美髪を作るシャンプーのやり方♪ 7つのSTEPで髪が変わる!

コクハク編集部
更新日:2019-08-10 06:00
投稿日:2019-08-10 06:00
 誰もが普段、何気なく行っているシャンプーですが、実は正しいやり方があるのを知っていますか?間違ったやり方を行うことが、そのダメージヘアの原因になっているかも?そこで、美髪を作るシャンプーのやり方を、STEPごとに今回はレクチャーしていきます!

シャンプーにはどんな役割があるの?

 まずは、シャンプーについての基礎知識!本来の役割をチェックしましょう。

シャンプーの1番大きな役割は「頭皮」を洗うこと

 「シャンプーの役割は?」と聞かれたら、きっと多くの方が「髪を洗うこと」だと答えるでしょう。確かに、これは間違っていません。でも、それよりも大きな役割があるんです。それが「頭皮を洗うこと」!

 頭皮には皮脂や老廃物、スタイリング剤などの汚れが溜まりがち。だからこそ、シャンプーでしっかり洗浄することで、健やかな髪を保つことができるのです。また、シャンプーには頭皮の血行促進を促し、髪や地肌のトラブルを防ぐ効果もあります。

シャンプーで髪が傷んでいく!?

 シャンプー剤は、皮脂などの油分をしっかり取り除くことができるもの。でも、逆を返せば、髪から油分が取り去られることで乾燥を引き起こし、ダメージを与えるものでもあることを忘れてはいけません。

 また、濡れた髪は外的刺激に弱いため、シャンプー時に摩擦が起こることでも、髪はだんだんと傷んでしまいます。

美髪を作るシャンプーのやり方!押さえておきたい7STEP♪

 シャンプーの正しいやり方で心がけたいポイントを、7STEPに分けてご紹介します。ひと手間かけることで、ダメージをぐんと減らすことができますよ。

STEP1:入浴前にブラッシングを行う

 まずは、入浴する前に、ブラッシングを行いましょう。髪の絡まりをほぐすだけではなく、頭皮の皮脂汚れを浮かせて落としやすくする効果があります。

 この時、できれば「クッションブラシ」を使うのがおすすめ。頭皮の血行UPにも繋がります。逆にコームのように目が細いものは、髪にダメージを与えてしまうので避けた方が良いでしょう。

STEP2:36度ほどのぬるま湯で予洗いを行う

 シャンプーを行う前に、まずは予洗いを行います。予洗いとは、ただ髪を濡らすだけではなく頭皮をマッサージしながら汚れや皮脂を落とすこと。実は、この予洗いで、髪の汚れの7割は取れるそう。1分ほど時間をかけて、頭皮から毛先までをすすぐようにしてください。

 温度は、36度ほどのぬるま湯がベスト。40度以上のお湯は、頭皮の乾燥を引き起こしてしまうので注意しましょう。

STEP3:シャンプー剤は泡立てて使用する

 シャンプーは原液のまま付けるのではなく、泡立てて使用するのが鉄則。ただし、洗顔料を泡立てるように、モコモコの状態にまではしなくてOKです。
自分の髪の長さに合わせて、各シャンプー剤の用量を守って使うようにしましょう。

STEP4:指の腹で優しく揉みほぐすように洗う

 シャンプー剤を頭皮に馴染ませたら、優しく揉みほぐすように汚れを落としていきます。美容室のシャンプー時をイメージして、指の腹を使ってくるくると弧を描くようにして洗いあげていきましょう。

 また、濡れた髪はキューティクルが剥がれやすくなっている状態ですので、髪の毛先をゴシゴシと洗うのはNG!泡立ったシャンプー剤は毛先にも浸透するため、あくまでも頭皮重視でしっかり洗いあげていきます。

STEP5:トリートメントは毛先を中心につける

 シャンプー後に水気をとったら、トリートメントを毛先を中心につけていきます。頭皮の毛穴詰まりを引き起こす原因になるので、髪の根元にはつけなくてOKです。

 目の荒いブラシor手ぐしでとかして馴染ませて、髪を優しく握りしめるようにして成分を押し込めていきましょう。

STEP6:すすぎは念入りに!3〜5分洗い流して

 シャンプーが終わったら、すすぎを念入りに行います。できれば3〜5分ほど丁寧に洗い流すのが◎。

 生え際や頭頂部、耳の裏側はすすぎ残しが起こりやすい部分。肌トラブルの原因となるため、ぬめりが残っていないかを十分に確認しましょう。

STEP7:タオルドライ後、しっかりとドライヤーで乾かす

 すすぎが終わったら、タオルドライを行います。頭皮→毛先の順に、水分を優しく拭き取っていきます。この時、ゴシゴシと擦るのではなく、タオルで髪を挟んだらポンポンと優しく叩くようにして水分を取っていきましょう。

 その後はすぐにドライヤーを。髪から約30cmほど離れたところから、全体にまんべんなく風をかけてしっかりと乾かしましょう。

毎日のシャンプーこそ手をかけて♪美髪は自分で作れる!

