靴擦れはなぜ起こる? おもな3つの原因
まずは、なぜ靴擦れが起こってしまうのか、原因を見てみましょう。
1. 靴のサイズや形が足に合っていない
靴擦れの一番の原因は、靴のサイズや形が足に合っていないこと。自分のサイズより小さい靴はもちろん、逆に大きくてもNG。サイズが大きいと、歩くたびにつま先の方へと足が滑ってしまって、足の指に摩擦が起こりやすいからです。
また、足の幅に合っていない靴にも注意が必要。特に外反母趾の方は、靴の幅が小さいと圧迫されて、症状を悪化させてしまう可能性があるため、フィット感をしっかり確かめて購入するようにしましょう。
2. 靴擦れしやすい素材
靴擦れしやすい素材にも注意が必要。特に合成の革靴のように、時間が経っても形が崩れないタイプの靴の場合には、履くたびに靴擦れが起こる可能性があります。
革靴は履くたびに馴染んできますが、下ろしたての時にはかかと部分などに靴擦れが起こりやすいため、対策をすることが肝心です。
3. 歩き方に癖がある
歩き方の癖も、靴擦れの原因になります。片方の靴底だけすり減るのが早いという方は、歩く時にどちらかの足に負荷がかかりやすい状態で歩いていることが多いです。
正しい歩き方をすることで靴擦れを起こりにくくすることもできるため、一度チェックしてみると良いでしょう。
もしも靴擦れが起こったら? 今すぐできる4つの対策方法!
外出先で靴擦れが起こってしまった時には、できるだけ早めに処置をすることで悪化を防ぐことができます。水ぶくれが発生したり破けてしまう前に、これから紹介する方法を試してみてください。
1. 絆創膏を貼る
一番手軽にできる対策は、靴擦れ部分に絆創膏を貼ること。ドラッグストアなどには靴擦れをした時専用の絆創膏も販売されているため、チェックしてみると良いでしょう。
あまり履き慣れていない靴を履く時には、バッグに持ち歩いておくと安心です。水ぶくれができる前に貼ると、それ以上の悪化を防ぐことができますよ。
2. 靴擦れ防止グッズを使用する
靴擦れが起こった時に、靴擦れ防止グッズを利用するのも有効な対策です。人気があるのが、靴擦れやマメを防止するジェルパッドなど直に足に貼るタイプorクッション性のある素材で肌に負担をかけない靴に貼るタイプですね。
ただし、外出先で手に入らない可能性があるため、事前にこちらも用意しておくと良いでしょう。
3. ワセリンやリップクリームを使う
薬局やドラッグストアなどで購入できる保湿剤である「ワセリン」も、靴擦れ防止に使えるそう。ただし、革靴や布素材でできた靴の場合にはワセリンの油分が染み込んで、シミになってしまこともあるため、靴の素材には十分に気をつけましょう。
また、外出先でワセリンを調達するのが難しい場合には、透明なリップクリームでも代用可能です。取れてしまうと効果がなくなるため、塗り直しは必須ですよ。
4. ストッキングや靴下を履く
靴擦れは、靴と肌が摩擦することによって起こるため、ストッキングや靴下を履いて摩擦を軽減することでも、靴擦れを予防することができます。
ヒールがある場合には、ストッキングだけだと前へと滑ってさらに足に負荷をかけてしまう可能性があるため、その上から靴下を履くなど工夫をすると良いでしょう。
靴擦れを起こさせない! 知っておきたい靴の選び方
靴擦れを起こらないためには、靴の選び方にも注意が必要。そこで、気をつけたいポイントを最後にご紹介していきます。
靴を購入するのは夕方にする
「夕方になると足がむくんでブーツがきつくなった」という経験をお持ちの方は多いはず。でも、まさにこの足がむくむ夕方が、靴を買うには最適な時間帯なんです。
夕方にぴったりだと感じる靴は一日中履いていても足の負担になりにくいため、ぜひ試してみてください。
試着は必ず両足で行い、店内を歩いてみる
靴の試着をするのは必須事項ですが、中には椅子に座ったまま片足しか履かずに購入を決めてしまう方もいます。でも、これはNG。歩いてみると、座った時には分からなかった靴と足との違和感に気づくこともあるからです。
試着をする際には、必ず両足で試し履きをして、できれば店内を少し歩きまわってみるようにしましょう。
靴擦れが起こったら傷にならないうちに早めの対策を!
一度靴擦れが起こると、水ぶくれになってしまったり、時にはその部位から菌が入ってしばらく化膿してしまう可能性もあります。そのため、できれば傷にならないうちに対策をすることが肝心!
でも、それよりも大切なのが、靴擦れを起こしにくい靴を購入すること、そして、履き慣れない靴を履く場合には、事前に靴擦れ防止グッズを使うなど、十分に対策をとっておくと安心ですね。
ぜひ、靴擦れを防いで、お気に入りの靴でおしゃれを楽しみましょう♪
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