自宅派のあなたに…クリスマスディスプレイのオススメを紹介

斑目茂美 開運花師
更新日:2019-11-30 06:00
投稿日:2019-11-30 06:00

クリスマスは「家族でのんびり」が多数に

完璧なクリスマス装飾の中にさぶ店長(写真:斑目茂美)
完璧なクリスマス装飾の中にさぶ店長 (写真:斑目茂美)

 今年のクリスマス、あなたはどう過ごされますか? とあるネットリサーチ会社の統計では、近年ではクリスマスの過ごし方の定番は「家族でのんびり自宅で過ごす」が過半数を占めるようでございます。

 ワタクシが若かりし頃のクリスマスといえば、高級レストランでお食事をして、高級なプレゼントを殿方から頂き、高級ホテルで一夜を恋人と過ごす……という「高級三点盛り」が世の中を横行しておりました。恋人もまだいないというのに、数ヶ月前から高級ホテルやレストランを予約して、結局恋人がみつからずにクリスマス直前にキャンセルをしちゃう……だなんてお店にとっては大変ご迷惑なオカシナ世の中でございました。まぁワタクシには全くご縁がございませんでしたけどね(笑)

 ですが、昨今ではお自宅で家族や恋人とのんびり過ごす方が多いと聞くと、なんだか時代の流れを感じる心持ちでございます。

 ご自宅でのんびり……というあなたに、クリスマスまで4週間かけて気分を徐々に盛り上げていくオススメのクリスマスディスプレイがございます。クリスマスまでの毎日曜日の朝に家族みんなで見る、ちょっとしたアトラクション的要素の入ったクリスマスディスプレイって……さて、はたしてそれは?

 ということで、今週は「クリスマスまでのカウントダウン アドヴェントクランツ」の解説でございます。

クライマックスに向けて気分を盛り上げるキャンドルの灯

さぶ店長自ら頭にライトをつけます(写真:斑目茂美)
さぶ店長自ら頭にライトをつけます (写真:斑目茂美)

「アドヴェントクランツ」とはエヴァーグリーンと呼ばれる「永遠の命」を意味したモミの木やヒイラギで作られたクランツ(リース)に、4本ないし5本のキャンドルを立てたものを言います。

 一般的には器に乗せたクランツ(リース)の真ん中やリース本体にキャンドルがあるというものではございますが、リースではなく普通のアレンジメントにキャンドルを並べるなんて場合もあったりなので、それはお好みで。

とにかくキャンドルが4本というのが必要不可欠でござんす。ここで、アドヴェントってなんのこっちゃ? というあなた。先週の「笑う花には福来たる」をご覧下さいませ。アドヴェントがなんたるかを書かせていただいております。

 アドヴェントの始まった最初の日曜日の朝からキャンドルに毎週1本ずつ灯が点され、日曜日が来るたびに灯すキャンドルの本数が1本ずつ増えていき、クリスマスの直前の日曜日の朝に4本目のキャンドルを灯してクリスマスをお迎えする…といった具合でござんすな。

 ドイツ圈のクリスマスは、ドアハンガータイプのリースよりも、テーブルの上を飾るアドヴェントクランツが主流のようで、毎週日曜日が来るたびに家族みんなで一本ずつ灯すキャンドルがクリスマス本番のクライマックスに向かってカウントダウンしているみたいで、なんだか盛り上がってまいりますわよ。

 厳密にいえばキャンドルのお色も決まってはおりますが、皆さんお好きなお色やアロマキャンドルなどをお使いのご様子…あまり気になさってないようでございます。特出すべきはこのキャンドル(アドヴェントキャンドル)にはそれぞれの深い意味がある……という事でございます。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


40代もやらかす“プチ老害”の落とし穴 全長数十cmの長文LINEで見切れ
 40代にとっては他人事のように感じる「老害」ですが、実は今、40代の人から届く「プチ老害LINE」に困る若者が増えてい...
困り顔がたまらない! オッドアイ“たまたま”君にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今更「アイドル」になろう。そして、安倍なつみとCoCoの追憶
「おら、アイドルになる!」  そう叫んで、女の子走りでステージから捌けた瞬間、自分でブッと吹き出してしまう。アイド...
友史上極ネガ、ごめん連呼、Wi-Fiジャック…LINEの異変はSOSサイン?
 毎日ネガティブなニュースが流れる現代では、メンタルがやられてしまう人が少なくありません。  自分は大丈夫でも身近...
早咲きも遅咲きも
 桜の種類によって咲く時期はそれぞれ違うのだという。  ソメイヨシノは蕾が膨らみかけている白州で八ヶ岳を背に満開の...
ほっこり癒し漫画/第72回「爪切りはイヤイヤ」
【連載第72回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」って最上級の褒め言葉?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
インフルだから修学旅行ずらせる?⇒令和も健在!“あたおか”モンペの恐怖
 モンスターペアレント、略してモンペ。自己中心的、理不尽、過保護、クレーマーとして学校や教師を悩ませる存在ですが、LIN...
私が見た最凶の闇ホステス!後輩いびり、“ブルーカラー”のお客様を蔑む女
 ホステス歴10年。スナックへの愛は今も増しており、これからもスナックの良さを知っていただくべく、何か綴れたらと思ってい...
“取り柄のない”自分の才能の見つけ方 手作りも副業も無理…深く悩まないで
 コロナ禍以降、近場のイベントを楽しむ人が増えました。そのなかで伸びてきているのが、手作りのものを販売する市場的イベント...
お花畑に2匹目の“たまたま”が♡ 今日の恋愛運はいかがかにゃ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
LINEグループを自然な言い訳で退会するテク⇒「一旦」の前置きは使える
 付き合いや流れでメンバーに加わることのあるLINEグループ。  通知がうざかったり、会話の内容が嫌だったりすると...
お財布に優しい「ド根性植物」8選 ほっぽらかしでも毎年咲いてくれて感謝
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の店先に、一体どこから生えているのか分からない「羽衣ジャスミン」が咲いています。勝手に土...
台湾の聖子ちゃん?女神「媽祖」の人気が凄まじい…カオスな宗教お祭り記
 ガヤガヤとうごめく人混みの頭上に降りそそぐ、どう考えてもヤケドしそうな熱々の花火! 街全体が熱狂に包まれ、路上はさなが...
2024-04-24 06:00 ライフスタイル
後妻つらいよ。“子の運動会にパチンコした男”⇒前妻の嫌がらせは茶飯事
 バツイチ男性と再婚した場合、時々運の悪いことに「前妻からの嫌がらせ」を受けてしまう人がいます。女性は、愛や嫉妬が絡むと...
甲斐駒ヶ岳(春)のごほうび
 峠を登り振り返ると一面雲で覆われていた空が割れ甲斐駒ヶ岳が顔を出した。  春を待ちわびて眺める景色もまたごほうび...