新型コロナの影響はここにも…姑が言い放った仰天発言3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-05-03 07:23
投稿日:2020-03-21 06:00
 新型コロナ対策の影響は、生活のあらゆる面に及んでいるようで、義母からのこれまでとは異なるトンデモ要求に頭を抱えている人も……。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、姑が言い放った自分勝手すぎる要求を3選ご紹介します。

1:「あなたは感染しても軽く済みそう」と発言

「70代の義母は、今回の新型コロナには、かなり恐怖と不安を感じているみたい。高齢者で持病もあるので、警戒するようには言っています。

 だけど、不安なのはわかるんですが、片道、新幹線で1時間以上かかる義母の家に何度も呼ばれ、自分の代わりに買い物に行けだの雑用を済ませてこいだのと命令してくるのには、ウンザリ。

 私も仕事や生活があるのに『姑を助けるのは嫁の務め』と言い放ち『あなたなら、感染しても軽く済みそうじゃない?』と言われたときには、かなりドン引きでした。

 要するに、ウチの義母は嫁を犠牲にしてでも自分は助かりたいってタイプですよね。不愉快なので、今は呼びつけられても行くのをやめました」(42歳女性/パート)

2:在宅勤務中に子作りに励むよう命令

「夫も私も在宅勤務をしていますが、子どもがいないこともあってか、最近は一緒にいる時間が長くてギスギスしています(笑)。

 なるべくお互い干渉しないようにして、イライラしない環境づくりをしていますが、姑から毎日のように電話があり『こんなに長く一緒にいる機会はそうそうないんだから、子作りしなさいよ』としつこく言われていて、イラつきます。

 頻繁に電話をしてきては『昨日はちゃんと子作りしたの?』と単刀直入に言ってきて……。

 孫が見たい気持ちは理解しますが、こんなにデリカシーに欠ける人だとは思ってなかったので、姑への見る目が変わりました。

 毎日、姑からの電話がかかってくるたびに、出るか迷います」(37歳女性/サービス)

3:40代の夫とゲームで遊ぶよう指示

「離れて暮らす姑からはたまに電話があるんですが、新型コロナの件が出てきてからは、外出を控えていて暇なのか電話の回数が増えました。

 それで、これまでは介入してこなかった夫婦間の話にも首を突っ込んでくるようになり、困惑しています。

 つい先日は『うちの息子は、子どもの頃からゲームが好きだから、こういう非常事態にはゲームをやる時間を長く与えてやってほしい。夫婦円満に過ごすために、あなたも息子と一緒にテレビゲームをやってもらいたい』とマジメに言われ、ドン引き。

 40代の息子にゲームの時間を与えろとか、妻なら一緒にゲームをやれって、ちょっと意味がわかりませんでした。

 姑にとっては、夫はいつまでもかわいい男の子のままなのかもしれないけど、私は夫がゲームをやりたいなら夫が勝手にやればいいと思うし、家での過ごし方にまで口を出してきた姑に対し、ウンザリが止まりません!」(43歳女性/マスコミ)

