更新日:2020-01-11 06:57
投稿日:2019-10-13 06:00
深夜に壁を叩き、床を蹴って騒音を立てていた夫の奇行。何のためにあんなことをしていたのだろうか? 翌朝、夫と理事長の奥さんの会話を立ち聞きした真由さんは驚きの声をあげそうになりました。
あえて妻をマンション内の誹謗にさらしていた夫
「昨夜、大変だったみたいねえ……大丈夫でしたか、奥さん?」
「うるさくして、すみませんでした」
「いいえ、ご病気だから仕方ないですよ」
「いつもは俺が止めるんですが、昨夜は残業で……帰宅したらあんなでしょう、あわてて薬を飲ませて寝かせました。ほんとうに申し訳ありませんでした」
「いいえ、いいんですよ。ご主人が倒れないように気をつけてね」
夫はわざと騒音を立て、真由さんのせいにするために、起こしてもいない発作をでっち上げている――。理事長の奥さんはそれを疑いもせず、それどころか夫をいたわっている――。事実無根の物語が作られ、マンションの住人たちは真由さんが発作を起こして暴れていると思っていたのです。全身の力が抜けて、真由さんは玄関にへたり込んでしまいました。
夫が真由さんを怒らなかった理由とは?
放心していると、突然ドアが開いて夫が入ってきました。立ち聞きしていたことがバレてしまった――とっさに真由さんは身を縮めましたが、怒りのかわりに降ってきたのはいつになく優しい夫の声でした。「ごめんごめん、ご飯冷めちゃうね。おいで、早く食べよう!」
真由さんは混乱しました。マンション住人に嘘をついていることを、いつも支配下に置いている妻に立ち聞きされたのですから怒って当然です。それなのに、なぜ夫は優しい態度を取ったのでしょうか?
ラブ 新着一覧
長引くコロナ禍では「コロナ離婚」と呼ばれる不測の離婚に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えて...
恋人を作るためには、男性との出会いが必要不可欠。同じ会社や紹介、マッチングサイトなど、さまざまな出会いがある中で、もっ...
「かわいい女性」と「美人な女性」どっちがタイプなのかは、男性によって分かれますよね。でも実は、この「かわいい」と「美人」...
男は星の数ほどいれど、やっぱり誠実でいい人をパートナーにしたいですよね。不誠実な人をパートナーに選んでしまうと、恋愛も...
彼氏から愛されるのはもちろん嬉しいものですが、必要以上に詮索されたり、束縛されると嫌悪感を抱いてしまいますよね。でも、...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.47〜女性編〜」では、結婚を考えている恋人との関係の変化に悩む女性・Yさんの不安をご紹介しま...
なぜか男性にモテない、「面白い女性」。女性からすると「一緒にいて楽しいならいいじゃん!」と思ってしまうのですが、男性目...
好きな人と付き合えたからといって、必ずしも交際が順調に進むとは限りません。価値観や考え方の違いに気づいて違和感を感じた...
彼氏はできても、なぜか毎回長続きしない人がいます。そんな人は何年も仲が良さそうにしているカップルを見るたびに、「どうし...
男性と女性は、脳の作りが違うと言われています。そのせいか、女性にとってはなんの問題もないLINEでも、男性はうんざり…...
オタク界隈では「遠征」というと、遠くまで推しを応援しに行くことを指します。出張ホスト業界にも「遠征」というワードがあり...
愛情が薄れて「別れ」を意識し始めたカップルには、何らかの兆候が表れるもの。彼氏の行動に対して、「あれ? なんだかいつも...
誰だって、恋をするとモチベーションが上がるもの。でも、相手が職場にいるなど身近な存在となれば、良いことだけではありませ...
ついつい引っかかってしまうダメな男……。一般的に、ダメ男の条件として「自分のことしか考えていない」「カラダの関係だけ求...
付き合ったばかりの頃は彼に会うたびにドキドキしていたのに、最近なんだかときめかなくなってしまった……と、悩んでいません...