肩にコンプレックスがあるなら…春のトップス選びのコツ6選

七海 ライター
更新日:2020-02-23 06:00
投稿日:2020-02-23 06:00
 暖かい季節になり、ショーウィンドウのマネキンが着ている色、素材も軽やかなものに変わり……となると、春物の買い物が楽しい季節の到来ですね。
 とはいえ、“肩のシルエット”にコンプレックスがある女性も少なくありません。「肩幅がしっかりめで」「なで肩が目立つから」という女性のコンプレックス別に、似合うトップスの選び方をご紹介します。

なで肩の人が似合うトップスは?

 華奢に見えるというメリットもありますが、肩幅が狭く「服に着られている」感があるなで肩さん。そんな人に似合うトップスをご紹介します。

ハイネックノースリーブ

「なで肩が際立つからノースリーブは鬼門……」と避けている人も多いですが、ネック部分がコンパクトで鎖骨が隠れるノースリーブやハイネックノースリーブは肩のラインがスッキリきれいに見えるため、なで肩さんにも似合うのでおすすめです。ただ、鎖骨や胸元をガッツリ出してしまうとなで肩が際立つので注意。

フレンチスリーブ

 袖部分がふわっとしてシルエットがカバーされるので、なで肩が隠れるすぐれものです。ただし、伸縮性がある素材やサイズが小さいものだとかえってなで肩のシルエットを拾ってしまうので、シフォンなどふわっとしたシルエットがおすすめです。

ボートネック

 なで肩さんは浅めの襟元のものが似合います。鎖骨が程よく隠れるボートネックは動いても型くずれしにくいですし、きちんと感を出せるため、通勤服にもおすすめです。

 逆に鎖骨が大きく見えるスクエアネックやオフショルダーは避けたほうがベター。特に、オフショルダーはデザインによっては肩からずり落ちてしまいがちなので、着るときは気をつけましょう。

肩幅広めさんに似合うトップスは?

「水泳してたことあるでしょ」なんて言われることが多い、肩幅広めさん。 肩幅が広いとがっしりして見えがちですが、工夫次第で肩を小さくほっそり見せることができます。

ドロップショルダー

 肩が落ちているシャツやブラウスは、女性らしい華奢なシルエットに演出してくれます。普通のシャツやブラウスもスキッパーシャツのように着こなすことで、“なんちゃってドロップショルダー”にできます。

 ボタンを開けすぎると「着こなし」から「着崩れ」になりだらしなく見えてしまうので、露出具合は加減しましょう。レース付きインナーを入れて露出をカバーするのもおすすめです。

オフショルダー

 ついつい隠しがちですが、思い切りだすと意外とコンプレックスは目立たなくなる、というのはよくある話。顔の大きさを気にしてサイドの髪で一所懸命隠すとかえって強調されるのと同じで、肩幅を気にして肩を隠す服ばかり着ていると逆に目立ってしまいます。

 すっきりと出すと、肩幅の広さで小顔効果も狙えますし、おすすめです。肩紐があるタイプよりも、肩やデコルテすべてが見えるタイプのオフショルダーがベター。

ドルマンスリーブ

 ドルマンスリーブは肩から二の腕にかけてふんわり、ゆったりとしたシルエットなので、肩幅の広さが目立たなくなります。どこまでが肩なのか、境目が曖昧になるんです。Vネックやボートネックのものを選ぶとより華奢見えします。

終わりに

 骨格もあるので、ダイエットや筋トレだけではなかなか変えづらい”肩のシルエット”。けれど、ファッションを味方につけることで、コンプレックスを和らげることもできます。ぜひ、春物を買うときに参考にしてみてくださいね。

七海
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ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

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