 頭皮を健やかに保つことは、抜け毛や白髪予防など将来の美髪にも役立つこと。美容室でのヘッドスパやダメージケアももちろん良いですが、毎日のシャンプーこそ手をかけることで、美髪を作ることができるんです♪

 慣れるまでは面倒かもしれませんが、習慣にしてしまえばこっちのもの!ぜひ今日のシャンプーから、ご紹介した7STEPを実践してみてくださいね!

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


話題の「はちみつ美容」でもちツヤ肌に♡ お風呂タイムに実践できる“保湿ケア”をスペシャリストが解説
 乾燥によってお肌の不調が気になる季節になりましたが、あの“はちみつ”に保湿&もちツヤ肌になれる素晴らしい美肌パワーがあ...
美容通が注目!ベストセラー『はちみつ本』著者に “美肌パワー”の効能を聞いた。揺らぎやすい秋冬肌の対策に♡
 とろりとした舌触りと、独特な甘みがおいしい「はちみつ」は、ビタミンやミネラルなど栄養素が豊富で、スーパーフードとしても...
7時間睡眠でも眠い…実は「中途覚醒」してるのかも。簡単セルフチェックで確認してみる?【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
どれを選べばいいの!?  サプリ迷子に捧ぐ“目的別・賢い選び方”。必ず確認したい2つのポイント【薬剤師監修】
「からだにいいことをしたい」と思ったら、食生活を整えるのが大事。とはいえ、毎日の食事に気を配るのは難しく、手軽なサプリメ...
売り切れ続出!「ババアの粉」は本当に若返るのか? 40代美容家が実践した“神ハイライト術”
 SNSで「#ババアの粉」「#BBAの粉」と呼ばれ、バズり続けている『セザンヌ トーンフィルターハイライト 01 フィル...
手足が寒くて眠れない…!「冷え不眠」に心当たりない? 悪化の要因とぽかぽか快眠テク【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
食欲の秋が到来!旬の味覚に秘められた“健康”パワー。サツマイモの美肌効果に注目【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
高市首相もメイクで激変! 強そうな女→柔らかな女に印象を変える“3つの鉄則”ポイント
 第104代首相に選ばれ、今やメディアで見ない日はない高市早苗さん。かつては黒々とした力強い眉が印象的でしたが、最近では...
「生理が終わったのにだるい…」その原因、加齢じゃなくて“鉄分不足”かも。食後のコーヒーは注意して【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
夏の紫外線+秋の乾燥でボロボロ…化粧水だけじゃない「うるおい対策」で肌を守ろう【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
急に泣きたくなる…30代以降は“情緒不安定”に注意。不安定な心を整える3つのセルフケア【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
今季のプチプラは大当たり! 大人も“盛れる”目元・口元・肌の新作コスメ3選。「キャンメイク」で老け感を一掃♡
 今季のプチプラが、ものすごく「当たり!」です。コスメの進化は著しく、もはやデパコス要らずの実力!? とざわついてしまう...
女性の6割が悩む「生理前の便秘」痔やイライラ悪化の原因に? 放置せず試したい改善法4つ【医療従事者監修】
 生理前の便秘に悩む女性は、6割もいるといわれています。「でも生理が終われば治る」「便秘くらい、大したことはない」こんな...
流行りの「耳つぼジュエリーダイエット」信じていいの? 貼るだけで楽痩せできる噂の真相【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【再現メイク】今田美桜になれるか!? 大人世代が3つのポイントを真似してみた。“への字眉”でぐっと近づく
 これまではキュートで華やかなイメージが強かった今田美桜さん。しかし今放送中のドラマ『あんぱん』では40代の役柄に挑戦し...
暑くて無理~! “ドライヤー”キャンセル界隈に捧ぐ、お風呂上りの汗だくを回避する6つの方法
 お風呂上がり、せっかくすっきりしたのにドライヤーをかけてるうちにまた汗だくに…。こんな経験、ありますよね。  髪...