乳液クレンジングが人気♡メリットや正しいやり方のポイント

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-03-02 06:00
投稿日:2020-03-02 06:00
 今、乳液を使ったクレンジング方法があることをご存知ですか? スキンケアアイテムである乳液は保湿力に優れていることから、ニキビや乾燥など肌トラブルを抱える方にとってもおすすめのクレンジング方法! 今回は、そんな乳液クレンジングのやり方をご紹介しましょう!

乳液クレンジングってどんな方法? メリットは?

 まずは「乳液クレンジング」がどんなものなのか、方法やメリットについて見ていきましょう。

乳液クレンジングとは

「乳液クレンジング」とは、乳液を使ってメイク落としを行うクレンジング方法のこと。クレンジング剤として優しくマッサージをすることで、乳液に含まれる油分がお肌に付着したメイクや角質を浮かして、オフすることができるんです。

乳液クレンジングのメリット

 乳液クレンジングは肌の潤いを保ちながらクレンジングができるため、肌負担が少ないことが一番のメリットでしょう。また、クレンジング剤を敢えて購入する必要がなく、乳液1本で保湿とクレンジングの両方が行えることから、コスパが良いことでも注目されています。

4つのSTEPで乳液クレンジング! 正しいやり方

 次は、お肌に優しい乳液クレンジングのやり方をご紹介します。正しく行うことで、ニキビ予防や毛穴の汚れの改善にも繋がりますよ。

乳液クレンジングに必要なもの

 乳液クレンジングを行う前に、必要なものをチェックしましょう。

・乳液
・コットン(綿棒)
・ホットタオル

 この3つのアイテムを揃えれば、乳液クレンジングは簡単に行うことができます。コットンや綿棒は、細かい汚れを取り除きたい時に使用すると良いですよ。

STEP1:クレンジング前にぬるま湯でホコリの除去

 乳液クレンジングを行う前に、まずは、お肌の表面に付いているホコリや汚れをぬるま湯で落としましょう。汚れを取り除くことで、乳液がお肌に浸透しやすくなります。

STEP2:乳液を適量手に取る

 乳液は、顔全体が塗れる量を手に取ります。しっかりクレンジングできる量が必要ではありますが、あまり大量に塗布してしまうとニキビなどの原因にもなるため、適切な量を使用しましょう。

STEP3:優しく円を描きながらマッサージを

 乳液を手に取ったら、円を描くように優しくマッサージを行っていきます。指先でクルクルと優しく滑らせながら顔全体の汚れを落としていき、乳液が肌にしっかり密着するようクレンジングを行いましょう。

STEP4:ホットタオルで毛穴の汚れ除去

 乳液クレンジング後は、ホットタオルを用いるのがおすすめ。ホットタオルによって毛穴が開き、毛穴の奥に溜まった汚れを浮かして落としていくことができます。ちなみに、ホットタオル美容はお顔の血行を促進する効果も得られます。くすんで見えがちなお顔のトーンアップができるほか、スチーム効果により、潤いを肌に与えることができます。

乳液クレンジングを行う時に押さえておきたい4つのポイント

 乳液クレンジングの効果をより実感するため、押さえておきたいポイントについてもチェックしていきましょう。

1. 油分を含んだ乳液を使用する

 クレンジングに使用する乳液を選ぶ時には、油分を含んだ乳液を選びましょう。オイルフリーなどさっぱりタイプの乳液では汚れをしっかり浮かすことができず、メイクオフが不十分になってしまう可能性があります。

2. 日焼け止めは落ちないので注意する

 乳液クレンジングを行う時に注意したいのが、日焼け止めとの相性です。ウォータープルーフタイプなど日焼け止めの種類によっては、乳液クレンジングでは落とし切ることができません。専用のクレンジングで先にオフしてから使用するなど、工夫することが肝心です。

3. 時間をかけてクレンジングを行う

 乳液クレンジングは、汚れを少しずつ浮かして落としていくため、時間をかけてクレンジングを行う必要があります。

 もしも、クレンジングに時間をかけられないという方は、寝ている間に付着したホコリや汚れを取り除くための「乳液洗顔」として、朝に取り入れるのも良いでしょう。肌が十分に保湿されて、メイクノリも良くなります。

4. ポイントメイクは先に落としておく

 リップやアイメイクなどの落ちにくいポイントメイクは、乳液クレンジングだけでは完全に落としきれない可能性があります。そのため、クレンジング前に専用のリムーバーなどを利用してオフしておくと良いでしょう。肌への負担も低減するはずです。

乳液クレンジングに向いている3つの肌質

 乳液クレンジングは、どんな肌質にも合うクレンジング方法ではありません。たとえば、もともと油分の多い脂性肌の方には、保湿のしすぎによって肌トラブルが起こる可能性も。そこで、乳液クレンジングに向いている肌質をご紹介していきます。

1. 肌荒れしやすい敏感肌

 一般的なクレンジング剤にはメイクを落とす「界面活性剤」などの成分が含まれていますが、これがお肌に刺激となって肌トラブルの原因となる可能性があります。その点、乳液クレンジングは刺激が少なく安心。肌荒れが起こりやすい敏感肌の方をはじめ、体調の優れない時、免疫が下がっている時にもおすすめです。

