二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚の余波…「女優と結婚すれば売れる」な勘違い芸人が増殖中

更新日:2025-09-03 17:03
投稿日:2025-09-03 17:00

 先月10日、女優の二階堂ふみ(30)とメイプル超合金のカズレーザー(41)が電撃結婚を発表。2019年の蒼井優(40)と南海キャンディーズの山里亮太(48)の「美女と野獣」婚以来となる“女優と芸人”のビッグカップル誕生となった。

 この吉報の裏で、テレビ業界が今、一部の「勘違い芸人」たちの暴走に頭を悩ませているという。

「山里さんやカズレーザーさんの成功を見て、『俺も!』と目の色を変えている若手芸人らがいるんですよ。彼らの目的は、純粋な恋愛ではなく、“人気女優と結婚すれば、一発逆転でスターになれる”という歪んだ欲望なんです」

 そう声を潜めるのは、民放キー局のドラマプロデューサーだ。

 過去を遡れば、明石家さんまや木梨憲武、石橋貴明、陣内智則など、人気女優を射止めた芸人は少なくない。彼らがその後、不動の地位を築いたのは周知の事実。この“芸人ドリーム”にあやかろうと、一部の若手芸人たちが、画策しているというのだ。

「『ギャラは要りません! どんな役でもやりますから!』と、ドラマのプロデューサーやキャスティング担当に猛然と売り込んでくる若手芸人が、ここ1~2年で激増しました。もちろん演技がしたいわけじゃない。お目当ての女優がいる作品に潜り込み、LINEの交換を迫るのが目的です。現場はたまったものじゃありませんよ」(前出・プロデューサー)

 当然、女優を抱える芸能事務所は警戒する。しかし、相手は「振られてナンボ」のお笑い芸人。一度や二度断られたくらいでは、まったくへこたれないから始末に負えないという。

「とにかくしつこいんです。『今度、僕らのライブ見に来てくださいよ!』と屈託なく声をかけてきたり、あるいは一方的にDMを送りつけたり。こちらも仕事相手なのでむげにはできませんが、あの手この手で、透けて見える下心に女優が参ってしまうケースも出てきています。対応に苦慮しているのが本音です」(大手芸能事務所マネジャー)

 そんな中、業界内で「要塞」とまで呼ばれる鉄壁のガードを敷いているのが、国民的女優・芦田愛菜(21)の所属事務所だ。清純派のイメージが強く、いまだに業界内では“処女説”が囁かれる彼女を守るため、事務所は鉄壁のガード体制を整えているという。

「芦田さんの現場には、常に5人もの女性マネジャーが交代で付き添っています。楽屋周りの警備はもちろん、共演者との会話にも細かく気を配り、不審な芸人が近づこうものなら、即座に間に入ってシャットアウトする。今の業界の状況を考えれば、事務所が神経質になるのも無理はないでしょう」(芸能プロ関係者)

 それにしてもなぜ、女優は芸人に心奪われていまうのか。

「先の会見でも蒼井は山里を『尊敬している』と語っていた。二階堂も同じようなことを口にしている。芸人の表舞台で見せる顔とは違う、裏での真面目な素顔のギャップに落ちてしまうのではないでしょうか。当然、やることをやり、ある程度売れている芸人に関しての話ですが」(前出・プロデューサー)

