愛する彼はDVをふるう可能性がある? 見逃せない前兆3つ

内藤みか 作家
更新日:2019-10-24 06:00
投稿日:2019-10-24 06:00

してもらったことにお礼を言わない

 また「空気が読めない」「コミュニケーションが苦手」というのもDVをふるう男性の特徴として述べられることが多いです。口下手で、女性に口ゲンカでは勝てないから、暴力で勝ちに行こうとしてしまうかもしれません。口論だけでなく、全般的に気持ちを言葉で伝えるのが苦手という人のなかに、残念ながら、口より先に手が出るという行為を選ぶ人がいるようです。

 兆候に気づくポイントとして「お礼を言わない」があるようです。人に何かをしてもらった時に、普通、人はお礼を言います。それは、感謝を伝えたいからです。けれど、そうした感情があまり湧かず、何かをしてもらって当たり前というような考えかたの人がいます。

 そうした人は、自分自身が人に対して親切にするということも怠りがち。できるだけ人と関わらずに生きていきたいという心境の人もいるようです。けれどひとりだけでは生きていけないのがこの社会。人との付き合いは不可欠です。感謝はパートナーと付き合い続けるための大切なコミュニケーション。お互いに「ありがとう」と伝え合える関係を目指すことは大切かもしれません。

もしも彼に思い当たるところがあるのなら

 これらのサインは、被害女性の経験談から気づいたパターンを挙げています。もしあなたの交際中の男性がこのチェックポイントにすべて当てはまるような場合は、注意深く彼を観察したほうがいいかもしれません。彼がモノや他人にぶつけていた乱暴さは、やがてあなたに向かってくる可能性がゼロとは言えないからです。

 暴力は次第にエスカレートすると言われています。最初は手首を掴まれ軽くアザができる程度だったものが、だんだんと激しくなり、ケガや、命に関わるような被害に及ぶ可能性があります。また、パートナーに対して暴言を吐く行為も言葉の暴力であり、身体への暴力の前兆である可能性もあります。

 もしパートナーから暴力をふるわれた時は、このくらいならガマンできるなどとひとりで抱え込まないことです。暴力は場合によっては犯罪行為に該当します。電話相談なども利用し、専門家からのアドバイスも得て、できるだけ早めに彼から離れることをお勧めします。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


彼氏の婚活アプリ利用が発覚!34歳女「私との結婚話は何?」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-12-17 06:00 ラブ
「決め手に欠ける」妻候補をキープして婚活アプリに励む男
「冷酷と激情のあいだvol.121〜女性編〜」では、交際中の恋人・ハヤトさん(仮名)を婚活アプリで発見してしまい、憤りを...
並木まき 2022-12-17 06:00 ラブ
恋愛対象外ってこと?「妹みたい」と言う男性のホンネと下心
 好意を抱いている年上の男性から「妹みたい」と言われたら、 まるで「恋愛対象外だよ」と言われたようで、ショックを受ける人...
恋バナ調査隊 2022-12-16 06:00 ラブ
天然記念物級!? 妻をとことん大事にする「愛され夫」の特徴
 離婚率が高い日本。でも、中には世間の女性がこぞって嫉妬するほど妻を大事にし、妻にも大切にされる「愛され夫」が存在するよ...
恋バナ調査隊 2022-12-15 06:00 ラブ
占いジプシーにならないために…上手なオンライン占い活用法
 冬の寒い頃になると目立つのが、オンライン占いや電話占いを利用する人たち。なかには自分が納得する鑑定結果になるまで、何人...
内藤みか 2022-12-15 06:00 ラブ
理想的な結婚相手とは? 後悔しないために見るべきポイント
 飲み会時の話題でもよく出てくる「結婚相手に求めるもの」ですが、皆さんはどんな理想をお持ちでしょうか? ちょっと前だと「...
若林杏樹 2022-12-14 06:00 ラブ
彼の髪&頭皮は大丈夫?特徴4つでわかるハゲる男性の見抜き方
 男性は、女性に比べてハゲる確率が高いですよね。女性としても、彼が将来ハゲるかどうかは気になるところ……。でも実は、4つ...
恋バナ調査隊 2022-12-14 06:00 ラブ
会える推し求む! どこまでOK?話題の「セクホス」大阪ルポ
 女がすなる「推し活」なるものを、私もしてみたい。  世間は、空前の推し活ブーム。特に女性の推し活は、リアルでもS...
久留米あぽろ 2024-02-19 12:31 ラブ
セックスレススルーは危険?仲良し夫婦こそ早めに向き合おう
「5年後に離婚する主婦」というインパクトのある名前をつけてTwitterや各SNSで発信しているまめです。 「コクハク...
豆木メイ 2022-12-13 06:00 ラブ
2回目の浮気が発覚!塗る薬は?賢い対処法と考えるべきこと
「2度と浮気はしない」と誓った彼が、再び浮気をしたらどうするのが正解なのでしょうか? 2回目の浮気が発覚した彼への対処法...
恋バナ調査隊 2022-12-12 06:00 ラブ
男は「人恋しい」時に浮気する!スキンシップ多めの予防テク
 昔から男性の浮気に苦しむ女性は後を経ちませんよね。中には「男は浮気する生き物」と割り切っている人もいるかもしれません。...
恋バナ調査隊 2022-12-11 06:00 ラブ
「彼は運命じゃなかっただけ」涙腺崩壊!失恋時の友達神LINE
 何歳になっても、失恋は心を大きくえぐられるような痛みを伴いますよね。でも、つらい失恋の時期、友達からのちょっとした一言...
2022-12-11 06:00 ラブ
浮気調査の尾行に気づかないふりって…!不倫相手の暴走LINE
 夫が不倫にハマり、悩んでいる妻は多いようです。中には、ただでさえ夫に裏切られて、怒りや悲しみや今後の不安で頭がいっぱい...
恋バナ調査隊 2022-12-10 17:49 ラブ
性生活も“下手くそ”って酷すぎない?恋人のモラハラに悩む女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-12-10 06:00 ラブ
「資産狙いの寄生虫かも…」恋人の打算に幻滅し始めた男性
「冷酷と激情のあいだvol.120〜女性編〜」では、半同棲にある恋人・ツヨシさん(41歳・仮名)がモラハラを始めたことに...
並木まき 2022-12-10 06:00 ラブ
チッ!と舌打ちで「付き合ってあげてる」彼女に幻滅した一言
 あなたが何気なく言った一言で、彼はあなたに幻滅するかもしれません。  男性陣の【彼女に言われて幻滅した一言】をエ...
恋バナ調査隊 2022-12-10 06:00 ラブ