夏の新常識!髪と頭皮を紫外線から守る4つのUVケア方法♪

コクハク編集部
更新日:2019-08-07 06:00
投稿日:2019-08-07 06:00
 毎年夏になると、髪がパサパサ、カラーがすぐに抜けてしまう……と悩んでいる方は多いでしょう。実はこれ、紫外線が大きな原因となっているんです。秋になってもツヤ髪でいるために、どんなUVケアを行えば良いのか&夏のヘアケアについて詳しくお伝えします♪

夏のパサパサ髪が嫌!ダメージの原因は?

 夏になると、髪が傷んでしまうのはなぜでしょうか?まずは、原因をチェックしていきましょう。

髪は顔よりも紫外線を受けている!紫外線による影響

 実は、髪は顔よりも紫外線を受けているということをご存知ですか?紫外線の中でももっとも髪にダメージを与えるのは「UV-B」。

 メラニン色素を分解して髪の色を変えたり、髪のキューティクルを剥がしたりするため、見た目にもパサパサ、手触りもごわごわとして髪の状態が悪くなってしまいます。

紫外線は頭皮にも悪影響

 紫外線は、髪だけではなく頭皮にも悪影響を及ぼします。頭皮も皮膚の一部ですから、紫外線を浴びると炎症や乾燥を起こしやすくなるのは想像できるでしょう。

 フケやかゆみなどのトラブルの他、毛根へのダメージにより将来の抜け毛や薄毛、白髪など、深刻なダメージに繋がることもあるので注意が必要です。

オシャレ女子必見!!髪と頭皮を守る4つのUVケア

 夏になると、顔や体のUVケアばかりに目が行きがち。でも、今年の夏からは髪と頭皮にも目を向けて、UVケアを始めてみませんか?

1. UVカット効果のあるヘアケアアイテムを使用する

 夏になると顔や体に使用する日焼け止めを新調する方は多いと思いますが、髪用の日焼け止めも併せてチェックしてみましょう。

 1番使いやすいのは、スプレータイプの日焼け止め。ムラなく付けやすいため、おすすめですよ。また、髪や頭皮の乾燥が気になる方は、トリートメント効果も兼ねている日焼け止めもあるので要チェック!

 ただし、顔や体に使う時同様、2〜3時間に1度の塗り直しを忘れないようにしてくださいね。

2. 帽子や日傘で直射日光を避ける

 手軽なのは、帽子や日傘でのUVケアです。大きなツバがあり、通気性が良い麦わら帽子などは、紫外線予防には最適ですね。

 また、日傘を選ぶ時には、内側が暗い色のものがおすすめ。顔の日焼け予防にもなりますし、ぜひ持ち歩くようにしましょう。

3. 分け目を変える&まとめ髪にする

 いつも同じ髪型だと、分け目の部分の頭皮が傷みやすくなってしまいます。そのため、日替わりで分け目を変えるのも、簡単なUVケアとしておすすめ。また、単純にまとめ髪にするだけでも、紫外線が当たる表面積を減らせてUVケアには有効なんだとか。

 ただし、これら2つの方法では髪全体へのダメージを防ぐことはできません。他の方法と併用して行うようにしましょう。

4. 頭皮用美容液で保湿を行う

 頭皮の日焼けは、乾燥を引き起こします。ダメージだけではなく、頭皮トラブルを起こしてしまう可能性もあるため、頭皮用美容液など保湿ができるアイテムを使用してケアを行いましょう。

 また、頭皮用美容液の中には、抜け毛やフケやかゆみの予防効果に優れているタイプもあります。夏だけではなくエイジングケアの一環としてデイケアに取り入れると、将来の美髪キープに役立ちますよ。

今年の夏こそキューティクルを死守!紫外線に負けないケアを

 顔や体のUVケアは多くの女性が行っているのに、なぜか後回しになってしまうヘアケア。ぜひ、ご紹介した方法で、今年の夏こそ髪のキューティクルを守ってくださいね。

 ちなみに、紫外線は10時〜14時の間がもっとも多く降り注いでいるそう。UV対策を上手に取り入れて、ぜひ、紫外線に負けないケアを行いましょう!

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


日焼け止めも日傘もめんどくさい! ズボラ女に捧ぐ夏の「美肌キープ」対策。高級コスメより大切なことって?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
そのダイエット、骨格タイプに合ってないかもよ。診断別に“理想の痩せ方”がある? ナチュラルは全身運動が◎【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
女性は“脱水リスク”が高い理由。猛暑で「喉が渇いた」時にはもう遅いって知ってた?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
髪の日焼け、忘れてない? 夏の紫外線対策とヘアケア方法をおさらいしましょ
 夏の強い紫外線が、肌だけでなく髪の毛にもダメージを与えるのをご存じですか? 毎日しっかりスキンケアしていても、髪がパサ...
ギリギリ…恥ずかしい“歯ぎしり”どうすればいいの~!? 睡眠不足や肩凝り、4つのリスクと対処法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
実は損する? 2wayコスメは「のっぺり顔」の危険アリ。かしこい買い方を美容家が教えます
 美容でも、節約を心がけたい! けれど、もしもその節約術が「間違いだらけ」だったとしたら…?  時短美容家の並木まきが...
「腸活」で“幸福感”が上がるってホント? 嬉しい4つの効果と手軽に始められる3つの方法【医療従事者監修】
 最近注目されている「腸活」は、腸内環境を整えることで免疫力や代謝、メンタルまでサポートしてくれる健康習慣です。  実...
粉薬×ジュースは“相性”があるってホント? 飲みにくい粉薬はこう対処するのが正解【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
日焼け止め、重ねたら「効果もアップ」するの? 下地を塗る順番も聞いてみた/医師監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
あっつ…夏の不眠、どうにかできない? 熱帯夜に「ぐっすり眠る」ための4つの方法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
去年の「日焼け止め」使っていい? 意外と知らない買い替え時期、あの場所での保管は極力避けて!/医師監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
「ジェネリック医薬品」って何が違うの? いまさら聞けないメリット・デメリット【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
紫外線は“顔のたるみ”の大敵です! 老化だから…って諦める前に試したい4つのこと【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ひぃ~! ツヤ肌ファンデ→数時間でドロドロに…。大人世代が「買って後悔する」コスメのポイント【美容家解説】
 炎天下でもドロドロ顔面を回避したい40代にとってファンデーション選びは死活問題。最近では比較的安価なツヤ肌ファンデーシ...
「化粧めんどい界隈」に伝えたい。ずぼらな私が発見した“ラクして可愛いを作れる”6つのウラ技
「あと15分で家を出なくちゃいけないのに、まだメイクできてない! 手抜き感は出さずにパパッと終わらせたい!」「出勤しなき...
えっ、食物繊維が逆に「便秘の原因」になるってホント? “正しい摂り方”を知っておかなきゃ【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...