好きならやってよ…って、それ「やりがい搾取」されてない? 職場で警戒したい言葉5つ

コクハク編集部
更新日:2025-06-09 10:30
投稿日:2025-06-09 10:30
 ここ数年でよく見聞きするようになった「やりがい搾取」。仕事や日常生活で相手のやる気を利用して低賃金で働かせるような言動を指しますが、「いまいちよくわからない」と感じている人もいるのではないでしょうか。やりがい搾取されているシーンで言われがちな定番の言葉も紹介します。

やりがい搾取とは?

 やりがい搾取とは、「やりがい」というにんじんをぶら下げて、適切な報酬を与えずに労働させることを指します。

 つまり、相手に「やりがいを感じられるんだから、報酬が少なくてもやってくれるよね?」と迫り、労働力を安く手に入れようとする行為です。

「そんなひどいことをするなんて…!」と思うかもしれませんが、意外と無意識にやりがい搾取をしている人も多いのだとか。

やりがい搾取度高め! 言われがちな言葉

 意図的にやりがい搾取をしてくる人ももちろんいますが、無意識にやりがい搾取発言をしてしまう人もいる模様。ここで紹介するような言葉を言われているなら、あなたはやりがい搾取をされてるのかもしれません。

 逆に自分がこんな言葉を言っていないかも、振り返ってみてくださいね。

1. 「この経験も将来役に立つから」

「この経験も将来の役に立つはずだから、頼んだよ」これはやりがい搾取の定番フレーズ。将来役に立つかなんてわからないのに、いかにもそれっぽいことを言って無茶な仕事を振ってくるとしたら、やりがい搾取かもしれません。 

【読まれています】不安的中! 私が出会った「ヤバい新人」。定時前に“勝手に”帰る中条あやみ似の美人社員、その理由は…

2. 「家族・友達なんだからサービスしてよ」

 職場や企業間だけはなく、家族や友人からのやりがい搾取もあります。例えば自営業をしている友達に対して、「私たちの仲なんだから、これくらいサービスしてよ」というのは立派なやりがい搾取です。

 相手を想っているのなら、「私も一人の客なんだから、他のお客さんと同じ額を払うよ」「ちゃんと報酬を払うよ」という気持ちになるはず。

3. 「好きならこれもやってよ」

 相手の好きなものにつけ込んで、「好きならこれもお願いしていい?」と聞くのも定番。相手の「好き」「楽しい」という感情を利用しようとしています。 

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


料理下手を克服する4つの方法 もうメシマズ女と言わせない!
「料理を作ると思った通りの味にならない」「どうしても美味しくない」、そんな悩みを抱えていませんか? せっかく料理をしよう...
住宅ローンは一生無理?がんになった場合の気になるお金の話
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
大きなチャトラ“にゃんたま”君 立派な尻尾が上がった瞬間!
 にゃんたまωに、ひたすらロックオン! きょうはみんな大好きチャトラ君の鈴カステラです。  小さな港を忙しそうにパ...
恋愛序盤の花火デートはキケン! 準備ゼロでは行かないが吉
「花火デートってドキドキする」――。この季節、誰もが期待し盛り上がる「花火大会」ですが、調べもせず安易にデートとして行く...
ピルをもらう方法と病院選びのコツ…“避妊”が理由でも良い?
 第1回「日本はピル後進国!『ピル=避妊』の考え方は遅れています」、第2回「ピルで確実に避妊するなら?心構えや男性任せの...
声かけが大切! 子どもの“やる気スイッチ”をONにする方法
 子どもの心スペシャリストとして子育て中のお母さんたちと接していると、「子どもにやる気を起こさせるにはどうしたらいいか?...
夏休み中の子供たち…ママのイライラが沸点に達する瞬間3つ
 ただ今、小さな子を持つ世の母たちにとって恐怖の夏休みの真っ最中!!  子供にとってはとても楽しい夏休みなのですが...
純潔と恋愛の花「ユリ」でフェロモン漂うイケてる女性に!
 突然ですが、ワタクシの家にはたくさんの「天使ちゃん」がおります。  全開バリバリ仏教徒のワタクシではございますが...
気をつけて! LINEから発生した“壮絶キャットファイト”3選
 いまやLINEは忙しい現代人には欠かせないコミュケーションツール。しかし、文字だけでのコミュニケーションは時として、リ...
チラッとアップの問題作 “にゃんたま”がツキを運んできた?
 きょうは「にゃんたま写真集」で問題作といわれた写真です。(拡大してみてね♪)  私が「にゃんたま」で開運したお話...
介護士が伝授します! 誰でも簡単に30代からできる介護予防
 介護士をしていると、高齢者の方々は「こんな状態になるなんて思ってもみなかった」と言います。日本の平均寿命は、確実に伸び...
保険はやっぱり必要? 子宮頸がんの治療にはいくらかかるのか
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
有給休暇を消化中…会社からの連絡は絶対に受けたくない!
 モワッとした熱気、紫外線対策必至の日差し、花火や祭りなどのイベント、企画している旅行……いよいよ夏本番、楽しい季節にな...
無防備ショット♪ 遠い猫の島で“にゃんたま”の神様と出会う
 きょうは「にゃんたま写真集」表紙の男の子、初公開のサービスショットωです♪  私が「にゃんたま」で開運したお話の...
抱っこが辛い…私が保育園で実践していた腰痛防止テクニック
 子どもの抱っこで腰痛に悩まされていませんか?「子どもが可愛くて抱っこしてあげたい」「抱っこは辛いけど、しないと泣くから...
“癒し”とはなんぞや? 万能植物「ハーブ」が持つすごい効能
 世の中「癒し」が絶賛ブーム中でございます。その癒しグッズの種類もさまざま。「灯り」で癒される方、「音楽」で癒される方、...