更新日:2020-02-21 06:00
投稿日:2020-02-21 06:00
嘘を吐き続けるよりは離婚を選ぶ潔さ
私の知り合いにはバツ2以上の男性が何人かいますが、皆、いたって真面目で誠実な人たちです。
好きな人が出来れば結婚して、次に恋をすれば離婚し、そしてまた籍を入れる。これは精神的、金銭的な負担を背負い、世間的に失うものも多く、また家族を傷つけ、争う労苦も伴う作業です。
それでも、嘘を吐き続けるよりも、一つ一つの愛にのめり込まざるを得ない人は、その真っ直ぐさで仕事や人付き合いもするので、信頼も社会的地位もある人が多く、何かあっても愛する人を守る状況を持っています。その自負があるからこそ堂々と嘘をつかずに生きていけます。
本当になんだかなと思うのは……ひとりの配偶者と円満家庭を築いていそうな男ほど、なんと陰でコソコソ遊びたがることか。
妻のほうは私のような独身女に「結婚っていいものよ。あなたも早く良い人を見つけてね」と幸せそうに言ってきますが、実は夫は、せっせと鼻の下を伸ばした気持ち悪い顔で私に言い寄っている、という滑稽な地獄絵図は、言い寄られている私が沈黙してあげることによって、幸せの図を保っています。
もちろん私のほうは何かあったときの証拠保全のために、その男からのLINEを友達数人にスクショ付きで送っていますが。
……とはいえ、コソコソと卑劣な嘘をつくようなクズ男でも、好きになるときはなってしまうんですよね。
誰に嘘をつきたくないのか
結局は、自分の心に嘘をつかずに、夢中に恋をし尽くして、傷ついた女ほど、その後、どんな制裁を受けようとも、開き直れる心を培えるのだと思います。
この世でもっとも思い通りにならないのは自分の心。
であれば、誰に嘘をつきたくないのか。
これだけを大切にしていれば、そのときその一瞬、存分に恋に狂ってボロボロになるのも良いと思います。
ラブ 新着一覧
「冷酷と激情のあいだ〜女性編〜 vol.27」では、再婚直後にコロナ禍に突入し、結婚を後悔している女性・Rさんの叫びをご...
不倫は“してはいけない”こと。常識ですね。「誰も幸せになれない恋」と、悪いイメージを持つ方も多いでしょう。ですが、実際...
女性なら誰もが一度は、「運命を感じるような本当の恋がしたい」と思うでしょう。しかし、本当の恋ができる相手に出会うことは...
男性の中には、恋愛経験が少ないピュアな人が存在します。彼らは、ちょっとした社交辞令や女の子らしい可愛い絵文字などを見ただ...
好きな人を目の前にすると、緊張してしまう人って多いですよね。話せなくなったり、挙動不振になったりして、「嫌われるのでは...
タブーとは「触れてはいけない・禁止事項・御法度」という意味で、日常でも良く耳にする言葉です。恋愛のタブーも同様で、「や...
20〜30代になると、「これ以上傷つきたくないから、恋愛したくない」と、恋愛に消極的になる人が増えているようです。過去...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
東大生との恋ーー。それは、女性なら誰もが一度はしてみたい恋かもしれません。実際に婚活市場では、東大出身の男性との結婚を...
過去に辛い恋愛を経験してきた人の中には、「恋はしたいけれど、もうあんな辛い思いはしたくない……」と、後ろ向きな気持ちに...
アプリでマッチングした人との初めてのデートってとても緊張しますよね。メッセージのやりとりはしても、実際会って幻滅された...
気づけばいつもダメな恋愛にハマってしまって、苦しんでいる人は多いようです。「どうして、会う人会う人ダメ男なの?」と、自...
「冷酷と激情のあいだvol.26〜女性編〜」では、仕事を理由に、デートをしてくれない彼女に恋心を募らせる男の苦悩をご紹介...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。2人の関係がスタートしても、最初からお別れすることなんて考えないはずです。い...
傷心中って、ちょっと投げやりだったり自暴自棄になったりしませんか? あるいは「もう恋なんてしない!」「男なんてこりごり...