19歳女性のナマ告白「私はこうして不倫に落ちました」 #1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2020-02-29 06:04
投稿日:2020-02-29 06:00
 有名芸能人たちの不倫報道が過熱する中、「実は私も不倫中なんです……」との連絡をくれたのは、19歳の女子大生・M子さんでした。詳しく訊くと、お相手の男性は、なんと「36歳の自動車教習所の教官」だそう。
 今回は、10代女性の不倫ナマ告白に、元CAの官能作家の筆者が迫ります。

自動車教習所の教官に抱いた恋心

 待ち合わせに現れたM子(19)さんは、おっとり系の可愛い子という印象だ。セミロングヘアに包まれた色白の頬は、思わず触れたくなってしまうほど艶めいている。ベージュのワンピースが、女らしいボディをより引きたててもいた。こんな清楚な子が不倫? 信じられない思いのまま、インタビューは始まった。

 ――不倫中の彼とは、どこで知り合ったのですか?」

「私が通っていた自動車教習所です。たまたま教官として同乗したS先生と、現在も不倫中なんです」

 ――詳しく教えて下さい。

「私の通っていた教習所は、同乗した教官の指導が気に入ると『指名』できるシステムがあるんです。座学が終わり、やっと場内で運転できる段階まで進んだとき、数人の教官に指導を頂きましたが、中でも物腰が柔らかく、丁寧に教えてくれるS先生に『次から先生を指名してもいいですか?』と訊いたんです」

 ――当然、OKしてくれた、と。

「はい、喜んでいただけました。最初は指導がとにかく丁寧で穏やか、緊張しいの私と相性がいいと純粋に思ったんです。S先生が隣にいてくれると、苦手だったクランクや車庫入れもスムーズにできる。信頼や尊敬が、いつしか愛情に変わっていったんです」

 M子さんは幸せそうに頬を赤らめたものの、次の瞬間、形のいい唇を噛み締めた。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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