「お受験したい」6歳娘の言葉にアタフタ。“公立で十分”は親の勝手な思い込みですか?

しろいしろ
更新日:2025-11-20 11:45
投稿日:2025-11-20 11:45

一度、「公立で十分」という固定観念を見直そうか

 選択肢がいくつか目の前あり、選ぼうと思えば選べたはずなのに、知らずに他の選択肢に進んでしまったことが、小さな悔いとして自分の中にある。

 だからこそ、金銭的な問題や時間的余裕は別にして、多くの選択肢がある首都圏に住んでいるのに、親の「公立で十分」という固定観念で子どもの選択肢が絞られてしまうのは、どこかもったいない気がした。

 我が家のある神奈川県の小学校の受験率は13%ほどらしいが(※)、それでも0%の小学校を卒業した身としては多い方だと思う。

 現在小学1年生のわが子。両親・親戚ともに中学受験経験なし。自慢できるような大学は共に出ていない。だけど、教育は熱心な方だと思う。最近、スレッズで話題になっていた「低学歴教育ママ」と呼ばれる要素たっぷり。しかも、神奈川・湘南地区在住の庶民。我が家が中学受験に臨むにあたって、一応環境はあるものの、アドバンテージは一切ない。

※参照:神奈川県の中学受験が熱心な市区町村ランキング【完全版】 (ダイヤモンド教育ラボ)

イキリや「お花畑発言」にはご容赦を!

 だからこそ彼女が、いつか本気で中学受験の意向を示した時のためを見据えて、今のうちから準備・情報収集をしていくべきではないか--そう思った。

 これから日々紡いでいく中学受験をテーマにした連載は、現在低学年の娘・ミオリが中学受験に本気で向き合う時期が来る前に備えて、現在の教育トピックや中学受験の現状などを、イチからリサーチし、心の準備をしてゆくための記録である。

 低学年特有のイキリやお花畑発言もあるかもしれないが、その点はご容赦を。

しろいしろ
記事一覧
地方出身。公立中→高校受験でN大付属校から内部進学でそのままN大へ。現在フリーライター。神奈川・湘南地区在住。現在公立小一年生のひとり娘・ミオリの中学受験を検討中。夫も地方出身で、公立高校→私立工業系大学卒のサラリーマン。

ライフスタイル 新着一覧


「麻婆豆腐」の由来は?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
女子のダラダラLINEを終わらせたい時はこれよこれ。既読スルー前に遂行する鉄板テク3つ
 女友達とLINEのやりとりをしていてありがちなのが、目的のないダラダラした会話になること…。  自分は楽しく会話...
非常識な「子持ち様」にイライラが止まらない。子持ちじゃない勢“心の中”の攻防
 最近よく耳にするワード「子持ち様」。「特別扱いされて当たり前」「子持ちの方が偉いでしょ」と勘違いした態度を取っている親...
癒しと勇気を与えるにゃ! 天使みたいな“たまたま”にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
炎天下の植え込みで元気に咲き続けた花とは? 暑すぎる夏でも「優勝した植物」答え合わせ 
 猫店長「さぶ」率いる愛すべき我がお花屋の日常業務として、「公共の仕事」なんてものもございます。近隣地域の公園や道路の植...
SNSの闇だよね…承認欲求がダダ漏れのウザい投稿あるある5選
 SNSで知人や友人と繋がるのが普通の時代。みんなのプライベートを垣間見れる一方で、「あ〜またやってるよ…」とゲンナリし...
“幽霊商店会”から「相談がある」と突然言われ、会合に出てみると…何!ナニ!!なにー!!!
 東京下町育ちの私、ここ35年以上都心(港区、渋谷区、目黒区周辺)暮らしをしている。現在は、とある人気神社周辺、そこそこ...
どんな対応が正解? 陰謀論にハマった家族や友達への対応方法3つ。諦める前に試したい!
 さまざまな情報に溢れたネット社会では、正しい情報と間違った情報を見抜く目が必要です。でも、孤独や不安などから冷静な判断...
楽天1位常連「-10℃日傘」実力は? 遮光率100%、雨天兼用だけどアラフォーならではの意外な弱点が…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
やっかいなママ友トラブルにさようなら! 無駄なストレスを抱えない秘訣とは
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  今回は「...
【調香師が推す】夏疲れを絶つ!アルガンオイルで作る簡単アロマ化粧水。フェロモンタイプ別に解説
 夏の疲れが一気に出やすいこの時期は、いつもよりていねいなスキンケアで肌を労(いた)わってあげましょう。今回は、フローラ...
万年夏休みなんて羨ましい! 木登り中のやんちゃ“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
我が子なのになぜ? 娘と気が合わない3つの理由と子育てが楽になる考え方
 人間同士には相性があり、親子だって相性が合わないこともあるでしょう。とくに、娘は母親と同性なので、余計に気になるのかも...
お地蔵さんのパワー
 街道の片隅で、どれだけの仏が力を合わせれば良い世の中になるのだろう。  日本全国津々浦々でも足りないの?
四字熟語「人三化七」読める? くれぐれも使い方にはご注意を
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「大谷翔平です」はアレンジOK!? 初対面から好印象を抱いたLINEの面白い挨拶3つ
 LINE交換をしてから最初に送る内容は、意外と大切かもしれません。だって、ただの挨拶よりも面白い挨拶を送れば好印象を抱...