そのバツあり男性は大丈夫? 見極める3つのチェックポイント

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-02-26 15:55
投稿日:2020-02-01 06:00

2. 別れた理由は話半分で受け止める

 男性が話をしてくれたとしても、それがすべて事実とは限りません。惚れた弱みで、同情する部分はあるでしょうが、別れ話のあれこれは割り引いて話を聞くのが肝心です。

 たとえば、「前の彼女は贅沢でさあ。ブランドばかり欲しがって、価値観が合わなかったから、振ったんだ」という男性はいるでしょう。贅沢な女性を嫌がるということは、うがった見方をすると、男性はケチでセコイかもしれません。それでケチなデートばかりしていたとすると、振ったではなく、振られた可能性も考えられます。

「奥さんにお金を持って逃げられた」なんて言われたら、一瞬、気の毒に思うでしょう。これだって、ほかの事実を加味すると、言葉の背景が変わってきます。

 私が相談を受けた女性の話ですが、実は交際相手の男性はケチで、頼まれていくらか貸したところ、なかなか返済されず、数カ月たってようやく返済されたときに、「こんなにおカネにルーズな男はダメだ」と別れたといっていたことがありましたから。

 私の事務所には、男性も相談に来られます。「口うるさい妻と離婚したい」と切望していたのは35歳のサラリーマンでした。5歳下の奥さんとは大学時代からのつき合いで、子供は2人。仲睦まじい恋愛結婚でしたが、「飲みに出かけると、異常なほど怒ってキレる」のが嫌だとか。

 何が異常かというと、終電で帰ると、カギがかけられて閉め出されたのは一度や二度ではなく、飲み歩けないように小遣いも減らされたとか。

「気の強い妻は、ほんとこりごりなんです」

 私はカウンセラーでもあります。話を聞くだけなら、私でなくても置物で充分。よくよく掘り下げると、過去の浮気歴が発覚。その度に妻にバレていたといいます。浮気常習犯なら、女性はだれでも怒ります。別れ話はとにかく裏を読むことが大切です。

山崎世美子
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男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
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