運命の人と出会えない…婚活女子が気づくべき“盲点”とは?

七海 ライター
更新日:2019-08-29 06:00
投稿日:2019-08-29 06:00

運命の人を探すことが婚活ではない

 昔はお見合いで決まるカップルが多くいました。それは、現代よりも圧倒的に出会いの数が少なかったから。しかし、今は恋愛や出会いがカジュアルで豊富なものとなり、自分で相手を選ぶもの、と皆思っています。当然、納得できる相手じゃないと、一生の相手には選べない。

 ですが、あまりにも「運命の人」や「ビビッとくる何か」を頼りすぎて、誰のことも選べない、という事態にもなりうるのです。そのために、最後の方は「もう、結婚してくれるなら誰でもいい……」と投げやりになったり、力尽きて婚活市場から引き下がり、這い上がれなくなってしまうのです。

 運命の人を探す作業、と思うとその作業は途方もなく、どんなにたくさんの合コンをこなしたところで、一生終わりません。「次の相手こそ!」と思っては、手札を流してしまうからです。本当に結婚がしたいなら、ぴんとくる、というあやふやなものを拠り所にするのはやめましょう。

減点方式を加点方式に切り替えると広がる選択肢

「本当に合う人だったら1度目のデートでピタッと合うはず。そうじゃなかったってことは、その人との2回目以降のデートは無駄足でしょう?」

 減点方式で見定めるとどんどん選択肢が狭まって行きます。

「服装はイマイチ趣味じゃなかったけど、変えられるしな。話は面白かったから2回目は自分から誘ってみよう」

「1回目は遅刻されて手応えがあんまりよくなかったけど、2回、3回と会っていくうちに自分も彼も共通のアニメの大ファンだってことがわかった。1回目で切り捨ててたら、わからなかっただろうな」

 そんなふうに、加点方式に切り替えることによって、選択肢が一気に広がるんです。

まとめ

 何よりわたし自身がかなりロマンチストで、「運命の人とじゃないと付き合わない!」「ビビッとくる人がいるはず。だって周りで結婚した人たちもみんなそう言ってるから」と、ぴんとくる人を探し求めて婚活をしていました。

 しかし、会えども会えどもそんな人はいない。別にハイスペックなお金持ちのイケメン御曹司を探しているわけじゃないのに!どうして!と思いながらそれでもアポを重ね、いつしか疲労で婚活に対するモチベーションが下がっていきました。

 あまりにもざっくりした探し方をしているのかもしれない、と見直して、減点方式ではなく加点方式で相手を探すように変えたところ、すこしずつ婚活のやり方がわかってきたように思います。

「ぴんとくる、運命の人を探すゲーム」はもうやめにしましょう。

七海
記事一覧
ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「節約なんて楽しくない!」専業主婦になった元バリキャリ妻の大きな後悔。23年の結婚生活で失ったもの
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-13 11:45 ラブ
どうせ疑われるなら――友人3人の絆が崩壊。束縛女、浮気男、略奪女…本当に悪いのは誰?
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-09-24 21:19 ラブ
「裏アカに盗撮写真が…」彼氏がストーカー化。重すぎる愛がこじれた恐怖体験談
 彼女のことが大好きな一途な彼氏って最高ですよね。ところが、ある日を境にストーカー化したという怖い体験談が寄せられました...
恋バナ調査隊 2025-09-12 08:00 ラブ
ブームの“学び直し”は「恋のリスキリング」の絶好チャンス? 講座での出会いで陥りがちな落とし穴
「学び直し」をする人が増えています。これまでならカルチャースクールに通う程度だった熟年層の学びは、大学院に入り直したり、...
内藤みか 2025-09-11 11:45 ラブ
「私はペット代わりじゃない!」“犬ファースト”男が求める伴侶の条件。28歳女性が別れを決意した瞬間
 ペットは家族同然、大切にする気持ちは素晴らしい。けれど、その愛情が恋人関係をも上回るとすれば…? 
おがわん 2025-09-10 11:45 ラブ
許せない! 既婚男性が狙う女性の特徴「自信がない子は落としやすい」要注意の危険サイン6つ
 既婚男性が不倫相手に選ぶ女性には、いくつか特徴があるようです。「なぜか既婚者にばかり好かれる」「今まさにアプローチされ...
恋バナ調査隊 2025-09-10 08:00 ラブ
恋愛対象外です! 男が避ける“NG女”6つの特徴「あの人、キモくない?」は即アウト
 一般的に、男性は女性よりストライクゾーンが広いといわれています。ですが、そんな男性にも“許せない言動”があるようです。...
恋バナ調査隊 2025-09-09 08:00 ラブ
再婚希望の51歳男「アプリの女はレベルが低い」美女と会えない理由を“離婚成立前だから”と考える能天気さ
「冷酷と激情のあいだvol.262〜女性編〜」では、結婚22年目にして夫婦ともに離婚を決断したものの、手続きの面倒さ故、...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
48歳妻が1年以上“仮面夫婦”でいるワケ。結婚22年目「もっと若い頃に離婚していれば」と後悔する夏
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
「小遣い月5万じゃ足りません」玉の輿婚を遂げた32歳妻、“メルカリ”バイトで見つけた嬉しい誤算
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-09-05 11:45 ラブ
40代、50代の「プチ同窓会」に潜む危険。昔の恋人に遭遇したらどうする?
 暑さが落ち着き、行動しやすい秋口になってくると、お誘いも増えてくるものです。  そんな中、プチ同窓会的な飲み会の...
内藤みか 2025-09-04 11:45 ラブ
行かなきゃよかった! 花火と一緒に浮気バレ…カップルたちの悲惨な夏の思い出4選
 カップルの大きなイベントの1つとして花火大会がありますが、必ずしも素敵な思い出になるとは限りませんよね。中にはこうして...
恋バナ調査隊 2025-09-04 08:00 ラブ
スキンシップも会話もない…「結婚しているのに寂しい」と感じる5つの事情
 結婚して夫がいるのに「寂しい」と感じることがよくあるなら、あなたには“解消したい問題”があるのかもしれません。原因とな...
恋バナ調査隊 2025-09-04 08:00 ラブ
坂口健太郎似の男「一緒に住もう」の言葉に隠れた甘いワナ。欲しいのは家政婦だよね?
「出会いは、街コンでした」そう話してくれたのは、ユカリさん(仮名・31歳)。大学時代の友人に誘われて、気乗りしないまま参...
おがわん 2025-09-03 11:45 ラブ
「経験人数は」って交際前に聞くか? 男がドン引きした“ヤバすぎ”質問エピソード6つ
 交際前に、相手の男性がどんな人か知ることは大切。ですが、デリカシーのない質問や踏み込みすぎな質問は距離を置かれる原因に...
恋バナ調査隊 2025-09-03 08:00 ラブ
加藤ローサの「同居離婚」に見るリアルな落とし穴。一般夫婦の“新しい形”にするのは危険なわけ
 先日とあるテレビ番組で加藤ローサさんが「同居離婚」をしたと発表していて驚きました。  そういえば、長らくテレビや...
豆木メイ 2025-09-02 11:45 ラブ