時短美容協会所属の筆者がよくあるNG例をもとに、成功or失敗の分かれ道を画像で解説します。
よくあるNG例1:ベースメイク前のひと手間がない
ツヤ肌メイクを成功させるには、ファンデーションを塗る前の肌の状態が重要です。
スキンケアでしっかり保湿するのはもちろん大事ですが、保湿のあとに、そのままメイクをすると崩れやすくなります。気を付けて!
成功例:スキンケア後は軽くティッシュオフ!
スキンケア後に、ティッシュを軽く押し当てて余分な油分を取り除きましょう。ファンデーションが密着しやすくなります。
失敗例:肌がベタベタのままファンデーションを塗る
肌がベタついていると、ファンデーションがムラになりやすく、脂っぽい仕上がりになってしまいます。
さらに時間が経つと崩れやすくなるので、テカリの原因にも。ひと手間を怠るだけで、残念な仕上がりになってしまうので要注意。
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よくあるNG例2:ハイライトの入れる場所がおかしい
ツヤ肌メイクでは、ハイライトが不可欠です。
ハイライトによって光の反射をうまく使うのがポイントですが、「ツヤ感を出したい」と気持ちが前のめりになると、つい広範囲にハイライトを塗りがちなので気をつけましょう。
成功例:ハイライトを「点」で仕込む
頬の高い位置や鼻筋の上部、まぶたの中央に少量ずつのせるのが、ツヤ肌を仕込むにあたっては成功のカギ。
この3カ所に「面」ではなく「点」を打つようにハイライトを入れると、顔に立体感が生まれて自然なツヤ肌を狙えます。
失敗例:広範囲にハイライトを入れている
よくあるNG例3:パウダーの使用量が間違っている
ツヤ肌メイクは、仕上げのひと工夫でさらに完成度がアップします。
せっかく作ったツヤをキープしながらテカリを防ぐには、バランスが重要です。
ツヤを目立たせたいからとパウダーを使わないと、すぐにヨレや崩れを招いてしまいます。また、パウダーが多すぎてもツヤ感が損なわれます。
成功例:Tゾーンとあごに軽くフェイスパウダー+ミスト化粧水
テカリやすいTゾーンやあごには、仕上げにフェイスパウダーを軽くのせると、ツヤを残しつつ崩れにくくなります。
厚塗りをすると粉っぽくなり、せっかくのツヤが消えてしまいます。ミストタイプの化粧水を顔全体にシュッと吹きかけて肌に馴染ませると、パウダーの粉っぽさが消えて自然なツヤ感が生まれますよ。
失敗例:顔全体にパウダーをしっかりのせる
メイクの仕上げにテカリ防止のために顔全体にパウダーをのせると、ツヤが消えてマットすぎる仕上がりになります。
頬や鼻筋の上部にまでパウダーをのせると、立体感がなくなり、のっぺりとした印象にも見えがちです。
ツヤ肌は綺麗に見せるための計算がマスト
ツヤ肌メイクはただツヤを足せばいいわけではなく、肌を綺麗に見せるための計算がポイントです。ツヤを入れる場所やベースの仕込み方によって、上品で洗練されたベースメイクが完成します。
ツヤ肌メイクに苦手意識があったかたはぜひ、手順を見直してみてくださいね。
(時短美容協会所属/野元玲杏)
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