デートのお会計問題! 男性の“本当のキモチ”を考察しました

伊藤早紀 恋愛メディア編集長
更新日:2019-09-16 06:30
投稿日:2019-09-16 06:00

お金を出さない男性は本当に「悪」?

 私は以前このようなツイートをしました。

 もちろん、半分は冗談のようなツイートでしたが、予想通り、いや予想以上に男性から「デートで男の価値を図るなんて!!」というコメントとともに、「なぜ男性がおごるのが前提なんだ」という意見を多くいただきました。

 奢ってほしい女性に対する、男性の本音を紹介します。

好きでもない人におごりたくない

 これは男女関わらず同じなのではないでしょうか。

 大好きな彼なら何かプレゼントしてあげたい、お金も惜しくない、女性にだってそんな気持ちはあると思います。

 男性だって同じです。

 好きでもない女性と、楽しくない時間を過ごして、さらにお会計は全部こちら持ち。

 それは確かに厳しい。

 さらに女性側から感謝の一言もなかったら、そりゃあ腹も立つでしょう。

 また、ほかにも「させてくれないのにおごりたくない」という意見もありました。

 ご飯をおごるという行為は、その食事デートそのものの価値なのではなく、のちの「お付き合い」や「カラダの関係」に対する投資という考えを持っている男性もいるようです。

ジェンダーロールに辟易としてる

「女は女らしくするべき」に反感を覚える女性がいるように、「男がおごるべき」に対する男性の鬱憤もかなり溜まっているようです。

「おごりたい時に、おごりたい人におごればそれで済むのに、なんでそれをやらないだけで減点されるんだ」

 男性の言い分もよくわかりますよね。

男性は「知らない」のではなく「あえてやらない」場合も

「割り勘にするなんて、ケチな人!」

「デートのお作法を知らないのかな? デート慣れしてない人なのかも」

 そんな女性のみなさん、もしかしたら彼らはあえてやっているのかもしれません。

 先ほども紹介したように、デートのお会計は「投資と思っている」「無駄なお金は出したくない」から「あえて出さない」と考えている男性も多いのです。

 この認識を持っているだけで、女性側も男性の愚痴ばかり言うのではなく、背筋が伸びるのではないでしょうか。

お金を気にするのはお金がないから

 結局、男性も女性も目の前の食事代で相手への評価が変わってしまうのは、お金のことを気にしているから。

 それってお金の余裕がないからです。余裕があれば、目の前の数千円にお互い目くじらをたてることもないでしょう。

 食事代以外で相手のことを考えることができます。

伊藤早紀
記事一覧
恋愛メディア編集長
マッチングアプリ総合メディア「マッチアップ」の編集長・恋愛婚活ラボの所長。結婚相談所の仲人をしながらマッチングアプリ経験者800人以上に取材。恋活や婚活の実態をTwitterYouTubeで配信中。マッチングアプリのご意見番として多数テレビ出演。著書に「出会い2.0」がある。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


人生初キスは先輩と♡…なのに鼻毛チョロ!? アラフォーの恋愛黒歴史譚4選
 40代を超えた女性の中には、できれば忘れたい恥ずかしい「恋愛黒歴史」が一つくらいあるもの。大人になった今だからこそ、笑...
恋バナ調査隊 2023-08-21 06:00 ラブ
「そうめんでいい」って何?料理が原因で火蓋が切って落とされた夫婦喧嘩
 夫婦喧嘩といえば、「浮気」や「性格の不一致」が思い浮かびますよね。でも、侮れないのは「料理にまつわる夫婦喧嘩」。今回は...
恋バナ調査隊 2023-08-20 06:00 ラブ
羨ましくさえ感じる今日この頃…結婚しない人を「賢い」と思う5つの瞬間
 最近は、結婚しない女性が増えてきています。「寂しくないのかな?」と思う一方、羨ましく感じる既婚者も少なくないのではない...
恋バナ調査隊 2023-08-19 06:00 ラブ
「前妻に謝りたい…」人並みの奥さんになれない女との再婚を悔いる50男
「冷酷と激情のあいだvol.156〜女性編〜」では、不倫の末に結婚をした和美さん(43歳・仮名)が、夫であるフミオさん(...
並木まき 2023-08-19 06:00 ラブ
「お前は不倫する女だろ?」略奪婚後に本性露わに…モラハラ夫に苦しむ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-08-19 06:00 ラブ
「誕生日おめでと」をせがむ男…“察してちゃん”LINEが送られてきたら?
「こう答えてほしい」「こっちの気持ちを分かって!」という意図を感じる“察してLINE”が送られてきたら、あなたはどう対処...
恋バナ調査隊 2023-08-19 06:00 ラブ
明石家さんま&大竹しのぶはレア?離婚後も仲良しな元夫婦の特徴と副産物
 離婚後の元夫婦というと険悪なイメージがあるでしょう。もちろん、泥沼裁判まで発展した離婚なら険悪な関係で終わりそうですが...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
ブラとパンツがバラバラのバレバレ! めちゃ恥ずかしかった下着の失敗談
 好きな男性といいムードになったときに「ヤバ! 今日の下着最悪なんだった……」と焦った経験はありませんか? 今回はそんな...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
“カードはあるが現金はない”の気苦労 結婚に不向きな金持ち彼氏あるある
 お金持ちな男性と付き合っている女性は、うらやましいですよね。交際中は奢ってもらえたり、結婚すれば大きな安心を得られたり...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
パパ活の逆!? ママ活狙いの彼女たちがマッチングアプリで増えているワケ
 じわじわと浸透しているかもしれないママ活。パパ活の逆で、若い男性が年上の女性とデートをして、お小遣いをいただくものです...
内藤みか 2023-08-17 06:00 ラブ
結婚していないとかわいそう? いいえ、独身生活が最高すぎる5つの理由
 一昔前までは、30代で結婚していないと「かわいそう……」なんて思われちゃう時代でした。でも今は、独身を謳歌する女性も増...
恋バナ調査隊 2023-08-17 06:00 ラブ
親切の押し売りって…世話焼き夫“うざい”あるあると迷惑な時の対処法
 多くの女性が、家事や育児に協力してくれない夫を嘆き、「家事や育児に協力的な夫になってほしい!」と願う人は多いでしょう。...
恋バナ調査隊 2023-08-17 06:00 ラブ
ベタ惚れ彼氏をゲットしてプロポーズされちゃう3ステップ
 恋愛中の方は今のパートナー、出会いを探している方は次の男性との恋は実りあるものにしたいですよね 。  できれば自...
若林杏樹 2023-08-16 06:00 ラブ
大切な子供の未来のために…離婚予備軍が大事にしたい準備期間と3つの対策
 夫婦関係を続けてはいるけれど、気持ちはもうない……。そんな離婚予備軍の女性でも、子供がいると別れるべきではないのでは?...
恋バナ調査隊 2023-08-16 06:00 ラブ
「夫、いる?」子どもが巣立った後の夫婦関係を考えるとゾッとする
 子どもが低年齢の時は、子どものお世話に手一杯で早く成長してくれないかな……と考えた経験があるのは私だけではないはずです...
豆木メイ 2023-08-15 06:00 ラブ
貴女の度数は? オスを引き寄せる「フェロモンジャッジ」に挑戦!
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-08-15 06:00 ラブ