65歳童貞「高齢者は“中学生マインド”で生きろ!」僕が月10万円でもワイルドに暮らせるワケ

山口明 プロ童貞・現代アーティスト
更新日:2025-12-13 08:00
投稿日:2025-12-13 08:00
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳の時に仕事中心で働く生き方をドロップアウト。現在は悠々自適な老後(?)を送りながら、還暦過ぎの童貞としてメディアに登場して注目を集めています。

65歳で初体験したのは…

 Hello、本日も童貞なり。

 この間、口座に初めて年金が振り込まれました。「ついに童貞喪失か?」なんて思ったそこのあなた、残念でした(笑)。

 それにしても、若い頃は「年金をもらう自分」なんて想像したこともなかったよ。正直、年金を払ってない時期もあるし、「その頃には少子高齢化が進んで、年金制度なんて崩壊しているだろう」と思っていたんだ。

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 今、オレのまわりの若い人たちも「どうせボクたちはもらえないんでしょ?」とか言って、年金を払っていなかったりするけど、よくよく考えてみてほしい。

 この年金システムは本当に近い将来、本当に崩壊するんでしょうか?

昔の方が負担が大きかった?

 日本の少子高齢化はすごいスピードで進んでいる、それは確かだよね。

 加えてなんとなく、若年層は「働いている人」で高齢者は「無職」というイメージがある。だけど、年金制度が「若者から高齢者への仕送り」かというと、どうやらそうでもないらしい。

 サイエンスジャーナリストの鈴木祐さんは、著書『社会は、静かにあなたを「呪う」』(小学館)で、「高齢者でも現役で働いているなら『支える人』に当てはまるし、若年層でも働けない状態にあるなら『支えられる人』に当てはまる」と書いている。

 そして、冷静に数字のデータを読み解いてみると、「実は今も昔も『支える人』と『支えられる人』の関係はほぼ変わらず、なんとなれば過去のほうがやや現役世代の負担は大きかったことがわかる」っていうんだ。

 この状況は2070年になっても変わらないそうなので、若い人たちもそれほど悲観する必要はないかもしれないよ? ですから皆さん、安心して年金生活者のオレを支えてくださいね!(笑)

山口明
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プロ童貞・現代アーティスト
1960年生まれ。プロ童貞しかし、あるときは現代アーティスト。そしてまたあるときはオナニストにして予言者。しかし、その実体は無職のオシャベリ・クソジジイ。毎日、地元MAD CITY(松戸市)の平和を守る為、猫背&早歩きでパトロール。本日も童貞戦線異状なし!!
著書の「ワイルドチェリーライフ山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」が発売中。代理人による公式Xも更新中。

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