乳液なしは「老け顔」を加速する!? 40代は“プチこってり”がキーワード。美容家の厳選アイテム3つ

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-04-29 06:00
投稿日:2025-04-29 06:00
 40代も半ばを過ぎると、気になるのが顔の“老いた雰囲気”。過去の自分と比べてギャップにがっかりなんてことも。
 今の時期は、冬のお手入れから春夏スキンケアへとコスメも“衣替え”の時期ですが、実はそこにこそ “老け”の理由が潜んでいるかも…!?
 時短美容家の並木まきが、今の時期における“うっかり老け顔”を防ぐコスメの選び方をお話します。

「乳液とクリームは封印」が老け顔を招くかも!

 気温が高くなってくると、さっぱりとした使用感のお手入れが心地よく感じるもの。

 本格的な春夏シーズンを前に、ゴールデンウィーク頃からは「乳液」や「クリーム」などのこってり系アイテムを使わないお手入れにしちゃいがち。

 しかしそれこそが、老け見えの原因になってしまうパターンも多々あります!

 さっぱり感だけを追求するお手入れは予想外の乾燥を招き、老けた印象を加速させてしまうかも…。つまり大人の肌こそ、年間を通して「プチこってり」のお手入れを取り入れたほうが、老け見えしにくい肌をゲットできる可能性が高いというわけです。

 でもベタベタ・こってり系のお手入れは、さすがに季節外れ。というわけで…、大人世代が今の時期にも爽やかに使える「プチこってり系のスキンケアアイテム」をピックアップしました。

【読まれています】SK-Ⅱソックリ?韓国「ミシャ」の化粧水を“顔半面”で使い分けてみたら

1:『アベンヌ シカルファットプラス リペアミルク』

 過去に数々のアワードを受賞している実力派のロングセラーアイテム『アベンヌ シカルファットプラス リペアミルク』。美容誌やファッション誌だけでなく、メンズファッション誌でも受賞歴があり、幅広い年代の人から支持を集めています。

 ゆらいだ肌にみずみずしく伸びながら保湿感を与える仕様で、ベタベタ感が苦手でも取り入れやすいテクスチャーです。

 今の時期の保湿対策にも使いやすく、1度の使用量が少ないのでコストパフォーマンスも高めです◎。

2:『キュレル 潤浸保湿 フェイスクリーム【医薬部外品】』

 こちらも、数々のアワードを受賞している実力派のクリーム。乾燥性敏感肌を考えたブランド「キュレル」が手がけていて、しっとりするのに軽いつけ心地が特徴的です。

 夜だけでなく朝のメイクアップ前にも使えるほどの軽やかさは、年間を通じて使うプチこってり系アイテムとしても最適。

 肌荒れを防ぐ消炎剤(有効成分)や、潤い成分(セラミド機能成分※1 、ユーカリエキス)も配合していて、大人の保湿ケアを任せられる頼もしさです。

※1 ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド

3:『タッチャ ウォーター クリーム』

 日本の素材や伝統を革新的なサンフランシスコの視点で捉え、意図とこだわりをもって製品を生み出すブランド「タッチャ」のクリーム。

 ベタつきを感じにくい軽やかなテクスチャーながらも、塗布したあとの肌がみずみずしいうるおいに満たされる使用感は、まさしく大人のプチこってりケアにうってつけです。

 タッチャ独自の美肌発酵成分<HADASEI-3>※2と肌を引き締める植物エキス※3で、水分ケアをしながら健やかな肌へと導くお手入れに。いわゆる「コテコテ系クリーム」が苦手でも、使いやすい質感です◎。

※2 サッカロミセス/コメ発酵液、チャ葉エキス、オキナワモズクエキス(全て保湿)
※3 ノイバラ果実エキス、ヒオウギエキス(全て収れん)

老け顔対策には「プチこってり」なお手入れを

 スキンケアに爽やかさや爽快感ばかりを求めてしまうと、老けムードが加速しがちなのが大人のお肌。

 気温が上がってくるほどに“さっぱり感”の強いケアは心地よいけれど、乾燥させないお手入れこそが「老け顔回避」には、やっぱり欠かせないポイントでもあります。

 ベタつかず、こっくりしすぎないアイテムを手元に揃えて、上手に老け顔対策をしていきたいですよね。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


髪の毛パサ子で10歳も老けて見られた!“シャンコン&ドライヤー”基本のお手入れに3つの+α【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「鏡を見てもやる気出ない…」自分磨きのモチベをアップさせる対処法5つ
「アラフォーにもなって見た目を磨いたところで、何になるんだろう…?」「自分が思っている以上に周りは自分に興味がないはずな...
40代でも胸は大きくなる? 垂れるのはまだ嫌!アラフォー世代向け「美胸キープ術」【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代でもチュールコーデを楽しむ!“赤ちゃんおばさんみたい”って…残念エピ&オバ見え回避術
 おしゃれ好きには市民権を得た感のあるチュール素材ですが、40代女性としては「甘すぎるコーデになりそう」「オバ見えしない...
ピルは避妊薬だけではない。まだまだ誤解ばかりのピルの効能と「ホルモンバランスの乱れ」
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
顔の輪郭たるたる、ぼや~ん。アラフォーから始めるシェーディングのコツ&失敗例
 アラフォーになってから痛感する肌悩みが、たるみで輪郭がぼやけて見える問題です。そこで大事になるのが「シェーディング」。...
40代美容家愛用“パサつき髪撃退”ヘアケア3選 夏のお疲れ顔に投入中!
 猛暑にウンザリしつつも、仕事や家事、子育てに介護に…と何かと忙しい毎日を送っているみなさん! ふと鏡を見た瞬間に「なん...
「カジュアルおばさん」驚異のトレンド入り 40代女性の“イタイ&ダサ見え”回避テク3つ
 2024年6月。突然Xのトレンドに入った「カジュアルおばさん」というキーワード。皆さんはご存じですか? 今回は、40...
漢方薬を飲むだけで痩せる?【薬剤師監修】この夏話題の“漢方ダイエット”「防風通聖散」を味方に
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【韓国美容ルポ】6項目8万4000円。閲覧注意!リジュラン注射から3週間後の私は…
 韓国美容ルポ、3本目。いつもありがとうございます!
47歳で医師から「閉経診断」。その話を更年期世代の女友達にして返ってきた「私の場合はね…」の中身
 47歳になる今年の春、気が付くと生理が来なくなりました。初診の婦人科のクリニックで血液検査を受け、ホルモン値を測ってみ...
「輪郭・頬・まつ毛」の“プチプラ補正”で夏のお疲れ顔を救済! 美容家が愛用するアイテム3選
 大人世代の顔には、暑さによる疲れがにじみやすいもの。今年は例年以上に真夏日が続き、夜でも気温が下がらない熱帯夜も多いこ...
ユニクロ「リブスクエアネックブラT」の理想と現実。鏡の前でボー然!
 梅雨も明け、いよいよ夏本番! 旅行の計画を立てている人も多いのでは? 筆者もこの原稿が公開される頃には、ハッピーなサマ...
美容医療は不要かも!40代美容家の肌悩みを救う“夏ガチ愛用コスメ”3選
 毎年、梅雨入り前後から「毛穴」「くすみ」「部分テカリ」の三重苦に悩む私は、夏本番に備え、デイリーコスメを見直しています...
遠心顔さんも大人っぽく…!コンプレックスを解消する4つのメイクテク
 第一印象の決め手となる顔は、パーツの特徴や位置で大きく雰囲気が変わりますよね。でも、大人っぽく見える「求心顔」や幼く見...