40代に高額な美容液は必要なの? 愛すべきプチプラではなく、全力で投資すべきデイリーコスメは…

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-02-11 06:00
投稿日:2025-02-11 06:00
 40代半ばを過ぎてくると「高価な美容液に変えるべき?」の疑問が湧いてくる人も多いよう。実際に私のもとへも、「プチプラ美容液は、もう卒業すべき?」や「美容液を高価にすれば、肌は変わる?」などの質問が多く寄せられます。
 そこで今日は、時短美容家の並木まきがこの疑問への“アンサー”を力説! 悩める大人の女性たちの疑問を解決します!

プチプラ化粧品から高価な化粧品へ変えるタイミングって?

 今の40代は、20代、30代の頃からプチプラコスメが台頭してきた世代。

 当時は今ほど名品はありませんでしたが、ドラッグストアやバラエティショップで肌との相性も良く、納得感が高い美容液と出合った経験のある人も多いのでは。

 そこからずっと「化粧品はプチプラでいい」と思っていても、40代半ばを過ぎた頃に「あれ? 老けた?」と愕然。その気づきがきっかけとなり「やっぱり化粧品を変えないとダメかしら?」と悩み始めるんですよね。

 一方で高価な美容液には、やっぱりそれなりの成分が入っていたり、配合にもワザが利いていたりとお高い理由があるもの。だからこそ「変えるタイミング」を迷うのかもしれません。

 さて、この疑問へのアンサーはズバリ「変えたいときが変えどき!」に尽きます。その理由をお話しますね。

【読まれています】えっ、フェイスマスクは毎日しない方がいいの?【美容のウソ・ホント】医師3人の意外な回答/専門家監修

高価な美容液が40代・50代にもたらすメリット

 化粧品にかける予算や「高価」の基準は人それぞれで、一概に「○円以上の美容液なら間違いありません!」というセオリーもありません。

 しかし年齢を重ねた肌には、やはり専門的にアプローチする成分が入っている美容液が頼もしい存在であるのも確か。

 よって、「肌不調を感じていて美容液を変えれば満足感が上がりそうな気がするなら、変えたほうがいい」が私の持論です。

 また、化粧品による「プラセボ効果」も実は侮れないと感じていて「効きそう!」「効果がありそう!」と信じる気持ちって、実際にスキンケアの満足度にも直結するのを実感しています。

「プラセボ」を侮るなかれ!

 自分が欲しいと思ったときに「効きそう」と感じた美容液に変えるだけで、納得感の高い肌が叶う可能性は決して低くありません。

 現に私自身も、プラセボかもしれないけれど、肌への満足度が上がった経験は数知れず。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


「D-up」40代が買うならどれ?金欠でも欲しいプチプラコスメの“盛り力”
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
実践済み!アラフォー以上の使用満足度爆騰「美容家激推し」ブランド2選
 アラフォーやアラフィフと呼ばれる年代になって、これまで愛用していたコスメブランドの商品が「なんとなく合わない」と感じる...
臭った足で部屋に入る彼…【専門家監修】臭いの原因は2つ!日頃のケアは
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
キャプスタイルの前髪のしまい方は? “張り付いた海苔”を回避するテク6選
 キャップをかぶるときに悩むのが、前髪のしまい方。「なんだかモサっとしてしまう…」「前髪がぺちゃんこにつぶれて張り付いた...
その定番アイメイク、やらかしてます…今すぐアプデしたいダサ見え5選
 定番アイメイクテクニックには、今の時代にそぐわず、古くさくてダサい印象になるアイメイクも…。目元を華やかに見せ...
一度でもいいから足首が細くなりたい…太くなる原因&簡単対策方法3つ
 細く引き締まった足首は、女性の憧れですよね。でも、時には足がむくんで象のような足首になる人も…。  今回は足首を細く...
「綺麗なおばさんになりたい」って変ですか? 今すぐ真似したい6つの習慣
 二十歳を過ぎたらあらゆることは自己責任ですが、それは「見た目の美しさ」に関しても同じ。実際に、自分の外見や内面を磨いて...
永久脱毛って本当にずーっと生えてこない? 気になる“その後”の体験談
 最近では、一般的になってきた永久脱毛ですが、中には「まだ自己処理をしている」「痛みや信頼性が不安で永久脱毛した経験がな...
座りっぱで気づけば、おしりの汗!女性向け3つの対策と便利グッズ
 暑い夏場や座りっぱなしで過ごしている時、おしりに汗をかいてしまい「臭いやムレが気になる」と悩んでいませんか?  洋服...
彼氏やペットとの生活が幸せすぎて怖い…要因はホルモン?【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
10回分191円の激安!SHEINの「眉毛ステッカー」張るだけで美眉なるか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
眉毛の形、古いです! 20代女が思うアラフォー女の老け見え残念眉メイク
 眉毛メイクは時代によって流行が変わりやすいですよね。当時は流行していて老け見えを感じさせないメイクでも、今だと...
バレッタで留めてたのに鏡見たら、落ち武者!落ちない方法とアレンジテク
 最近、ヘアアクセサリーでバレッタを使うアレンジが流行していますね。でも、実際にバレッタを使ってみると、すぐに落ちてきた...
目尻のシワは隠しすな!隠れたモテポイント♡男性が「可愛い」と思うワケ
 女性の肌悩みの一つ、目尻のシワ。でも、実は目尻のシワは意外と男性ウケがいいのをご存知でしたか?  今回は目尻のシワが...
美的3月号“完売ポーチ”実力は?コスメデコルテの美容液はありがたすぎる
 3月号の美容雑誌は豪華付録だらけ。  MAQUIA3月号通常版は現品サイズの「リリミュウ 春色リップパピーレッド...
「髪の毛の分け目」どっちにする問題 意外と知らない似合うほうの決め方
 毎朝、髪の毛をスタイリングする時に「左右、どっちの分け目にしたらいいんだろう?」と困ることがありますよね。実際には、な...