これって潮時? 別れを考え始めたら確認すべき5つのポイント

七海 ライター
更新日:2019-08-23 06:00
投稿日:2019-08-23 06:00

5. 別れたくない理由が「長く続いたから」

「私の彼は女癖も悪いし貯金もない。やさしいのかといえばどっちかといえばわがままで振り回されてばっかり。だけどもう4年も続いたから今さら別れるのは考えられない」

「もうアラサーだからそろそろ身を固めて結婚したい。長年付き合った彼に不満はあるけど、別れて1から再スタートする勇気が出ないまま、なんとなくズルズルと関係を続けてしまった」

 周りにもいませんか? あれこれ彼の愚痴を並べて、いざ「別れた方がいいって」「もっと素敵な人がいるよ?」と言っても「でも、もう私たち長いし……」「今さら彼がいない生活なんて考えられない。彼は私の一部だから」と、なんだかんだ別れる気がない女友達。

 費やした時間が惜しい、あるいはこれから一人になってしまったら結婚のチャンスがあるかはわからない。だから、不満がある彼だけどズルズル付き合って現状維持。そんな女性も多いかもしれません。

 しかし、すでに終わってしまった過去よりもこれから続く未来の方が圧倒的に大事だし、長いんです。それを考えたら「長く続いたから」の一点張りで彼と関係を続けるのは、自分の人生も彼の人生もないがしろにすることになってしまいます。

 もし、彼と別れたくない理由が「せっかく長く続いたから、今さら別れたくない」だけなのだとしたら、もう彼との関係の見切りはつけていいころかもしれません。

まとめ

 彼と付き合い続けるか、それとも潔く別れて一から恋人を探す旅に再び出るか。特におとなの女性にとって、後者はかなり勇気がいる選択です。

「今さら一人になるくらいなら、少し不満でも、馴染みのある彼と一緒にいた方が、まし……」

「もっといい人がいるよって周りはいうけど、もしいなかったら、きっと寂しさで気が狂う。だから怖くて別れを選べないでズルズルここまで来てしまった」

 別れることも現状維持することも、同じくらい大きな選択肢なのに、別れの方が勇気がいるのでなかなか選べない、という人が大多数だとは思います。

 けれど、人生がこの先50年以上あるとしたら、ここで「運命はこの人!」と決めてしまうのはまだ早いかもしれません。じっくりと彼との関係を見直してみましょう。

七海
記事一覧
ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「子供は誰の子だ?」うたた寝の悲劇、妊娠中の不倫がまさかの夫バレ 35歳英会話講師の不倫欲 #2
 由奈さん(仮名・35歳フリーランス英会話講師/既婚・子供アリ)は、異業種交流会で出会った宗太郎さん(仮名・35歳不動産...
蒼井凜花 2024-11-08 15:05 ラブ
年の差婚ならではの浮気のリスク。一生お姫様扱いされる? ないない!
「年上のイケおじと結婚したい♡」「10個下の若い男を捕まえて結婚に漕ぎ着けてやる!」このように、上下関係なく「年の差婚」...
恋バナ調査隊 2024-10-11 06:00 ラブ
増殖中の「男装コンカフェ(男装のコンセプトカフェ)」は、想像以上に居心地の良い空間だった!
 近頃、メンズコンカフェならぬ「男装コンカフェ」が増殖中なのをご存知でしょうか。東京だけでもすでに20店舗以上。  一...
内藤みか 2024-10-10 06:00 ラブ
“リアル恋愛話”5選。年下男子が40代女性からの誘いに「即OK」するデート先とは?
 ひと昔前の時代と比べると、最近はドラマや漫画のストーリーで年下男子との恋愛が描かれることが増えました。でも、オトナにな...
「社交辞令でも嬉しい…」“全国TOP5”の女風セラピストとDMで、甘いやり取りを楽しむ
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を体験しセックスの気持ちよさを知っ...
mirae.(みれ) 2024-11-20 16:32 ラブ
俺の美学は高級店を「最低価格」で楽しむこと。自称“ひねくれ者”の57歳男の主張
「冷酷と激情のあいだvol.215〜女性編〜」では、高級志向なのにセコい振る舞いをする恋人トシオさん(57歳・仮名)との...
並木まき 2024-10-05 06:00 ラブ
直売所でも飲食店でも「最安価」しか選ばない。恋人のドケチっぷりに結婚前提交際をためらう47歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-05 06:00 ラブ
不倫は悪なのか。作家・鈴木涼美氏が提起する日本の結婚制度の限界…それでもなぜ結婚する?
『不倫論――この生きづらい世界で愛について考えるために』(平凡社)を刊行した作家・鈴木涼美氏とともに、現代女性における「...
ミクニシオリ 2024-10-06 17:31 ラブ
作家・鈴木涼美氏と考える 現代女性の不倫リスク「不倫って気づいたら巻き込まれているもの」
 朝スマホを開くと「またか」と思うくらい、1年に何度も芸能人の不倫ニュースを見かける。いくら有名人とはいえ、特に当人と面...
ミクニシオリ 2024-10-05 06:00 ラブ
“冬季五輪夫婦”上村愛子&皆川賢太郎離婚の衝撃。「円満離婚」するカップルは揉めてないのは本当か?
 フリースタイルスキー・モーグルで五輪5大会連続入賞の上村愛子(44)が2日、自身のインスタグラムを更新。アルペンスキー...
一児の母で現在妊娠中。「それでも抱かれたい…」35歳英会話講師の不倫欲 #1
 世の中の不倫などもはや珍しくもないが、それが「一児の母であり、現在妊娠中」の場合、人としていかがだろう? 今回、取材に...
蒼井凜花 2024-11-08 15:05 ラブ
【アラフィフ婚活】60男より58歳男がいいけど…オンラインデートでドン引き、老舗相談所にも疑心暗鬼
 アラフィフでの婚活は60代以上からの申し込みが多く、同世代とはなかなかマッチングしないとも言われています。  結婚相...
内藤みか 2024-10-03 06:00 ラブ
最強の愛され女性がやらないこと7選。彼から「追われる恋」希望なら試す価値あり
「彼に愛され続けたい」「追われる恋愛がしたい」と思う女性は要チェック! 今回は男性の意見を交えながら、愛され女性がやらな...
恋バナ調査隊 2024-10-03 06:00 ラブ
アリバイ写真で墓穴掘ってるよ。浮気する男のしょーもない弁解&ごまかしLINE6選
 LINEは浮気がバレてしまうきっかけとなることが多いようで…。今回はパートナーが浮気をごまかすために送りがちな、バレや...
恋バナ調査隊 2024-10-02 06:00 ラブ
熟年離婚を今から防ぐ方法。子どもありきの夫婦になっていませんか?
 離婚件数のうち、20%〜30%は熟年離婚が占めているということをご存知ですか。子どもが自立したタイミングで、長年連れ添...
恋バナ調査隊 2024-10-02 06:00 ラブ
ケチと節約は紙一重。ドケチな彼氏のドン引きエピ7選から学ぶこと
 節約とドケチは紙一重です。自分では「節約」だと思っていても、周囲がドン引きするようなドケチになってしまっている人も…。...
恋バナ調査隊 2024-09-30 06:00 ラブ