更新日:2025-09-11 11:45
投稿日:2025-09-11 11:45
番組関係内に留めた「TT兄弟」「KOUGU維新」
『有吉の壁』のいいところは、ヒットしたキャラを番組内で安く使い倒さないところでした。
「TT兄弟」も「KOUGU維新」も、あるいは「Mrパーカージュニア」「ストレッチャーズ」なども、番組内でさらに猛プッシュできる余裕はあったはずですが、キリのいいところで見切りをつけ、その後は番組内イベントで披露するのみという潔さがありました。
その後、キャラ自体が自立をし、番組を超えてCMに採用されたり、他バラエティで披露されるなど、さらに広がりを見せることもありました。
有吉さんも、世間でどんなに番組発のキャラやネタが盛り上がっていようが、ネタのマンネリを感じればそれを口に出し、早期の終了を促しています。
お笑い的な腐しもあるでしょうが、もう一つの理由として、電波少年芸人として、そしておしゃべりクソ野郎から派生するあだ名キャラとして自身が消費されていった経験からくる、「芸人が一過性のキャラ頼みにならないための愛情」なのかもしれません。
また、番組がひとつのキャラに頼ることによって、それ目当てのお客さん頼みになってしまうのを懸念しているのでしょう。
座長・有吉の優しさ
有吉の壁がいまもなお勢いを失わずに人気番組であり続けているのは、そんな有吉さんのお笑いへの客観的な姿勢と愛情がなせる業なのかもしれません。
『京佳お嬢様と奥田執事』も、番組MCの有吉さんがとっていた俯瞰のスタンスを制作側も徹底しておけば、もう少し視聴者的な楽しみが長持ちしたような気がしてなりません。
もし、公式が首を突っ込むにしても、商機を失う可能性は覚悟のうえで、落ち着いたタイミングを待って欲しかったです。
エンタメ 新着一覧
すっかり忘れていました。佐々木蔵之介(55)の存在を。最後の独身大物俳優などと言われ、過去には、小野真弓や丸山桂里奈な...
スズ子(趣里)たちは、大和礼子(蒼井優)が出産後に病院で亡くなったと知らされる。スズ子はお別れの会で、大和が梅丸少女歌...
昭和12年、スズ子(趣里)が香川から戻ってきて3年。梅丸少女歌劇団は、秋山(伊原六花)のタップダンスとスズ子の歌を二本...
嵐の二宮和也(40)がSMILE-UP.(旧ジャニーズ)からの独立を発表しました。
中丸雄一、山田涼介、菊池風...
スズ子(趣里)と六郎(黒崎煌代)のふたりは、梅吉(柳葉敏郎)とツヤ(水川あさみ)の故郷である香川を訪れる。スズ子が小学...
平手友梨奈(22)が出演するドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(フジテレビ系)が好評を博している。
平均世帯視...
山寺でのストライキは団員たちの要求が全面的に受け入れられ、幕を閉じる。
山を降り、ようやくいつも通りの練習を始...
山寺でのストライキが続く中で、大和礼子(蒼井優)はスズ子(趣里)に自分の過去の話をする。両親に反対されて、縁を切ってま...
秋の新ドラマがスタートしています。いくつかチェックしましたが、ミステリーや考察ドラマって疲れて帰ってきた頭と体にはなん...
大和礼子(蒼井優)はストライキをするしかないと言い出す。一方、橘アオイ(翼和希)は、お客様が大切だと言い、また、礼子が...
10月20日から全国公開となる新感覚ホラー映画「リゾートバイト」。小さな島の民宿でアルバイトする大学生たちに様々な怪奇...
2023-10-20 06:00 エンタメ
世界恐慌の波が押し寄せ、USKの賃金削減と人員削減が告げられる。一部の楽団員と新人の劇団員は解雇されてしまった。
...
昭和8年。デビューから6年が経ち、スズ子(趣里)は脇役ながら劇団の中心メンバーとして活躍し、新人の教育係にもなっていた...
コンプライアンスなるもののせいで、昨今のドラマはなにかと不自然なことが多いようで。
犯人が車で逃げるシーンで「...
鈴子(澤井梨丘)は1週間で稽古に復帰し、同期3人で切磋琢磨して稽古を続けた。
単独公演まで1カ月となり、鈴子た...