更新日:2019-11-27 06:00
投稿日:2019-11-27 06:00
近年続く猛暑により、「熱中症にならないように」というリスク管理の意識から、夏場は意識的に水分を取ろうとする人が増えたように思えます。
しかし、冬場は「喉が乾いてない」という理由で水分摂取が疎かになりがち。実は、冬も“隠れ脱水”が起こる季節です。そこで今回は、冬の“隠れ脱水”についてお話ししたいと思います。
しかし、冬場は「喉が乾いてない」という理由で水分摂取が疎かになりがち。実は、冬も“隠れ脱水”が起こる季節です。そこで今回は、冬の“隠れ脱水”についてお話ししたいと思います。
冬こそ“隠れ脱水”になってしまう原因3つ
冬も怖い隠れ脱水。「寒いのに、どうして脱水になっちゃうの?」と思う人も多いでしょう。冬ならではの要因も含むのですが、まずは冬の隠れ脱水の特徴とも言える脱水の原因を紹介します。
1. ウイルス性の風邪や下痢が流行
毎年、冬になるとノロウイルスが流行します。ノロウイルスは激しい嘔吐や下痢、発熱をもたらすことで有名ですが、熱による発汗と嘔吐や下痢などで水分が不足することで脱水になってしまうことがあります。また、インフルエンザも時に40度近い高熱が出ますよね。このようにウイルス性による風邪などで水分が奪われてしまうことが、冬の脱水の1つ目の原因です。
2. 気温が下がることによって喉が渇かない
夏場に比べて、冬は気温が下がることで喉の乾きに鈍感になり、水分摂取が疎かになりがちです。しかし、気温に関わらず、排尿や発汗などでたくさんの水分が体外に出てしまい、隠れ脱水になることがあります。
3. 乾燥により水分が奪われる
冬は外気が乾燥します。寒さを凌ぐために、暖房を用いることも多いでしょう。空気が乾燥すると、体内の水分が呼吸などで奪われます。目に見えて汗が出ていくわけではないので、「水分を摂らないといけない」という危機感を持てなくなり、水分摂取のタイミングが遅れてしまって脱水になりやすいのです。
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