更新日:2025-03-29 06:00
投稿日:2025-03-29 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
46歳、年上男性に狙い定めて婚活中
離婚して15年あまり経った46歳の典子さん(仮名)は、息子の大学進学を機に婚活を開始。年下の男性には興味がなく、5〜10歳年上限定でパートナー探しを始めました。
「主にアプリで活動して、たまにオフラインの婚活パーティーに参加するって感じで1年ほど真剣に取り組みました。
今はアプリで出会ったダイスケさん(仮名)と、友達以上恋人未満って感じの関係が3カ月ほど続いています。
ダイスケさんは、私よりも6歳年上。彼も婚歴があって、10年近く前に前妻と別れたみたい。離れて暮らす娘さんがふたりいるって聞いています」
純粋な恋がしたい
典子さんは、なにがなんでも早く結婚したいわけではなく「いい人がいれば」程度のスタンスの持ち主。しかし「もう一度、青春時代みたいな純粋な恋がしたい」と話します。
「ダイスケさんは、見た目も肩書きも私好み。アプリで“いいね”をもらったときに『あ。この人アリかも』って思いました。
だからすぐに会いましたし、最初に会ってからは1週間から10日に1回のペースでデートを続けています」
ところが、典子さんは今、“宙ぶらりん”にな関係に不満を抱き始めています。
関連記事
- 婚約指輪は何だったの? 婚約破棄され「慰謝料請求」も辞さない34歳女性の憤りと動揺【冷酷と激情のあいだ〜女性編~】
- 増えるアラフィフからの婚活。60代男性とお見合いした50代女性が悟ったことは?
- 初夜は入籍初日。再婚した夫の要求に絶望する39歳女性「まだ4カ月、でも離婚したい」【冷酷と激情のあいだ〜女性編~】
- 【ダイスケさんの冷酷と激情のあいだ】「ポイ捨てよりマシ」結婚対象外でも女性の誘いに応じる52歳男性の奇妙な優しさ
- 「誕プレに指輪を渡しただけなのに…」恋人からの婚約破棄の慰謝料話に困惑する38歳男性【冷酷と激情のあいだ〜男性編~】
- 私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし
ラブ 新着一覧
交際期間が長くなると、どんなカップルにも訪れるのが「倦怠期」。もちろん、倦怠期知らずのカップルもいますが、ごく稀しょう...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。今回は番外編です。のべ3000人以上の離婚案件の相談に乗ってい...
彼氏に浮気されたら誰だって悲しいものですが、その後の対応は人によって異なります。あっさりと別れを選ぶ人もいますが、愛情...
どんなにラブラブだったカップルも、思いがけないことが原因で別れてしまうことがあります。お互いに納得して別れていれば良い...
「魔性の女」とは、独自の魅力で男性を翻弄する女性のこと。男性からモテる性質を持つ魔性の女に、憧れたことがある女性も多いで...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.58〜女性編〜」では、恋人の二股交際が発覚した女性・七海さんの苦しい本心をご紹介しました。で...
夫の不倫問題に苦しんでいる妻は少なくありません。中には、ある日突然、夫の誤爆LINEによって不倫が発覚し、一気に修羅場...
ガツガツして下心丸出しの男性も困りますが、反対にあまりにも性欲がないと「私に魅力がないのかな……」と不安になってしまい...
自分のことしか考えない自己中な彼氏と付き合うと、ストレスが溜まるものです。「そろそろ別れようかな」と考えている人もいる...
近年、ミスターコンやイケメンオーディションに大きな変化が起きています。それはライブ配信サイトでの課金額が勝敗を左右する...
恋愛中は、どんな時でもワクワクできるわけではありません。時には「疲れるなぁ」なんて感じてしまうこともありますよね。最近...
学生時代や20代の頃は、周りにたくさん男性がいて、その中から自分が好きになれる人を選んで恋ができていたのに……。今は「...
結婚して何年も経てば、相手の存在が当たり前になり、ドキドキ感は薄れてくるものです。ドキドキ感がなくなるということは「家...
よく女性は「自分だけを愛してくれる一途な男性と付き合いたい」と言いますが、実際に好きになる人とは違いがあるようです。そ...
長引くコロナ禍では「コロナ離婚」に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えていた男女ほど問題があ...