職場での“ため息”が気になる…かまってちゃん? SOSのサイン? 心理状態と空気を乱さない対処法

コクハク編集部
更新日:2025-08-04 08:00
投稿日:2025-08-04 08:00

職場の後輩がため息をつくときの対応

 では、後輩がため息をついているとき、先輩としてはどう対応するべきなのでしょうか。

1. まずは様子見

 まずは過剰に反応せず、しばらく様子を見守るのが無難です。日常的に関わる後輩であれば、定期的な1on1ミーティングの中で「最近どう?」とさりげなく様子を聞いてみてもいいでしょう。

 突然ため息が増えた、という場合は注意深く様子をチェックしてみて。

2. 「何かあった?」と声をかける

 もしため息が頻繁に続くようであれば、声をかけてみて。「何かあった?」と優しく尋ねることで、後輩も本音を吐き出せるかもしれません。無意識でため息をついていた場合は、自分のため息のクセを自覚するきっかけになります。

 ただし、「ため息つかれると空気が悪くなるんだけど」と責めたり、相談されたときに「そんなことで悩んでるの?」と否定したりしないように配慮を。精神的に辛い状態に追い込まれている可能性があるので、とにかく優しく寄り添う形で声をかけてあげてくださいね。

3. あまりに酷いなら上司に相談

 声をかけても改善されず、職場の空気が悪くなってきたと感じた場合は、自分ひとりで抱え込まず、上司に相談するのも一つの手段です。「注意してもいいのか分からない」「関係性が微妙で声をかけづらい」などの事情がある場合は、第三者の力を借りることで、ベターな対応が取れるようになるかも。

職場の後輩がため息をつく心理はさまざま

 後輩がため息をつく理由は、ストレスや無意識、周囲へのアピールなどさまざま。まずは見守り、必要に応じて声をかけてあげる姿勢が大切です。

 職場はあくまで働く場だからこそ、お互いに心地よく過ごせるよう、適切な距離感で対応していきたいですね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


圧倒的存在感!! 初上陸の猫島でボス“たまたま”にごあいさつ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
寄り添って眺める景色の美しさ 2023.4.24(月)
「今年もまた春が来たね」と話しかけられる相手がいるって幸せだ。  それは、長く連れ添った相手でもいいけれど、 ...
人のせいにする人は育ちのせい? 上手に付き合う3つの方法
 人の性格や価値観は、それぞれ異なります。どんなタイプの人とも、上手に付き合えるのは理想的ですよね。しかし、何もかも人の...
「時間は無限」だと思っていた学生時代 2023.4.23(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
直前にドタキャンしたくなる人、どきり。「社交的陰キャ」あるある
 控えめな性格の人を指す「陰キャ」と、明るい性格の人を指す「陽キャ」という言葉はもうおなじみですよね。でも最近、「社交的...
耐震マットでヒールが楽になるか試してみた 2023.4.22(土)
 皆さんはハイヒールで歩くのが得意ですか? 筆者の場合、ハイヒールには若干の苦手意識を持っています。  最近SNSで、...
心配性な柴犬くん せつない瞳で何を想う 2023.4.21(金)
 ガラスの向こうの柴犬くん。  目線の先には、憧れのカワサキ・ニンジャ。 「思ったよりも大きいな……。うちの...
洋服の寿命って何年?冬物をクリーニングに出す前におさらい
 洋服が好き! ショッピングも大好き! そんな女性って多いですよね。買うのはいいけど捨てるタイミングがわからず、クローゼ...
心に響かないアドバイスが有益なチャンスに変わる神マインド
 みなさんは素直に聞けないアドバイスはないですか? 私はぶっちゃけいっぱいあります……。もったいないですよね。スッと入っ...
超絶カッコいい!木登り“たまたま”の完璧ポージングにキュン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
職場のコミュ障さんに悶々…上手に距離を縮める5つの接し方
 職場では様々なタイプの人が働いているため、気が合わない人がもいるのもよくあることでしょう。コミュ障(コミュニケーション...
45歳女、5年越しにワイヤー矯正を決断! 2023.4.20(木)
 新型コロナが流行する前、医師から「健康的な自前の歯」を維持するべく、ひとつの選択肢として歯科矯正を勧められたアラフォー...
行き詰まった時は「料理」をするといいよ 2023.4.19(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
花にたとえるならスズランで!幸せ・愛・喜びを全部きやがれ
 細かいことは気にしない性分とはいえ、若い頃に付き合っていた彼氏から「花にたとえるなら、君はドクダミの白い花だね」と言わ...
「ささって」って何ナニ? 混乱必至!県民性ダダ漏れLINE3選
 小さな日本という島国に住んでいるのに、出身地が違うだけで、話し方も習慣も文化も大きく違うものです。違いすぎて、会話が聞...
白と青が眩しい季節 ぶらつくには良い日和 2023.4.17(月)
 この季節はなぜだか白と青が眩しくて、ぶらつくには良い日和。  家に籠もっていた人々が、外を動き回る自由を楽しんで...