 彼らは女優を追い回す前に、まずは自分が売れることを肝に銘じるべきだろう。

  ◇  ◇  ◇

 “女優×芸人”のカップル誕生は続くか、『二階堂ふみ&カズレーザーの結婚に続くか? 広瀬すずにも囁かれる「まさか」のサプライズ』ほか、関連記事も必見だ。

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」阿部サダヲの配合絶妙な演技。高知つながりで“しょくぱんまん”登場!
 元気のない家族のために力を貸してほしいというのぶ(永瀬ゆずな)の頼みに、草吉(阿部サダヲ)は1回きりの約束であんぱんを...
桧山珠美 2025-04-09 17:20 エンタメ
『あんぱん』RADWIMPSの主題歌は本当に「合っていない」のか? 正統派・朝ドラOPの真逆を貫いた意味
 2025年3月31日より、NHK連続テレビ小説『あんぱん』の放送が開始された。国民的キャラクター「アンパンマン」生みの...
「R-1」さや香・新山や吉住らベテラン勢はなぜ負けた? 売れっ子は予選で有利、決勝で不利な理由
 最もおもしろいピン芸人を決める「R-1グランプリ2025」(フジテレビ系)が3月8日に開催された。決勝常連組やベテラン...
帽子田 2025-04-09 09:48 エンタメ
ヤムおんちゃん草吉はあんぱん代をきっちり集金。ジャムおじさんとは違う“先導”に期待膨らむ
 草吉(阿部サダヲ)のあんぱんを食べて、生きる力をもらった朝田家。羽多子(江口のりこ)は内職の仕事を始め、釜次(吉田鋼太...
桧山珠美 2025-04-07 17:20 エンタメ
「あんぱん」ウラの見所~初週からブチかまし!細部に神経が行き届いた作品だと印象付けた中園脚本
 結太郎(加瀬亮)があの世に旅立ち、悲しみに暮れる朝田家。しかし、のぶ(永瀬ゆずな)は一粒の涙も流さなかった。そんなのぶ...
桧山珠美 2025-04-05 06:00 エンタメ
“百戦錬磨”香川照之ゆえの提案「全6話、スイッチを仕込んでいます」【主演ドラマ『災』インタビュー】
「連続ドラマW 災」(WOWOW、6日22時スタート)は、湿り気を帯びた陰鬱な雰囲気とぞわりとする劇伴が感情を揺さぶる不...
朝ドラ「あんぱん」の描写に25年前の“名台詞”が…CA役だった松嶋菜々子の変わらぬ美貌はさすが過ぎる
 ある日、のぶ(永瀬ゆずな)は千尋(平山正剛)とシーソーに乗る嵩(木村優来)を見かけるが、千尋が軽くて動かない。そこでの...
桧山珠美 2025-04-02 17:20 エンタメ
「あんぱん」ヒロインの着物がオレンジ色の納得。ドキンちゃんのモデルゆえの演出
 昭和初期、家族の愛情をたっぷり受けて育った少女が高知の町中を勢いよく駆けていく。「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶ(永瀬ゆ...
桧山珠美 2025-03-31 17:20 エンタメ
朝ドラ「あんぱん」男性俳優陣がめちゃ豪華! 赤楚衛二路線で大ブレーク必須な最注目の若手は?
 31日(月)から新しい朝ドラが始まります。その名も連続テレビ小説「あんぱん」。あの「アンパンマン」の作者やなせたかしと...
【おむすびにモヤっと】伏線をまき散らして放送終了、そしてモヤモヤが残った。結はとんでもなくヤベ~やつ?
 歩(仲里依紗)から詩(大島美優)を引き取ろうとするのは甘かったかもしれないと聞いた結(橋本環奈)は、仮定の話を気にして...
桧山珠美 2025-03-29 06:00 エンタメ
【写真特集】倖田來未の美し過ぎるバスト♡ギリギリショット5連発
【この写真の本文に戻る⇒】40代の倖田來未が《全盛期と変わってない》と話題に…20年前と同系ファッションでも、なぜ痛くな...
2025年「冬ドラマ」を調査! 独走状態の『ホットスポット』、疲れた大人世代に『御上先生』は難しかったか
 2025年1月よりスタートした冬ドラマ。惜しまれつつ最終回を迎えたドラマがあった一方で、期待されていたものの視聴率が振...
【おむすびにモヤっと】一瞬の表情で孤独をにじませる歩。最後の最後でヒロイン逆転!?
 結(橋本環奈)は大腸がんで入院している患者・丸尾(細川岳)を担当し、食欲不振の対応に苦慮する。  一方、歩(仲里...
桧山珠美 2025-03-26 17:20 エンタメ
【おむすびにモヤっと】最終週は最後の顔見世? 糸島移住“言い出しっぺ”の愛子さん台詞を深読みすると…
 福岡・糸島に移住することが決まった聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)。ヘアサロンヨネダを翔也(佐野勇斗)が継ぐこと...
桧山珠美 2025-03-24 17:20 エンタメ
【募集】冬ドラマの感想は?面白かった&ガッカリを教えて!『御上先生』『ホットスポット』『べらぼう』etc
 コクハクでは2025年冬ドラマを対象としたアンケートを実施します。1月よりスタートした冬ドラマ、「面白かった」作品や「...