国分太一は実質引退か? 中居正広氏、松本人志…“逃げ切り”が許されなかったタレントたちの共通点
複数のコンプライアンス違反が確認された「TOKIO」の国分太一(50)。エージェント契約を結ぶSTARTO ENTERTAINMENTは20日、国分の謝罪コメントと無期限活動休止を発表。日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」ほか、レギュラー出演番組の降板を申し出た。
国分のコンプライアンス違反を巡っては、“セクハラ写真”のおねだりやスタッフへのパワハラが取り沙汰されているが、謝罪会見は予定されていないという。また番組やスポンサー関係者には株式会社TOKIO社長の城島茂(54)、副社長の松岡昌宏(48)をはじめ、事務所スタッフらが直接謝罪する方針であることが報じられたが、近年は不祥事の対応としてタレントが記者会見を行わないケースは増えている。
フジテレビの元アナウンサーとのトラブルが発端で、今年1月に芸能界を引退したタレントの中居正広氏(52)や、性加害疑惑を報じられたお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)、同じくお笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬(51)、不倫疑惑を報じられた女優の永野芽郁(25)と俳優の田中圭(40)などが記憶に新しいが……。
「最近はネットで情報が拡散されますから、記者会見で質疑応答しなくても一方的なお詫び文でファンや関係者に広く周知できますし、逆に失言があればさらなる炎上を招くリスクがあります。本人や事務所の意向で、記者会見をしないケースは増えているようです。ただし、やはり会見はしたほうが心証がいい。不倫が報じられた俳優の東出昌大さんは会見した直後はバッシングを受けましたが、時間の経過とともに徐々に復帰しています。女優の斉藤由貴さんも同様です」(芸能リポーター)
■謝罪したのに許されない渡部建は…
タイミングも大事だ。お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(52)が未だに地上波キー局でのレギュラー復帰が叶わないのは、謝罪会見が不倫報道の半年後で、周囲からの批判を受けて行ったことも影響しているといわれる。それでも「会見をしたからTOKYO MXや準キー局でサプライズ出演できるまでに復活できたのでしょう」(前出のリポーター)。
とくに中居氏や松本、国分などは性加害疑惑やハラスメントといったきわめて深刻なトラブル。なおのこと「逃げ切り」は難しいという。
「謝罪したところで復帰が難しい問題であれば、関係者はもちろん視聴者が唯一“許す”としたら、誠実さしかないでしょう。しっかり釈明や謝罪をし、謹慎期間を経て復帰のチャンスを得られる。松本さんのようにファンが課金するタイプの配信や宮迫博之さんのようにYouTuberにシフトするなら、“逃げ切り”復帰の可能性がありますが、テレビタレントとしての復帰を目指すなら『逃げ切り』はあり得ない。加害者側とされる人物の“憔悴”は理由になりません。訴訟案件でないならなおさらです。中居氏同様、国分さんも“実質引退”を覚悟して“会見無し”を決断したのではないでしょうか」(番組制作会社関係者)
今後の動向に注目が集まる。
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