゆる「基本的なメイク」だけだと、どうしてもインパクトが弱く、ぼやけた印象にもつながりやすいのです。

 とはいっても、ド派手メイクをしましょうというお話ではありません。では、脱・お疲れ顔を避けるパーツメイクの極意とは…?

外せないパーツメイク1:マスカラ

 40代になると、30代までと比べてまつ毛が細くなったり短くなったりと、“すっぴんまつ毛”のインパクトが急激に弱まる人も少なくありません。

 そうなると、マスカラを塗るのも億劫になってしまいがち。これがお顔のインパクトを弱め、お疲れ顔の理由にもなりかねないのです。

 今の40代が若かりし頃のマスカラには、ダマになったり時間が経つと落ちてきたりと、あまりいい印象がないかもしれません。ですが、今の時代はプチプラでも優秀なマスカラがたくさん!

 短い毛もしっかりキャッチして、目ヂカラをほどよくプラスしながらフレッシュな目もとをキープできるマスカラが増えています。

 目もとの印象は、お顔全体の印象を大きく左右します。

 派手なメイクを避けたい場合には、ナチュラルタイプのマスカラを1度塗りするだけでも印象は変わりますし、最近のマスカラはまつ毛美容液の成分を含むものも多いので、むしろ“すっぴんまつ毛”よりもまつ毛自体をいたわるケアにもつながります。

 目もとにインパクトがあると、多少疲れているときでも元気な印象になるのが最大のメリット。40代後半からは、マスカラは省略しないほうがいいパーツメイクです。

 過去記事『Over40のイマイチまつげは「プチプラマスカラ」で解決! 美容家がガチンコ愛用の優秀アイテム2選』では、私が実際に使って唸るほど実力に惚れ込んだプチプラの最新マスカラを紹介していますので、よろしければチェックなさってみてください。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


吸水ショーツにやっぱり半信半疑…体験談&漏れない履き方
 現代では、さまざまな生理用品が販売されていますが、特に気になるけれど使うのが怖いアイテムが「吸水ショーツ」です。「見た...
傷んだ爪どーにかしたい!美爪ケアに実は漢方もおすすめ【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
プチプラの進化ハンパない!ナチュラルアイになれるメイク術
 ドラッグストアやショッピングモールなどで手軽に購入することのできるプチプラコスメ。最近のプチプラコスメには、デパートコ...
40代の「髪ぺたんこ」問題 3つの原因&ボリュームアップ方法
 40代を超えると、だんだんと髪のボリュームがなくなってきて「ぺたんこ髪」になってしまう人が多いですよね。髪の毛にボリュ...
グロス唇に「天ぷら食べた?」初めてメイクのトホホな思い出
 40代にもなると、「自分に合ったメイク」をする余裕が出てきますが、みんな誰しも最初は初心者。忘れられない恥ずかしすぎる...
下着の“寿命”は1年・着用回数100回目安! 替え時サインは?
 買い換えるのを忘れてしまいがちな下着ですが、実は意外と寿命が短いのをご存知でしょうか? 今回は下着の寿命やそのサイン、...
たるみ毛穴ってなに?悪化の原因と40代からはじめる改善ケア
 40代女性の肌悩みの一つ、たるみ毛穴。「30代の頃より毛穴が目立っている気がする」と悩む女性も多いのではないでしょうか...
おりものが変!におい・量・色の要注意な状態&ケア法【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【成城石井】美容家が指名買い!鬼リピの神ドリンク3品+1品
 トレンドの商品に出会える成城石井は、ドリンク類のバリエーションもとっても豊富。美容や健康を意識できる飲み物のラインナッ...
アイプチの鼻版! 1日30分の洗濯バサミ「鼻筋美容師」で美鼻になるのか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
モモヒキっぽく見える…40代のベージュコーデ「オバ見え」回避術5つ
 40代女性の成熟した美しさを引き立てる「ベージュコーデ」は、柔らかい雰囲気とどんな色とも相性のいい万能さが魅力ですよね...
「40代からのフェミニンケア」ニオイやかゆみを回避する5つの習慣
 デリケートゾーンや月経などについての悩みは、なかなかオープンに話す機会がないですよね。でも人に見せる部分ではないからと...
脱マスクでマジ焦る! 買いリップ3選&いまっぽメイクのコツ
 いよいよマスクを外せるようになりそうな今、アイメイクはばっちりでも、リップメイクに自信がなくなってはいませんか? 唇に...
ピラティスとヨガは似てるっぽいけど、向き不向き&どっちを選ぶ?
 皆さんは「ピラティス」をご存知ですか? 有名な「ヨガ」と比べて、まだまだ知らない人も多いかもしれませんね。でも実は最近...
集中力“ガタ落ち”の救世主「ハイスペックおやつ」4選【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
セルフプレジャーでオキシトシン放出 私が美容をがんばるワケ
 以前、ママ友にセックスレスであると相談した時に「セックスしないとほうれい線が濃くなるよ!」と言われたことがあります。 ...