2. カサつきやすい乾燥肌

 保湿成分がたっぷりと配合されている乳液クレンジングは、カサつきやすいお肌の乾燥肌の方とも相性が良いです。特に季節的な乾燥肌の場合は、一般的なクレンジング剤がお肌の乾燥を引き起こすことがあるため、肌トラブルの予防にもなりますね。

3. 乾燥によるニキビができやすい混合肌

 部位によって乾燥肌と脂性肌が混在する混合肌の方も、乳液クレンジングを試してみると良いでしょう。混合肌は乾燥による皮脂の分泌でニキビが増加する傾向にあるので、保湿がしっかりできる乳液クレンジングはニキビ予防にも役立ちます。

お肌に優しい乳液クレンジングで肌改善をしよう!

 毛穴の汚れ除去やニキビ予防にも繋がる乳液クレンジングは、潤いを与えながらメイクや汚れがオフできるため、肌質の改善にもつながります。ただし、お肌のタイプによっては避けるべきケースもあります。自分の肌質と相談しながら、ぜひ乳液クレンジングを試してみてくださいね。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


20代女子が再現する「昭和のリバイバルメイク」の落とし穴。黒のリキッドアイライナーは“鬼門”です
 リバイバルメイクは懐かしさと同時に、どこか新しさを感じさせる魅力がありますよね。しかし40代が昭和メイクをそのまま再現...
ブラの跡が消えないんだけど…! 年齢のせいだと諦める前に知っておきたい原因と対策
 着替えようとした時、背中や肩にブラの跡がしっかりついて消えないことはありませんか? 放っておくとかぶれて赤くなったり、...
40手前で老眼疑惑!?【薬剤師監修】目がかすむ…酷使による「アイフレイル」ってなに?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の「顔色悪い」問題を救う2アイテム! C塗りとW塗りをお試しあれ♡
 新年は、メイクにも変化を取り入れたくなるもの! 大人世代が簡単に、かつ瞬時に垢抜けを狙うなら、ベースメイクにおけるカラ...
眼瞼下垂を治したい! 美容外科界隈で「世紀の大発明」と呼ばれる手術とは?【目元の美容専門医師が解説】
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。今回は『眼瞼下垂につ...
白髪以上に40代のパサパサ髪は老けて見える説…【薬剤師監修】更年期の“老け髪”対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ウン十年生きてもメイクが苦手! おてもやん、人食いおばば…勇気が出る!? メイク失敗あるある6選
 メイクが上手にできなくて、「自信がない」「もうノーメイクでいいや」と諦めていませんか? でも実は、メイク上手に見える女...
前髪がぁぁぁぁ!伸ばしかけのイライラを軽減、40代に似合うアレンジ術
 前髪を伸ばしたい時、伸ばしかけの期間の煩わしさに耐えられず、結局前髪を切ってしまった経験のある人は多いはず。でも、この...
年間1,000以上の化粧品類を試して実感!忖度ナシで美容家が溺愛する部門別「超厳選4アイテム」
 みなさんは今年、どんな美容アイテムとの出合いがありましたか? 仕事柄月に100以上、年間では軽く1,000を超える国内...
初めてのTバック。冬でも履くのがおすすめな6つの理由、汚れとか気にならない?
 女性がTバックを履く時といえば、下着のラインが透けやすい夏場や、彼氏とのデートの時が多いですよね。冬にまでTバックを履...
なぜ人は酒に酔うのか?【薬剤師監修】さらば泥酔! 酒好きのための「上手な飲み方」完全ガイド
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
国民・玉木代表は好みだった? アラフォー女性「ハデなおばさん化」を回避する方法
 一時期世間を騒がせた、国民民主党の玉木雄一郎代表(来年3月3日まで役職停止)の不倫。特にお相手女性のファッションには、...
20代女子から“ママ活メイク”認定されるのは納得できん! 40代の上品な若作りメイクテクは?
 若作りを意識しすぎるアラフォー女性は気を付けて! もしかしたら年下女性から「あのアラフォー女性、もしかしてママ活中!?...
ボサ、ツル、ハミ、ポロリ…。セクシー下着&アンダーヘア処理の赤っ恥失敗談7選
 恋をした女性なら、一度はセクシー下着やアンダーヘアの処理に興味を持った経験があるはず。もちろん、彼氏や夫に喜ばれて大成...
生理期間は短縮できるの?【薬剤師監修】生理を早く終わらせたい、生理周期をズラしたい、生理の不快感ムリ!
 旅行や大切なイベントと生理が重なってしまい、憂鬱な気持ちになった経験を持つ女性は多いでしょう。そんなとき「生理が早く終...
40代以上「お疲れ顔」の原因は? 面倒でも時間がなくても「2つの工程だけ」は省略してはいけない
 40代後半くらいから、きちんとメイクもしているし、スキンケアにも気を配っているのに「疲れてる?」と聞かれてしまう頻度が...