石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ
中居正広氏(52)の女性トラブルに端を発したフジテレビ問題が飛び火したのが、とんねるずの石橋貴明(63)だ。フジテレビが公表した第三者委員会の調査報告書で指摘されていたのが、「有力な番組出演者」による「重要な類似事案」。報告書では名前が伏せられていたが、「週刊文春」にその当事者と報じられたのが石橋だった。
それは、10年以上前の会食でのこと。中居氏の件に関わっていた元編成幹部B氏から呼び出された女性社員は途中、石橋と置き去りにされる事態に。2人きりになったところで下半身を露出した石橋に恐怖を覚え、その場を立ち去ったとされている。
石橋は文春報道の直前、自身のYouTubeチャンネルで食道がんの治療のため、活動休止を公表したばかり。
「石橋のがん公表と過去のセクハラトラブルの因果関係は不明ですが、石橋側は第三者委員会のヒアリングを拒否していたとされています。がんは事実のようですが、タイミング的にこの問題から逃げている印象を持たれてしまっています。この報道をきっかけに石橋のセクハラだけでなく、過去のパワハラ、モラハラが次々に明らかにされつつあります」(週刊誌記者)
とんねるずは一躍スターとなった「夕やけニャンニャン」(1985~87年)をはじめ、「ねるとん紅鯨団」(87~94年)、「とんねるずのみなさんのおかげです。」(88~97年)、「とんねるずのみなさんのおかげでした」(97~2018年)など、20代からフジで活躍。コンビは一時、フジだけで年間5億円のギャラが支払われたと噂されたことも。石橋は木梨憲武(63)とともに高額納税者番付の常連になっている。
特にひどかったのが、番組でもセクハラ、モラハラ三昧でやりたい放題だったことだ。
■志村けんさんも呆れたセクハラ行為
「石橋が松嶋菜々子や小泉今日子にセクハラ演技を強要していたのは有名な話です。ほかにも、MCをしていた音楽バラエティー番組『うたばん』(TBS系)では、当時15歳の女性バンドグループのメンバーに“男性器の先っぽみたい”とあだ名をつけたり、92年放送の『みなさんのおかげです』で当時56歳だった女優はセクハラ行為を受けたことで、石橋と番組ディレクターを訴えています。“保毛尾田保毛男”なんて性的マイノリティーへの理解が進む今だったらあり得ない企画で、フジは公共の電波でとんねるずとかなり悪ノリしてきていますから」(前出・週刊誌記者)
その一方で、石橋を擁護する声も少なくない。
「とんねるずはいわば、フジテレビでスターになったコンビで、取締役相談役を辞任した日枝久氏にかわいがられ、前社長の港浩一氏はとんねるずにやりたい放題させてきた張本人。とんねるずはフジの功労者で局では腫れ物に触るように扱われていただけに、本人たちが増長していたのも無理はないでしょう。当時はとんねるずのやりたい放題が視聴者にウケていた面は否めません」(芸能ライター)
プライベートでも悪ノリする石橋が目撃されている。
「90年代の話ですが、石橋は六本木の高級クラブでホステスにセクハラ行為をしていて、その場に居合わせた志村けんさんが呆れていたと。しかし、さらにその場にいた芸能界のドンが『行儀が悪すぎる』と一喝したそうです。一方で、元妻の鈴木保奈美の尻に敷かれていたと言われています」(前出の週刊誌記者)
まだまだボロが出てきそうだ。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)
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“いい人キャラ”の相方にもパワハラ告発がされている。関連記事【もっと読む】「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露…に詳しい。
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