ブサカワな実写版「生理ちゃん」も観るほどに親近感がわく!

内埜さくら 恋愛コラムニスト
更新日:2019-11-09 06:05
投稿日:2019-11-09 06:00
 甘美な欲望に貪欲かつ忠実なオトナ女子に、オススメの作品を紹介する「コクハク」発のエンタメ情報です! さ~て、今回は?(ちょっぴりサザエさん風に読んでみていただけたら是幸い)

ブサカワ生理ちゃんと3人の女性たち

 訪れてくれないと不安になるけれど、来ると絶不調。仕事で本来の実力を発揮することすら難しくなる、月イチの“やっかいなあの子”。それが女性にとっての「生理」ではないでしょうか。

 映画『生理ちゃん』は、女性たちをわずらわせるアレを、全身ピンク色でずんぐり体型のブサカワキャラに擬人化。失礼ですが初見では、「なぜこれほどブサイクな物体として作り上げたのだろうか」という印象を持ったのですが、観れば観るほど親近感がわいてくるから不思議です。

 ふいに現れた生理ちゃんと月に一度、共生する女性は3人。2020年放送のNHK連続テレビ小説『エール』でヒロインに抜擢された、二階堂ふみさんが演じる米田青子。9歳から子役として活躍する実力派女優、伊藤沙莉さんが演じる山本りほ。18歳の新進女優、松風理咲さんが演じる青子の妹、ひかるです。

 青子は、女性ファッション誌の編集部で働くバリキャリ女子。急な仕事が舞い込み、岡田義徳さん演じる彼氏、久保とのデートをキャンセル後に生理ちゃんに振り回されてしまいます。

内埜さくら
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これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。恋愛コメンテーターとして「ZIP!」(日本テレビ系)、「スッキリ」(同)、「バラいろダンディ」(MX-TV)、「5時に夢中!」(同)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。

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