目を背けて結婚…20年間で悟ったモラハラ夫の前兆と地獄実例

犬田さちこ シンママライター
更新日:2019-12-30 07:08
投稿日:2019-12-29 06:00

キレる→優しくするモラハラ&DVサイクルに気づけず結婚

 実は、付き合っているときから暴言もあり自己中心的な人だったモラ夫。でも、今ではよく耳にするモラハラ(「モラルハラスメント」の略)という言葉もDV(「ドメスティックバイオレンス」「家庭内暴力」の略)という言葉も、当時はまだあまり使われていませんでした。

 暴言や罵りが日常的にある「精神的DV」(≒モラハラ)を受けていたけれど、「殴る蹴る」などの分かりやすい暴力(身体的DV)は受けていなかったので、自分が「DV被害者」であると気づかないままだったんです。

3度目のヨリ戻しで結婚

 とはいえケンカが絶えず、2回別れました。でも、そのたびに泣かれて「もう絶対怒鳴らない」「心を入れ替えた」とプレゼンされて(モラハラ男はよく泣くし、調子いいこと言うことが多い※私調べ)、実際に態度も優しくなった彼を見て「私のために変わってくれたんだ!」とうっかり嬉しくなってしまったのが運の尽き。

「キレる→優しくする」は典型的なDVのパターンだし、結婚するまでは(相手を自分の支配下に置くまでは)優しくふるまうのも常套手段。

 なのに、ヨリを戻すこと3回目でついに結婚してしまったんです。よくよく思い返せば、「あれ? おかしいな?」と感じることがいくつかあったのにもかかわらず……!

犬田さちこ
記事一覧
シンママライター
モラハラ・DV男と結婚して約10年間、付き合っていた期間も含めると約20年間支配された系シンママライター。DV相談室も行ったしシェルターも行ったし、弁護士さんと二人三脚で離婚調停もしてなかなかの経験値が溜まった状態。でも、今はすこぶる健やかメンタルで1児1犬を養育中。

ラブ 新着一覧


交際費たんまり? 友達いない彼氏が最高の彼氏になる可能性
 友達がいない男性を、あなたは「彼氏にしたい」と思いますか? 躊躇してしまう人は少なくないように思いますが、ちょっと待っ...
恋バナ調査隊 2022-09-11 06:00 ラブ
「他人に抱かれた方がマシ」大学院で豹変した夫に嫌悪する妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-09-10 06:00 ラブ
「連れ子も育ててるのに」感謝しないバツ1妻と離婚したい夫
「冷酷と激情のあいだvol.107〜女性編〜」では、モラハラ夫に変貌してしまったナオキさん(仮名)に対して不満を抱く妻・...
並木まき 2022-09-10 06:00 ラブ
「忙しい」の3文字? 彼からの冷めた“サインLINE”に涙腺崩壊
 カップルになる直前は、終わりが見えないくらいに盛り上がるLINE。しかし、カップルになると安心感を得るため、徐々に好き...
恋バナ調査隊 2022-09-10 06:00 ラブ
真面目夫の浮気バレ~背広のポケットから出てきた意外な証拠
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。夫や彼の浮気を知ってしまった時のダメージは計り知れません。サレ妻さんたちは口...
山崎世美子 2022-09-10 06:00 ラブ
好みは千差万別!“イケメンが苦手”な女性の心理vs男性の本音
 あなたはイケメンをどう思いますか? 「イケメンと付き合いたい」「イケメンに出会いたい」と思う女性が大半でしょう。  ...
恋バナ調査隊 2022-09-09 06:00 ラブ
ダメ男とは違う? 愛すべき“ポンコツ彼氏”の笑撃エピソード
 ポンコツ彼氏は、頼りないのになぜか惹かれてしまう不思議な存在。おっちょこちょいな一面もあるため、女性から「可愛い」や「...
恋バナ調査隊 2022-09-09 06:00 ラブ
長文メール送って自爆するか愛深めるか 女に必要なクセは?
 彼に長文メッセージを送って自爆する女性が大勢います。今までのガマンがたまりにたまって長文メールという形で暴発してしまう...
内藤みか 2022-09-08 06:00 ラブ
なんでやねん!「性格悪いのにモテる女」8つの特徴あるある
 美人でスタイルが良く、性格が良い女性は当然モテますよね。「彼女はモテて当然」と同性から見ても納得です。しかし、「どうし...
恋バナ調査隊 2022-09-08 06:00 ラブ
不器用女子でも「男性がずっと一緒にいたい女性」になる方法
 好きな人に「ずっと一緒にいたいな」と思われたいですよね。せっかく付き合えたのに、数カ月付き合った後には飽きられ、挙句の...
若林杏樹 2022-09-07 06:00 ラブ
性欲お化けか!アラフォー妻たちが夫の嫌いなところを大告白
 情熱的な恋愛を経て結婚したはずの夫。結婚生活が長くなり「気づけば嫌いになっていた」なんて人も多いのではないでしょうか。...
恋バナ調査隊 2022-09-07 06:00 ラブ
料理教室よりバズレシピ!「男ウケ料理」の情報更新してる?
 花嫁修業の定番といえば、まずは料理。料理ができればモテるというのは、長く女子の中で定番の価値観となってきました。ですが...
ミクニシオリ 2022-09-06 06:00 ラブ
既読無視されてた彼氏から返信きたけど!喜ぶ? 疑うべき?
 彼氏に既読無視されると、不安になったりイライラしたりしますよね。その期間が長くなっていくにつれて「このまま終わり……?...
恋バナ調査隊 2022-09-06 06:00 ラブ
カップルの理想の身長差は何cm? 高さ別スキンシップを解説
 カップルの理想の身長差は、人によって違います。でも実際のところ、カップルの身長差は、お互いの心理や付き合う上でのスキン...
恋バナ調査隊 2022-09-05 06:00 ラブ
「不完全燃焼の恋」が忘れられない時、どうしたらいいの?
「気持ちを伝えられなかった」「突然、連絡が取れなくなった」など、不完全燃焼の恋が忘れられず、苦しんでいる人は多いようです...
恋バナ調査隊 2022-09-05 06:00 ラブ
「浮気したくせに私は抱けない?」夜の生活を拒む夫と憤る妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-09-03 06:00 ラブ