結局、暑いの平気な花ってどれ? 花屋が激推しする「夏の花」5選。ユリは日持ちとコスパの良さに文句なし!

斑目茂美 開運花師
更新日:2025-07-30 11:45
投稿日:2025-07-30 11:45

今年も痛いぞ!!

「暑い!」というより「痛い!」が正しいような気がする今年の夏。

 外に出かけようものなら「命懸けかい?」と、ためらうほどの強い日差しに、思わず笑いが出てしまうワタクシでございます。

 皆様、ご無事でいらっしゃいますか?

 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は神奈川の片田舎にございますゆえ、毎日店の外に広がる田んぼや畑、夕方には赤く染まる山の稜線に、翌日の快晴を確信。

 そして、べらぼうに高くなるであろう気温を想像して恐ろしくなっております。

 それでも日中の痛いほどの暑さの中、お花を求めて徒歩にてご来店してくださるお客様がいらっしゃることのありがたさよ。

 そんなお客様に感謝の気持ちを込めて“激推し”しているお花がございます。今回はお客様のニーズがテーマ「結局、暑いの大丈夫な花って、なあに?」の解説でございます。

【読まれています】「旦那死ぬよ!」住職から叱られて以来、大事な“トイレの掃除”。運気アゲアゲ狙うなら「水回り」が狙い目

「夏は切花が日持ちしないから買いません」は、もったいない!

「暑くても日持ちする花をくれ」

 これ、ご来店なさる皆さまがおっしゃる言葉でございます。

「そんなのワタクシが知りたいわ!」ではございますが、夏になると客足が遠のいてしまうのもトホホな事実…。

 ですが、あえてワタクシ言わせていただきます。「夏は日持ちしないから買わない説」は花がもたらす幸運を逃しているかもしれませんぞ。

 年間通して最も花の種類が多いのは、ズバリ夏でございます。寒いと咲かない種類の花は多数ありますが、気温が高ければ勝手に咲くお花も正直多い。

 そんな花を切花として栽培をし、本来の旬より前にずらして美しく仕立てたものをお花屋では売っております。ですが、やはり夏は暑すぎて花が保たない…。そのため、仕入れを調整して夏を凌いでいらっしゃるお花屋も多いのです。

 モーレツな酷暑の中、我が店のキーパー(切花保管冷蔵庫)に数日入れっぱなしでも、その強さに感心するお花がございます。

 それはつまり「酷暑でも生き残る」ということ。そのままキーパーに入れずにいても数日平気! そんな強靭なお花と長持ちのコツをご紹介します。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


リバティアイランド強すぎ! でも職場で女傑と噂されたら…
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ほっこり読み切り漫画/第60回「はじめましてウシオです」
【連載第60回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
私「おすすめある?」友達「はずれ品があるってこと?(怒)」沸点低っ!
 あなたの周りには、小さなことですぐキレる「沸点が低い人」はいますか? 普通の人がなんとも思わない出来事も、彼らにとって...
ティファニーのシルバーネックレスが黒く変色…さぁどする?
 夏によく身に着けたティファニーのネックレスを久しぶりに出したら、黒く変色していました。公式HPをのぞくと、「ブティック...
元チャゲアス・ASKAはナゾの投稿…身近な人が陰謀論を唱え始めたら?
 ミュージシャンのASKA(65)がSNSで最近、意味深な投稿を続けている。10月24日にはX(旧ツイッター)を更新し、...
切り取られた街を見上げる 「もっと見たい」は人間の性かな
 ふと見上げたら、切り取られた街が隙間からのぞいていた。  これもチラリズムなのか。全体を見せられるよりも刺激され...
海外駐在妻の驚愕実態!閉鎖的な女のドロドロ、とかくママ友が面倒くさい
 海外駐在ママというと、どこか華やかで羨ましいイメージがありますよね。でも、中には、現地でのママ友との面倒くさい関係に疲...
見ず知らずの人に電車代を貸せる? 一生大切にしたい人が分かった話
 みなさんは人を信用しやすい方ですか? それとも疑い深い方ですか?  私はどちらかといえば後者で、人を簡単には信用で...
パワハラ認定は回避を…叱り上手な人が実践するコツ5つ&間違った叱り方
 人を叱るというのは、意外と難しいものですよね。部下や後輩が失敗した時「ビシッと言ってやろう」と思いながらも、パワハラだ...
「俺を撮ってくれよ」な“たまたま”様、地を這うカメラマン冥利です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
とことん落ちないと浮上できない 放っておいてあげる優しさ
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
球根いつ仕込む?「秋」の今でしょ!植えっぱなしにオススメの花は7種類
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の真ん中の片田舎で商売をさせていただいておりますが、今年も悩ましい秋でございま...
「花屋前にいる」「どこ?どこにでもいる顔だから」実は傷つきLINE3選
 誰かの何気ない一言に深く心が傷ついた経験は誰しもあるはず。  相手の性格にもよりますが、ほとんどは相手に悪気がな...
お疲れ様はNG、お元気様はOKのナゼ…職場のうざいローカルルール5選
 社会一般ではない通じない「職場独特のローカルルール」が存在する会社って多いですよね。入社したての社員からすれば、ドン引...
青空に踏切の音が映える 季節は秋でも絶対に手放せないもの
 ここ数年ですっかり浸透したものに男性の日傘がある。 「男が日傘なんて」という謎の気負いも、死を覚悟する日差しには...
たまたまもゴロンと全開!幸せそうなにゃんたま様に昭和CMを思ふ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...