更新日:2020-01-29 06:00
投稿日:2020-01-29 06:00
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷の隠れ家イタリアン「ピノサリーチェ」の柳令子さんに、野菜の甘さが引き立つ「ニンジンのサラダ マグロのカラスミ添え」のレシピを教えていただきました。
相性ぴったりの2つの食材
合う酒=ワイン (C)コクハク
一人でワイングラスを傾けるのもよし。大勢でワイワイと南イタリアのマンマの味を楽しむのもよし。いろんな使い方ができるのがピノサリーチェの魅力です。
最初にぜひ頼んでほしいのが「小皿料理 我が家風」。「これこれ、こういうのがワインのお供に合うんだよね!」と膝を叩きたくなるつまみが小皿にちょこっとのっています。3皿、5皿、8皿と、その日の気分で皿数を選ぶことができるのがいいですね。今回の「ニンジンのサラダ マグロのカラスミ添え」も、小皿料理としてよく登場する一品です。
「シチリアの修業先のミシュラン2つ星レストランシェフが、ニンジンとカラスミの組み合わせが好きだったんです。この2つの食材の相性はすごくいいですよ」と柳シェフ。シチリアのレストランで出していたのは、ニンジン、マグロのカラスミ、イワシのタルタルを使ったパスタ。一方、柳シェフは見た目も鮮やかなサラダ仕立てに。
「シチリアでカラスミといえばマグロ。イタリアでは場所によって、同じカラスミでも材料が異なります。ボラのカラスミの方が日本では手に入りやすいですから、そちらで構いません」
土産でもらって使い道に困っていたカラスミの出番! カラスミがニンジンの甘さをぐっと引き立たせてくれます。ただし「ニンジンオンリー」でもおいしいので、自宅にない場合は、臨機応変に。
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