非常事態だからこそ見える本性に困惑…

 今は非常事態とも言える状況下だけに、平時とは異なる言動をする人も増えています。

 嫁姑の間柄においても、これまでなら気を遣えていたことにも余裕がなくなり、言いたい放題で嫁を悩ませる姑が増えても不思議ではありません。

 知りたくなかった姑の本性を知ってしまえば、今後の関係にも影響は必至。新型コロナが収束してからも、遺恨を残すのは間違いないでしょう。 

 人間の度量は、ひょんなことから露呈するものですよね。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


花粉症カップルにおすすめの屋内デート5選 おうちデートのマンネリ打破!
 花粉症の人にとっては、つらい季節になりましたね。花粉の時期の悩みといえば、「外でのデートが楽しめない」こと。とはいえ、...
恋バナ調査隊 2024-03-12 06:00 ラブ
60代で月1回の性交渉は17.7%の実態 我々はいつまで現役でいられる?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。普段からレスのつらさや...
豆木メイ 2024-03-12 06:00 ラブ
結婚に恋愛感情はいらない説を検証 家族愛のほうが大事?
 近年、「結婚に恋愛感情はいらない」といった考え方が広まりつつあります。特に、婚活中の女性からすると、紹介された男性に短...
恋バナ調査隊 2024-03-11 06:00 ラブ
私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし
 はじめまして。今回、「コクハク」で「処女」に関するコラムを書かせていただくことになった、mirae.(みれ)と申します...
mirae.(みれ) 2024-10-08 11:39 ラブ
オンラインゲームは不倫の温床? 主婦が恋愛沼にハマるワケ
 近年、オンラインゲームがきっかけで、恋愛から不倫にハマる主婦が増えています。なぜ自宅でやるはずのオンラインゲームから、...
恋バナ調査隊 2024-03-10 06:00 ラブ
資産家なのに62歳まで独男のワケ 彼女からは別居婚を打診され五里霧中
「冷酷と激情のあいだvol.185〜女性編〜」では、付き合おうという話がないままに曖昧な関係が続いてきた62歳のトシオさ...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ
62歳資産家からの求婚! もう結婚しないポリシーと打算で揺れるバツ1女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-09 06:00 ラブ
【画像あり】大谷翔平の結婚で注目されたメジャーリーガーの美人妻たち
 2月29日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)の電撃結婚発表は世界を驚かせ、興奮冷めやらぬ様子が続いている...
2024-03-08 06:00 ラブ
なんでも納豆がけって…夫が「バカ舌」すぎて料理作りたくない!
 家族のために手間暇かけたり、健康を考えて薄味に仕上げた料理も、夫の舌がバカ舌だと作る気がなくなりますよね(笑)。  ...
恋バナ調査隊 2024-03-08 06:00 ラブ
アラフォーが20歳年下と恋愛できるの? 占い師3人に聞いてみると…
 年下男性と恋愛する年上女性はかなり増えてきましたが、10歳以上の年の差となるとまだまだ少数派。  今回は20代男子に...
内藤みか 2024-03-07 06:00 ラブ
サバ読みした年齢で結婚は可能? いやいや、ちゃんと説明を
 大好きな彼に嫌われるのが怖くて、年齢をサバ読みしたまま付き合っているカップルたち。  でも、望んだはずの結婚の話が出...
恋バナ調査隊 2024-03-07 06:00 ラブ
今度こそダメ男に見切りをつける!事前に見抜くポイントとタイミングは?
 素敵な男性がたくさんいる一方で、女性を不幸にするダメ男もいます。でも、ダメ男の多くは、甘い言葉と巧みな会話術で女性がハ...
恋バナ調査隊 2024-03-06 06:00 ラブ
独身だと同窓会参加は気が重い? 40代の結婚は旧友がおすすめな理由3つ
 かつて苦楽を共にした仲間と再会できる「同窓会」。旧友の今を知れる楽しさもありますが、40代を過ぎても独身の人にとっては...
恋バナ調査隊 2024-03-05 06:00 ラブ
「不倫の第一歩」突然の雨、幼稚園、職場…当事者たちが振り返る瞬間5つ
 いけない恋愛だと分かっていながらも不倫に足を踏み入れてしまう男女。そもそもの出会いやきっかけはなんなのでしょうか? 不...
恋バナ調査隊 2024-03-04 06:00 ラブ
彼の“最初で最後の女”になれる♡ 結婚相手に「童貞クン」を選ぶメリット
 彼氏が童貞だと知ったらあなたはどう思いますか?「女性に慣れていないから不安」「今までの反動で結婚してから浮気しそう」な...
恋バナ調査隊 2024-03-02 06:00 ラブ
「良好だけど円満ではない」冷え切っていても妻を抱く48歳男の虚無感
「冷酷と激情のあいだvol.184〜女性編〜」では、結婚8年目を迎えた夫が「40代の女性は性欲が旺盛」と思い込んでいるこ...
並木まき 2024-03-02 06:00 ラブ